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dreamcatchのレビュー・評価・感想

ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド / ジョジョの奇妙な冒険 第1部 / Phantom Blood
7

『ジョジョの奇妙な冒険』の血脈の始まり

『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズは、かなり世の中で知られている作品の1つではないだろうか。漫画が原作であり、もちろんアニメ化もされている作品である。漫画は1986年に『週刊少年ジャンプ』で連載スタート。アニメは2014年10月より放送開始となった。
その1番始めの作品、『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』であるが、シリーズの始まりにして原点といった、この作品の全体のテーマとされている「人間讃歌」というものが非常に強くでている章ではないだろうか。
まず、この章は冒頭「2人の少年の石仮面を巡る数奇な冒険譚である」と始まり、相対する2人の主人公を予感させるのである。
少年たちが出会うのは19世紀末のイギリスが舞台。ここで、幼い頃母親をなくし、貴族の父の元で本物の紳士を目指して真っ直ぐ生きる少年ジョナサン・ジョースター(ジョジョ)と、金に汚く人間性にも欠く父親に育てられた、野心に満ちた少年ディオ・ブランドーは運命に導かれるように出会うのである。
12歳でジョジョの家に引き取られたディオが敵意を剥き出しにして、ジョジョを孤立させて、最終的には石仮面の力で吸血鬼となり、人類の敵のなっていくのである。しかしジョジョはその真の紳士でありたいという強い信念で、その孤立を打ち破り、力を身に着け運命の敵ディオに立ち向かっていく、熱い熱いドラマが展開される作品になっているのである。

バイオハザード ヴィレッジ / Biohazard Village / Resident Evil Village
9

バイオハザード最新作!バイオ8は感動できるホラー?

2021年5月に発売された『バイオハザード8』。
バイオハザード7の続編にして最新作に相応しいクオリティを誇るサバイバルゲームです。
バイオハザード7が好評であったため、かなりハードルが高くなっていましたが、期待を裏切らないサバイバルホラーゲームに仕上がっていました。
バイオハザード8は発売時には話題になっていたために、「まだ未プレイだけどプレイしてみたい」「バイオ7をプレイしていないけどできるの?」と悩んでいる方もいるかと思います。
今回はバイオ7の内容も含めて、バイオ8の魅力についてネタバレを含みながら紹介していこうかと思います。

※この先からネタバレを含みます。

・バイオ7との繋がりは?
バイオ8の主人公はバイオ7に続いて「イーサン・ウィンターズ」になります。
バイオ7においてイーサンはカビに属する敵から、妻の「ミア」を救い出しました。
バイオ8では連れ去られた「ミア」と赤ん坊の娘「ローズ」を助けるストーリーになります。
また主要な人物としてバイオ7の最後に少しだけ「クリス・レッドフィールド」が登場します。
しかしバイオ8でクリスはかなり中心的な役割を担います。
ストーリー、キャラクター共にバイオ7の続編のゲームとなっています。

・バイオ8の魅力は?
バイオ8の魅力はまず怖すぎない、ちょうどいいホラーに出来上がっているところです。
ストーリー全体を通しての怖さは普通のホラーゲームより怖くない程度ですが、チャプターの1つにバイオ史上最高の怖さを誇るステージがあります。
このステージをプレイするためだけにバイオ8を買う価値はあるかと思います。
またホラー以外にもバイオ7に続いて、主人公であるイーサンの父親としての生き様に感動することができます。
自らを犠牲に娘のローズを助け、エンディングにはバイオシリーズにしては珍しい泣ける最後が待っています。
ストーリーを重視したホラーゲームをプレイしたい方は、バイオ7と8をプレイしてみることをオススメします。

DAYS / デイズ
10

青春が全部詰まっています。

初めてこの作品を読ませていただいたときは、まさかここまでハマるとは思っていませんでした。サッカー未経験の主人公がだんだんうまくなって、最後に笑って終わるような、単純な展開だろうと思っていたからです。大筋この展開から逸れてはいませんが、主人公以外の人物へのスポットの当て方、試合展開の面白さは、個人的にサッカー漫画の中では群を抜いていると思います。サッカー未経験者の主人公が、名門校でいきなり試合に出場し始めるというのは少しリアリティには欠けますが、それ以外の点、入学直後の先輩たちの圧、練習風景、寮や学校での生活風景、学年ごとの絆、サッカー部全員の絆というのは、私自身高校野球を経験していたので共感の嵐でした。この作品を見てから、忘れていたような記憶もどんどん思い出すことができ、辛かったことも財産になっているし、あの時は理解できなかった先生方の言葉も理解できるようになりました。部活動がつらい記憶だけで終わってしまった方、部活動をやっていたあの頃の青春に戻りたい方、高校の部活ってどんなものなの?と思っている方全員必見の作品です。夢中になってボールを追いかけていたこと、隣の席の子いつも寝ているなと思ったこと、当たり前だった日常が当たり前じゃなかったこと。見終わった後は、携帯片手に苦楽を共にした仲間に連絡をしているでしょう。そしてこの作品のことも紹介しているはずです。ぜひご覧ください。

