終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ

終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ

『終わりのセラフ』(おわりのセラフ)とは、日本のダークファンタジー漫画。原作・鏡貴也、漫画・山本ヤマト、コンテ構成・降矢大輔の3人によって描かれている。ライトノベル作家である鏡貴也の初の漫画原作の連載作品。集英社の『ジャンプSQ.(ジャンプスクエア)』にて2012年に連載を開始した。ヴォイスコミック「VOMIC」化、TVアニメ化、小説化、ゲーム化など、メディアミックス展開は多岐にわたる。

masaaccelh9のレビュー・評価・感想

終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ
8

恋や本当に大事な友達と、世界。あなたならどちらを取りますか?

主人公はグレンという名前の男の子で、彼が恋をした真昼という女の子が出てきます。グレンは真昼が好きで、真昼もグレンが好き。でも二人はロミオとジュリエットのように決して結ばれない恋でした。二人の実家は日本で大きな確執のある二つの呪術組織で、二人はそれぞれの跡取りなのです!二人は幼いころに出会い、恋に落ち、でも引き裂かれました。もう二度と好きな人と離れないでいられるように、側で守っていられるようにとグレンは必死に呪術の鍛錬をします。会えないまま十年がたち、高校生になった二人でしたが、それでもお互いを好きなまま。再会した二人でしたが、なんと彼女、真昼はそれ以上に強くなっていました。二人でずっとずっと一緒にいられる世界を作ろう、そのためだったら世界だって壊せる。そんな思いでずっとずっと一人だけで努力し続け、そしてついに心を病んだ彼女は世界を滅ぼしかねない禁断の呪いに手を出してしまいます。「大好き。全部捨てて私と一緒に逃げましょう、グレン。」でもそんな彼女の誘いにグレンは応えられないといいます。彼女をすきな気持ちは変わらないのに、なんで?
実はグレンは、強くなる過程で彼女と同じぐらい大切な仲間を見つけてしまったのでした。そこからは恋のためだけに世界を滅ぼそうと暴走する彼女と、世界よりも大事な恋と同じぐらい大事な仲間たちとグレンが、彼女を止めようと物語は動いていきます。滅亡していく世界に、彼女は、そしてグレンは__?こうご期待。