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ki_00114のレビュー・評価・感想

サマーウォーズ / Summer Wars
6

夏休みっぽい話。

夏休みに憧れの先輩の田舎に行って、そこでとある騒動に巻き込まれるという話です。最初、ポスターだけを見ていた時は、まさかあんなデジタルな話とはわかりませんでした。私はあんまり仮想現実とかそういう面に疎いので、よくわからないところもありましたが、おもしろかったです。いろいろコンピューターで管理されているのは楽ですけど、そこが乗っ取られたら終わりですよね。何気なくしたことが世界を滅ぼしたかもなんてすごく怖いし、でも本当にありえそうなことだからやばいなと思いました。仮想現実での戦いを長野の田舎でするというのもギャップがあって面白い設定です。また、夏希さんがすごくかわいかったです。これは、男の人が好きになるタイプの女性だなと思いました。やっぱり、なんだかんだ言って、ヒロインに監督の好みって出ますよね。女の私からすると、あざといと思わなくもないですが、まあみんなが好きなのは理解できます。最後の花札のシーンは楽しそうだし、家族がたくさんいるのもいいなと思わせてくれました。デジタル社会の話でしたが、ちゃんと昔の夏休みっぽい要素もあって、この映画を見ると、子どもの頃の夏休みを思い出します。その青春映画っぽいところが受けている理由かなと思いました。

サンシャイン・クリーニング / Sunshine Cleaning
8

ダメダメ家族

昔はカースト上位だったのに、今はさえない清掃作業員のシングルマザーが、特殊清掃の会社を立ち上げたっていう話です。
妹もふらふらしているし、お父さんも変な仕事に手を出すし、子どもも学校行かないし、自分も不倫と、うまくいっていない要素満載ですが、なんとかがんばってて、好感が持てます。
まあ、特殊清掃のこと、何もわからず始めてて、いやあ馬鹿だろとも思いますが、その後、いい店長さんにめぐりあって、すごい勉強しているからいいと思います。
この店長さん、人当たりが柔らかいし、シングルマザーが子どもを連れてきたとき、いやいやながら面倒をみてくれるし、いい人です。
この人と安易にひっつかなかったところもこの映画のいいところかなと思いました。
妹の方は、仕事はしたくないって感じのダメダメ女です。あまりよく考えもせず、亡くなった人の娘に会いに行くし、めちゃくちゃだなと思います。
自分も母と死に別れだからってのもわかりますが、そのせいで、娘さんといざこざがあるし、よくないです。
私にも妹がいますが、どんなに迷惑をかけられたって、すぐにはきれないし、いないと寂しいし、厄介だなと思います。
最後には自分で、自分を顧みてくれてよかったです。
あの家族が、これから前向きに生きられそうで、いいラストでした。

王様ランキング
10

名作!

最近、テレビで鑑賞しているアニメの王様ランキングがとても面白いです。毎週子供たちとかかざす観ていて子供達も大好きです。何回も泣かされています。
まるで絵本のような絵柄でとても深いストーリー構成にびっくりさせられます。ひとりひとりのキャラクターにちゃんと焦点を当ててキャラクターの深堀をしていっているので味方サイドにも敵サイドにも感情移入をしてしまい毎回、涙が止まりません。
特にカゲというキャラクターの生い立ちの回は母親との別れやどうやって生きてきたのかが、丁寧に描かれていて本当に号泣してしまいました。母親の王妃様にもとても子供思いだと分かるエピソードやシーンも多くとても感情移入してしまいました。脇役のエピソードが本当に色々丁寧に描かれているので主人公がいっさい出てこない回もありますが毎回とても楽しんで観れます。先の展開が気になり過ぎて漫画本を買おうか悩んでいるのですが、このままアニメで追いたい気持ちもあり葛藤しております。自分のなかでは間違いなく、アニメのナンバーワンは王様ランキングだと思っています。最後までストーリーを観させて頂きたいです。

King Gnu / キングヌー
10

レッドブルがはじめてパートナーシップを結んだ日本人アーティスト

2013年に常田大希(つねた だいき)を中心にSrv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)というバンドを結成後、メンバーチェンジを経て今の4人体制となり2017年にバンド名をKing Gnu(キング・ヌー)に改名した経緯があるバンドです。
リーダーである常田大希(ボーカル・ギター・チェロ・ピアノ・作詞担当)と、ボーカルとキーボードをつとめる井口理(いぐち さとる)は同じ長野県伊那市出身で共に東京藝術大学を卒業しているという、ミュージシャンとしては異色の経歴の持ち主。
またドラムの勢喜遊(せき ゆう)はプロミュージシャンを両親に持ち、上京して三味線デュオのいる輝&輝バンドの初期メンバーだった事もあるそう。
ベースの新井和輝(あらい かずき)は国立音楽大学出身で、山野ビッグバンドジャズコンテストで最優秀賞を受賞している実力派。
そんな様々な音楽の方向性を持った4人が集まり、2017年にKing Gnuを結成し2年後の2019年にアリオラジャパンからメジャーデビューを果たします。
デビューしてすぐ2019年に日本テレビ系の土曜ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌として書き下ろしたメジャーデビューシングルの「白日」が大ヒット。
続いて2枚目のシングル「飛行機」、3枚目のシングル「傘」、そして2020年には3枚目のシングル「三文小説/千両役者」が発売されこちらは柴崎コウ主演のドラマ「35歳の少女」の主題歌です。
曲調としては井口のボーカルの音域の広さを生かしたバラード風にも聞こえますが、色々な音楽をあわせそこから新しい音楽を作り上げている為、「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」というニュージャンルを作り出しました。
またコロナ禍で全公演中止となる中、2020年9月にレッドブルとパートナーシップ契約を結び共同のプロジェクト「Go Louder」が開始されてます。
これからも日本だけじゃなく世界に向けて活躍できるアーティストになるであろうKing Gnuの活躍に期待です。