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hiroyuki11112のレビュー・評価・感想

ストリートファイター6 / スト6 / Street Fighter 6
9

簡単で奥深い!新時代の『ストリートファイター』到来

格闘ゲームというとコマンド操作や対戦相手との駆け引きが醍醐味ですが、これは同時に初心者にとって高いハードルとなっていました。
『ストリートファイター』シリーズを始め、多数の格闘ゲームがeスポーツシーンを盛り上げる中、常に課題として掲げられてきたのは新規プレイヤーの獲得でした。
新規に始めるプレイヤーがいなければ如何なるジャンルといえど衰退は必須。そんな中にあって登場した『ストリートファイター6』(以下『スト6』)は、多数の既存の格闘ゲームが抱えていた問題点にメスを入れた画期的な作品と言えます。

理由の最たるものとして、『スト6』にて登場した新たなる操作スタイル「モダン」の存在です。
ワンボタンで必殺技が放てる様になっており、特定のボタンを押すだけで連続攻撃を繰り出せるような仕様となっているこのモダンスタイルは、これまで格闘ゲームに触れることがなかった人々にもすぐに高いレベルで格闘ゲームの面白さが伝わる様になりました。
勿論これまでの格闘ゲームにも類似する操作法やシステムは存在しましたが、いずれも実戦では通用し辛く、初心者救済の決定打とはなりませんでした。
しかしこのモダン操作は初心者だけではなく、上級者も実戦に取り入れる事が出来る仕様が随所に施されており、文字通り実戦派の操作スタイルとなっています。

これまで格闘ゲームに興味を持ちながらも「壁」を感じていた方には、是非『スト6』にてその壁をブチ壊してもらいたいと思います。

ゴッドファーザー / The Godfather
10

家族と権力そして裏切り

『ゴッドファーザー』パート1は、映画史上最も影響力のある作品の1つとして広く知られています。この映画はマリオ・プーゾの同名の小説が基で、1972年にフランシス・フォード・コッポラによって監督されました。1940年代から1950年代のニューヨークを舞台に、イタリア系アメリカ人のコルレオーネ家の犯罪組織の興亡を描いています。

この映画の核となるのは、家族と権力、そして裏切りです。マーロン・ブランドが演じるヴィトー・コルレオーネは、家族を守るためならどんな手段も辞さない、冷酷だがカリスマ的なマフィアのボスです。彼の存在感と深みのある演技は、映画史に残るものであり、彼の「友達に近づき、敵にはもっと近づけ」という名言は、今でも広く引用されています。

アル・パチーノが演じる息子のマイケル・コルレオーネのキャラクターの進化も見事。最初は家族のビジネスから距離を置いていたマイケルが、徐々に冷酷な犯罪者へと変貌していく過程は、非常に印象的です。彼の内面の葛藤と、力と責任の重圧による変化は、観客の心に深い爪痕を残すのです。

ゴードン・ウィリスによる撮影は、その暗いトーンと独特のスタイルで、この映画の緊張感と重厚な雰囲気を高め、ニノ・ロータの壮大で哀愁を帯びたスコアは、映画の感情的な深みを増しています。

『ゴッドファーザー』は、単なる犯罪映画以上のものです。権力、忠誠、そして家族の価値に関する深い洞察を提供し、コッポラの巧みな演出と優れたキャストの演技によって、映画史上最も記憶に残る作品の1となったのです。この映画は多くの映画制作者に影響を与え、多くの人々に愛され続けている、真のクラシック作品です。

須田景凪 / バルーン(ボカロP) / Keina Suda
10

須田景凪(バルーン)さんについてのレビューです。

須田景凪(バルーン)さんについてのレビューを書かせて頂きます。須田景凪さんはアーティスト兼ボカロPとして活動されている方。主に自身で作詞した曲を歌うシンガーソングライターとして活躍されていますが、元々はボカロ曲なども出されています。中でも、シャルルという曲は有名です。
ボーカロイドプロデューサー、ボカロPとしてはバルーンという名前で活動していて、ボーカロイドは主にv flowerというボーカロイドを使った曲が多めです。どの曲もお洒落で歌詞の表現も素敵でとても惹き込まれます。歌もとても素敵ですが、MVにはアボカドさんというイラストレーターさんによるイラストがとてもお洒落で、綺麗なイラストで描かれた映像がバルーンさんの作る曲の魅力の一つと言えます。またボーカロイドの調整も綺麗ですし、ボカロが好きな方やv flowerが好きな人にはぜひ注目して聴いて欲しいなと思います。バルーンさんの有名なボカロ曲は、シャルルの他に雨とペトラ、花瓶に触れたなどがあります。本当にどれも素敵な曲ばかりです。
また、ご自身でも作詞したボーカロイド曲を歌われていて、そちらも歌声が素敵で何度聞いても惹き込まれます。