不浄を拭うひと
9

あんがい身近な特殊なお仕事

人の死は、普段あまり気にしませんが、毎日たくさんの人が死んでいます。死にまつわるお仕事と言えば、葬儀屋さんや、仏壇・仏具屋さんや、墓石屋さんくらいかと思っていましたが、特殊清掃員というお仕事があったんですね。部屋でひとりで死んでしまったら、後片付けをしてくれる人は、必須です。孤独死は、思っているよりも多く、日本がかかえる問題のひとつです。死に方も状況も様々で、きれいになくなる方ばかりではないですから、それは大変な職業です。主人公の正人さんが、霊感体質だったことには、笑ってしまいました。絶対就いてはいけない職業じゃないですか。作品の中では、作業の様子もわかりやすく描かれています。人がひとりで死ぬときの状況は、なかなか想像がつきませんが、この作品を読めば、いろいろな例があげられており、人の最後について考えさせられます。作業する清掃員の方の苦労は、部屋に残されたゴミだけでなく、遺体のにおいや、湧いた虫や残された体液や血痕からの細菌感染症のおそれなどたくさんあります。作品の中では、え!って思うものが落ちていたりして…。こわいもの見たさで読み始めても、人が死ぬということがどういうことか、自分が死ぬときはどんな状況だろうかなど、深く考えさせられる作品です。

Dead by Daylight / デッド バイ デイライト
9

手に汗握る鬼ごっこ 鬼には有名スプラッター映画の殺人鬼も【Dead by Daylight】

最近は珍しくないオンライン対戦ゲーム。
私の周りでもPCや家庭用ゲーム機、スマホでもプレイしている人が多いです。
中でもバトルロイヤルゲーム(PUBG、フォートナイト等)がスマホ版のサービスを開始し、人気を集めています。

しかし、今回ご紹介するのは非対称対戦アクションゲームという新ジャンルを築いた【Dead by Daylight】です。

知ってる人も少なくないと思いますが、スマホアプリ【第五人格】の元となったゲームで、PC・PS4・Nintendo Switch・Xbox Oneでプレイ可能です。

ゲーム内容は、1つのマップにサバイバー【人間・逃げる側】が4人と、キラー【殺人鬼・追う側】が1人配置され、サバイバーはマップ内にある発電機を5台修理します。
修理が終わると脱出ゲートが通電し開くことができるようになるので、ゲートを開放し脱出することが目的です。
キラーは脱出ゲートからサバイバーが逃げる前に4人全員を処刑することが目的です。

サバイバー・キラー共に4つのパーク(スキル)を付ける事ができますが、固有のパークや特徴(スキンによる視認性等)が存在するため、どのキャラを選択するかも重要になります。

このゲームの面白い所は全員がプレイヤーのため、キラー側との心理戦がとても面白いです。

まず、サバイバーは4人いるため、役割分担や連携が必要になります。
キラーに見つからないように発電機を修理するため、キラーの気を引き、立ち回りやスキンや長くチェイス(追いかけっこ)していられるようなパーク構成を考える必要があります。

キラーはサバイバーが逃げにくい状況を作ったり発電機の修理を遅延させるパークや立ち回りが重要になります。
私は基本的にはサバイバーしかプレイしていませんが、「私がキラーとチェイスしている間に発電機〇個修理できた!」や「長時間チェイスしてキラーが私を追うのを諦めた!」などの喜びがあり、とても楽しいです。

キラーはサバイバーの先読みができたり、罠を置けるキラーでサバイバーが罠に引っ掛かったたりした時は最高に気分がいいですね!

ただ、あまり遊びすぎるとストレスが溜まるゲームでもあるため注意が必要ですが、理由については遊んでみてからのお楽しみということで。

噂ではモバイル版のDead by Daylightがサービス開始するという事もあり、今後更なる盛り上がりが期待されているオススメのゲームです。
ぜひ1度遊んでみてはいかがでしょうか!

