夏休みっぽい話。
夏休みに憧れの先輩の田舎に行って、そこでとある騒動に巻き込まれるという話です。最初、ポスターだけを見ていた時は、まさかあんなデジタルな話とはわかりませんでした。私はあんまり仮想現実とかそういう面に疎いので、よくわからないところもありましたが、おもしろかったです。いろいろコンピューターで管理されているのは楽ですけど、そこが乗っ取られたら終わりですよね。何気なくしたことが世界を滅ぼしたかもなんてすごく怖いし、でも本当にありえそうなことだからやばいなと思いました。仮想現実での戦いを長野の田舎でするというのもギャップがあって面白い設定です。また、夏希さんがすごくかわいかったです。これは、男の人が好きになるタイプの女性だなと思いました。やっぱり、なんだかんだ言って、ヒロインに監督の好みって出ますよね。女の私からすると、あざといと思わなくもないですが、まあみんなが好きなのは理解できます。最後の花札のシーンは楽しそうだし、家族がたくさんいるのもいいなと思わせてくれました。デジタル社会の話でしたが、ちゃんと昔の夏休みっぽい要素もあって、この映画を見ると、子どもの頃の夏休みを思い出します。その青春映画っぽいところが受けている理由かなと思いました。