レッドブルがはじめてパートナーシップを結んだ日本人アーティスト
2013年に常田大希(つねた だいき)を中心にSrv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)というバンドを結成後、メンバーチェンジを経て今の4人体制となり2017年にバンド名をKing Gnu(キング・ヌー)に改名した経緯があるバンドです。
リーダーである常田大希(ボーカル・ギター・チェロ・ピアノ・作詞担当)と、ボーカルとキーボードをつとめる井口理(いぐち さとる)は同じ長野県伊那市出身で共に東京藝術大学を卒業しているという、ミュージシャンとしては異色の経歴の持ち主。
またドラムの勢喜遊(せき ゆう)はプロミュージシャンを両親に持ち、上京して三味線デュオのいる輝&輝バンドの初期メンバーだった事もあるそう。
ベースの新井和輝(あらい かずき)は国立音楽大学出身で、山野ビッグバンドジャズコンテストで最優秀賞を受賞している実力派。
そんな様々な音楽の方向性を持った4人が集まり、2017年にKing Gnuを結成し2年後の2019年にアリオラジャパンからメジャーデビューを果たします。
デビューしてすぐ2019年に日本テレビ系の土曜ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌として書き下ろしたメジャーデビューシングルの「白日」が大ヒット。
続いて2枚目のシングル「飛行機」、3枚目のシングル「傘」、そして2020年には3枚目のシングル「三文小説/千両役者」が発売されこちらは柴崎コウ主演のドラマ「35歳の少女」の主題歌です。
曲調としては井口のボーカルの音域の広さを生かしたバラード風にも聞こえますが、色々な音楽をあわせそこから新しい音楽を作り上げている為、「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」というニュージャンルを作り出しました。
またコロナ禍で全公演中止となる中、2020年9月にレッドブルとパートナーシップ契約を結び共同のプロジェクト「Go Louder」が開始されてます。
これからも日本だけじゃなく世界に向けて活躍できるアーティストになるであろうKing Gnuの活躍に期待です。