ハード・ターゲット
9

ジョン・ウーxヴァンダムの壮絶アクション

香港で撮った「男たちの挽歌」シリーズで全世界に一躍その名を轟かせたジョン・ウーがハリウッドの異才サム・ライミ、90年代を席巻したアクションスターのジャン・クロード・ヴァンダムと最強トリオを組んで放ったアクション巨編。
生き別れになった父親を探す女性弁護士と知り合ったタフな船乗りが、浮浪者を標的とした人間狩りを生業とする秘密結社の存在を知り、自らの身体能力をフルに活用させ壊滅させる。
細部に渉って”ジョン・ウーがこれまで描いてきた、あるいは描きたいアクション”に彩られていてハリウッドでもその唯一無二の存在感を際立たせている事が分かる。主役のヴァンダム自身もこの頃がキャリアの中でもピークといってもよく、得意とする格闘アクションは勿論の事、ジョン・ウーならではの銃撃シーンにも果敢に挑戦し偏執狂的な悪役を演じたランス・ヘンリクセンやアーノルド・ヴォズルーといったクセ者役者を向こうに回し見事なヒーロー像を確立している。そして本作でハリウッドに殴り込み見事に爪痕を残したジョン・ウーはこの後も「ブロークンアロー」「フェイスオフ」といった佳作を発表しその名声をより高めていく事になる。

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
10

このアニメは面白い!と率直に感じました!

友人に勧められてアニメを視聴しました。原作は未読です。ひさびさにこのアニメは面白い!と率直に感じました。最近はどのコンテンツもネタ切れなのかな…と思ってしまうことも増えてきたのですが、約束のネバーランドは、ありそうでなかった切り口で「そうきたか!」と思わせてくれました。

とある孤児院で平和な日常をおくるエマ・ノーマン・レイの3人。優しいママとたくさんの子供達と一緒に幸せな毎日を送る3人だったが、とある出来事がきっかけで恐ろしい真実を知ってしまう…。
各話の展開がスムーズでストーリーもしっかり作り込まれているので、気付いたら最新話まで夢中になって観てしまっていました。これからどんなストーリーが待ち構えているのか非常に楽しみです。おそらく今事実となっていることもいずれひっくり返るような展開があるのではないかと期待しています!特にママの存在はあの世界の中でも異質に感じるので今後どんな動きをするのかにも注目しています。
子供達にとってどこがゴールなのか、どうなることが本当の幸せなのか、サスペンス好きには気になる伏線が山ほどあります(笑)。続きがとにかく気になるので原作もぜひ読んでみようと思っています!

不能犯
4

エピソードも考えさせられるものならまだよかったが、後味悪いものばかり

役者の中でも、やる気のある人と無い人がわかるような演技ですね。
やる気ない人は明らかに棒読みすぎだし、ある人はある人で熱量があるから、そのギャップがなんか白けてしまいます。
エピソードも考えさせられるものならまだよかったが、後味悪いものばかり。
うーん。イマイチ。
レンタルで鑑賞しましたが、あまりのB級ぶりに笑ってしまいました。
レンタル代と鑑賞時間、返して〜(゚∀゚)

懐かしい公衆電話や、思い込み効果を題材にしていたのは面白かったです。ドラマを見て引きこまれました。
しかし映画で、ウソブキや沢尻エリカのバックボーン…何故人殺しや刑事になったのか?描かれていれば?もっと深い内容になったのに。
そしてウソブキは人の心の闇を突くのが得意なのに、他の被害者みたいに沢尻の心の闇を狙えなかったのか?何故、沢尻も彼の弱みを見つけようとしないの?って思う。
生まれもってのサイコな変態でなければ、心の傷がなければソトブキのような人格にならないと。幽霊みたいに急に現れるので、人間の心の闇が作り出したもの、とも思えないし。
沢尻エリカが浮いているのが始終気になります。刑事役合わないし、ヘルタースケルターみたいに壊れてく側の役が合ってると。

展開早くて各ストーリーが浅いのは気になったけど、テンポ良い展開でダラダラしないのは良かったです。
あとメインテーマではないけど、 ちょっとした誤解やコミュニケーション不足が、恨みを産み出す〜と言う警告は良かったです。
にしても純粋な殺意って?少しでも後悔したら純粋じゃないって、意味不明。間宮やその同僚の奴の悪意の方が、身勝手なのに生かすのか…。
題材自体は面白いから、もう一度、別の女優の刑事×ウソブキで、改善版の続きをみたい。