kurokiri3377d2@kurokiri3377d2

kurokiri3377d2
kurokiri3377d2
@kurokiri3377d2
3 Articles
5 Reviews
0 Contributions
0 Likes
kurokiri3377d2

kurokiri3377d2のレビュー・評価・感想

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… / はめふら
7

悪役令嬢フラグを折る計画を立てるが無意識に周りを釘付けにする

わがままな令嬢クラエス公爵家の娘カタリナは、恋している王子ジオルドと散歩中転倒し、頭を打ってしまいました。気を失い目が覚めたとき前世の記憶が戻り、自分が交通事故で亡くなった高校生であったことを知りました。さらに、大好きな乙女ゲームの世界に転生したうえ、ゲームの敵、悪役令嬢になったことに気づきました。ジオルドの婚約者であり主人公を邪魔するゲームのカタリナの結末は、国外追放か最悪の場合死亡でした。
ヒロインと攻略対象の恋を邪魔せず仲よくすることは、生き残るために重要でした。
記憶を基に前世でやったゲームの内容をノートに書き、最終イベントの学園での断罪に向けて動き出す物語です。
ヒロインや攻略対象などの周囲から、悪役令嬢が愛されるところが見所です。
前世の記憶のゲーム内容を基に行動するカタリナは、無意識に言った言葉と少しおバカな行動によって、攻略対象の王子や義弟のゲームをとっさにやり好かれていきました。やるつもりがなく、のちに後悔したおかげで、攻略対象やヒロインと仲よくなりました。ゲーム内の行動ではなく、魔法の練習のための野菜を作ったり、婚約者候補の令嬢を無意識に守ったり、みんなにモテモテだった悪役令嬢が、全く気づいていないところが面白かったです。
少しおバカで活発、とても食いしん坊なカタリナと、そんな彼女が大好き過ぎる周囲の攻防戦も楽しめました。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

アニメしか見てないけど、とにかく良かった!

1話から家族が鬼に食い殺されるという急展開。
唯一生き残った妹の禰豆子(ねずこ)は鬼になってしまう。
混乱する状況の中、鬼を殺すために来た「鬼殺隊」の富岡義勇(とみおかぎゆう)がやってくる。
妹を殺そうとする富岡に非力ながらも歯向かうが、倒せずに力尽きてしまう。
鬼になり理性を失ったはずの妹、禰豆子は富岡から離れて炭次郎を守ろうと富岡を威嚇する。
その姿に富岡は何かを感じ、禰豆子を殺すことをやめて自分の師匠である鱗滝(うろこだき)を訪ねるよう提案する。
鬼殺隊に入り、なんとか妹を人間に戻す方法を探しだし、必ず成し遂げると固く誓う兄の炭次郎。
修行だけで2年の月日が流れ、最終課題は今までの教え子が誰も切れなかった大岩を刃を使わずに技だけで切ること。
師匠である鱗滝は試験に合格してから、実は今までの教え子が最終試験で命を落とし帰ってこなかったことが心配でわざと厳しい修行を炭次郎にさせていたことを語るのだった。
鬼殺隊の入隊試験にも無事合格し、活動する。
普通なら敵である鬼に対して並々ならぬ殺意が湧くはずが、炭次郎は違う。
敵にすら同情してしまうほど優しすぎる。
技の迫力はどれもとても魅力的。
鬼が殺されると毎回、人間だったころの回想が入るけど、その事情も泣ける。

大統領の執事の涙
9

自分の知らない世界を見ることが出来る作品

まず最初のシーンに衝撃を受けました。アメリカの黒人差別について、多少知ってはいましたが、実際にどんなことが日常的に行われていたのかを垣間見、しばらくショックでした。白人は黒人を人と思っていない、まるで犬のように気に入らなければ殺してしまえるなんて…どうしてこんなひどい人種差別が行われたのか、未だにどうしても理解できないところはありますが、歴史に刻まれた醜い事実を知るのは大事だと感じました。興味深いのは、そうした差別にあう人々の中でも考え方や感じ方、表現の違いがあり、それが道を切り開いて大きく広がり、結局一つの目的に到達する、ということを一つの家族を通して見れるところです。それがこの映画の深いところだと思います。執事になったバトラーは家族を持ち子供が生まれますが、息子の考え方を受け入れられず、価値観の違いが親子に長く確執をもたらしてしまい、同じ悲しみを背負っているのに分かり合えない感じはすごく切なくもどかしく感じました。とにかくとても考えさせられます。穏やかで芯の強い主人公の考え方、ふるまい方は人としてとても尊敬できます。それでも堅苦しい映画ではなく見ていて展開が早くあっという間の二時間です。もっとこんな作品があったらいいなと思います。

ハッピー フィート / Happy Feet
7

ダンスも音楽じゃん。

ペンギンの話です。ペンギンって、結構人気な鳥ですし、動きもキュートで好きです。
歌で相手を見つけるという習性、伝統のあるペンギンたちの話でしたが、歌が求愛の世界だなんて、音痴はどうしたらいいのでしょう。
歌はダメだけど、タップダンスが得意なペンギンが主役の話です。
なんで、うちの子は違うのかと両親が悩んだり、俺があの時、みたいなのは普通にあることなので、とても共感できたし、両親にもそんなこと言われちゃうと悲しいよねと切なくなりました。
タップダンスも音楽の部類だと思うし、歌、歌ってのはひどいと思います。
やっぱりリズム隊ってのも、音楽には必要です。
そのことに気がついて2匹で歌い踊るのがよかったし、ペンギンらのダンスも壮大でした。
学校で最後にみんなで歌う、卒業課題みたいな感じなのかな?、サムバディ・トゥー・ラブがとてもよかったです。
ストーリーもしっかりしているし、途中、人間の世界に行ったりして、おもしろいなと思ったし、なかなかよかったです。
日本語吹替版の手越祐也さんも、とてもよかったと思います。
手越さんは、バラエティとかだと、ナルシスト的な役回りだけど、おどおどした感じもかわいくてよかったし、違和感がありませんでした。
また、声優にもチャレンジしてほしいです。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- / るろ剣 / Samurai X / Rurouni Kenshin
7

【映画】るろうに剣心(ネタバレなし)

元号が明治となってから10年。
かつて「人斬り抜刀斎」と呼ばれた暗殺者の男は「不殺(ころさず)の誓い」を立て、緋村剣心と名を変えて日本各地を旅しながらか弱き人々を剣の力で守り助ける流浪人(るろうに)として穏やかな日々を送っていた。
そんな中、東京で“神谷活心流 人斬り抜刀斎”を騙り、無差別に人斬りを繰り返す殺人鬼が出現する。
亡き父の道場を継いだ女剣士・神谷薫は、その殺人鬼に1人で立ち向かおうとしたところを剣心に救われる。
やがて剣心は薫のもとに身を寄せ、邪悪な実業家の陰謀に巻き込まれていく…

本作は、和月伸宏の大ヒットコミック「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」を実写化した作品。
緋村剣心役の佐藤健、神谷薫役の武井咲ほか、豪華なキャストが演じている。
漫画作品の実写化といえば、あまり良い印象を持たない方も多いと思うが、本作はそんな原作ファンの心配をはねのけた。
ストーリーは大枠は原作に忠実なものの、細かい点では原作漫画と違うところもあり、原作ファンは映画の本編を追いつつ漫画との違いを楽しむこともできる。
また、目を見張る迫力とスピード感あふれる激しい殺陣(たて)アクションも見どころの一つ。
原作ファンも映画だけ観てみたひとも楽しめる作品となっている。