ROOKIES / ルーキーズ
10

誰もが感動する青春ドラマ

この作品は、青春真っ盛りの高校球児とある1人の教師(川藤)から生まれる青春感動作品です。
最初は、高校球児らの心を掴めずにいる川藤ですが、だんだんと高校球児らの心を掴み全員で甲子園を目指していき、最終的にはその夢を成し遂げます。涙無しでは見られず、すごく感動します。
また、高校球児らは高校一年生の時に問題を起こし野球部が停部になり高校生活もまともに過ごしてない、言わば不良の状態で川藤と出会い、川藤がまた野球部を始動させようとたくさんの困難と戦いながら前に進んでいきます。最初は反抗しかしてない高校球児らですが、やはり野球が好きということもありだんだん、喧嘩をやめて野球に打ち込むようになり、川藤の教えでもある「人の夢をバカにしない」を頭に自分らの夢を明確化し努力をし始めます。問題を起こしただけ、周りからの目はとても厳しく、甲子園の抽選会では「俺らの甲子園を汚さないでくれ」と暴言も吐かれます。しかし、この球児たちは野球で成果を見せ、それらの言葉に反抗するかのようにどんどん勝ち進んでいくのです。

笑いあり涙ありの波乱万丈な高校球児と1人の教師、川藤の青春作品は、見て損はないそんな作品です。ぜひ、読んでこの感動を共有したいです。

魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜
10

魔王学院の不適合者

この作品は勇者と魔王が戦い魔王と勇者がお互い転生し、また再会したら友達でと言う場面から始まります。そして時が経ち2000年後の事、ある人間の夫婦に赤ちゃんが誕生します。それがなんと魔王だったのです。あっという間に成長した主人公は魔王が通う学院に入学します。見送る母親と父親に微笑みながら学院に入ります。とある白銀の髪のヒロインの手紙を拾いそれを手渡すと学院の皇族からケンカを売られますがそれを言葉一つで圧倒します。
そして魔王適正試験を受け合格しますが、それからも皇族と混血の差別があります。主人公は混血となり学院の皇族から罵詈雑言を浴びせられますが、主人公は何食わぬ顔で学院の勉強に励むのでした。
そんな時、気の強いヒロインに勝負を挑まれます。主人公は良いだろうと戦いに発展しますが、主人公は城を片手で持ち上げたかと思えば放り投げ、指で城を回しぶん投げるという尋常では考えられない力を見せつけます。ヒロインも負けじと大魔法で応戦しますが、主人公も魔法を発動させるとヒロインの魔法が弾け飛び主人公の放った魔法が直撃しました。殺しなさいと叫ぶヒロインに主人公は断りを入れて俺の配下になれと言います。ヒロインはそれを承諾しました。
そしてこれからの展開がワクワクするストーリーになってます。興味を持ってくれたら嬉しいです

ES -Eternal Sabbath- / エス エターナル サバス
8

人造人間に立ち向かうSF、サイコサスペンス。

この作品以前は、恋愛モノの少女コミックを描いてきた作者の惣領冬実が、青年マンガでサイコサスペンスに挑戦した意欲作。

このマンガの題材となっているのは、遺伝子操作で誕生させられた人造人間。
彼らは普通の人間の意識の中に入り込んだり、自由に操作することができます。
そんな彼らにとって、世間の人々に紛れこんで、何食わぬ顔をして暮らすのはお手の物。
しかし、ごく稀に意識にコンタクトすることができず、操作できない人間も存在するのでしたーー。

医科大学で脳科学を研究している研究員、九條未祢もその一人。
人造人間が操作できないタイプの女性でした。
医大の学生に紛れこみ、秋葉亮介と名のる人物に、未袮は違和感を抱き追及。
彼がシュロと名づけられた人造人間だと発覚します。

シュロが人間との共存を望むのに対して、彼のクローンとして作られたイザクは人間を脅かす存在として登場します。
ストーリーの中では立ち向かうべき敵として描かれ、イザクとの対決が展開の軸に。
その戦いの裏側では、人間というものの、心理的、哲学的な側面が描写されていて、考えさせられる場面も多いのが特徴です。

心の中のイメージの世界を描いたシーンは精巧で美しく、SFのような世界観が楽しめる作品となっています。

宇宙戦争 / War of the Worlds
9

私にとってはトラウマ級の映画です。

この映画は私にとって、実はトラウマ級な映画でした。
というのも、若い頃に初めて見た時に凄く衝撃を受け、何日も夢に出てきて恐くて眠れなくなってしまったということが起きました。
今は見ても夢に出てくるようなことはないのですが、初めてこの映画を観た時は本当に衝撃的すぎて、これはあまり若い人は観ない方がいいような気がしました。
当時は全く知りませんでしたが、この映画は古典SF小説を映画化したものなんだそうです。恐怖感、パニック感が半端なくて、スリルを求めてる人にとってはいいのではないでしょうか。それから、UFOや宇宙人を信じてる人が観るとかなりの恐怖感、または楽しめる映画だとも思います。
私自身が、広い宇宙の中に地球があるんだから、地球のような星が他にあってもおかしくない。と、思ってる人なので。ですが、この映画のように地球人が襲われるような状態だと逃げようがないので、いくら逃げ延びたとしても結局は限界がきて終わったと思うかも知れないですね。
ちょっとグロテスクなシーンも出てくるので、今でもそのシーンが鮮明に頭の中に焼き付いていて、初めて観た時よりはマシではありますが、この映画を観てしまうとしばらくは引きずってしまって、やっぱり私にとってはトラウマ級の映画です。