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Tak1035

Tak1035のレビュー・評価・感想

ONE PIECE / ワンピース
10

まだまだわからない。

とうとう100巻を越える単行本を出したワンピース。
あらゆる伏線を出しては、だいぶ先での回収など、先も気になるし、また何度も読み返さないと、分からなくなるワンピース。
たくさんの考察者が居て、色んな議論をしながら、尾田先生の考えを紐解いたりするのも熱くなる。
感動あり、笑いあり、涙あり、何歳から読んでも面白いマンガ。
登場人物の生い立ちも不明なキャラクターばかりで、次々と明かされる事実にびっくりする読者もたくさん居るはず。
次々と、場面が変わったりして、追い付かない部分もたくさんあるので、見返せるようにしといた方がいいと思う。
そろそろ、本題の海賊王やワンピースの本質に迫りそうな予感を匂わせながら、話は進んでいく。
まだまだ、謎が多すぎるのが、この漫画。
なんでこの人?この人はどっから出てきたの?誰なの?
など、疑問やわからないことだらけで、考察者も悩んで、みんなで討論しても話がつきないこの漫画。
思い返せば、あぁと納得するような場面がたくさん。ここで!など、びっくりするのは、日常茶飯事。
続きが気になって、ホントに読者をワクワクさせてくれるのが、ワンピース。
終わりは近いとの噂だか、どこまで話が続くのか気になる漫画。
ぜひ読んでみてください。

森山直太朗
10

男性の美声シンガーソングライター

森山直太朗は大ヒット曲「さくら」で知られるアーティストです。母親は女性シンガーソングライターの草分けである森山良子、祖父は戦前米国でジャズトランペッターとして出発して、戦後、日本でジャズ歌手として活躍した森山久、森山良子の従兄がかまやつひろし、その父が戦後ジャズ歌手として活躍したティーブ釜萢、直太朗のはとこがタローかまやつという音楽一族に生まれました。
森山直太朗の魅力はその唯一無二といってよい美声と美しい旋律、そしてその温かい詞でしょう。
例えば初期の「レスター」はその美しいメロディに優しい声が見事に乗っています。「例えば友よ」などは悩んでいる者に寄り添ってくれる詞です。そして直太朗の声は高音が実に美しく、聴く者の心を震わせます!
またもっとあとの時期の「コンビニの趙さん」は市井に生きる外国出身者の女性への優しい気持ちを歌っていて、とても感動的です。コンビニで働く隣国出身の方というありふれた人々をこんなに素敵な歌にしてしまうのかと驚嘆させられます!
さらに直太朗はポエトリー・リーディングのような楽曲も歌っています。歌っていると書きましたが、現実には語っているという方が正確だと思います。そこでは少し不思議な世界を聴く人に提示していてこれはユニークです。これも彼の引き出しの豊かさを示すものでしょう。
今後とも注目していきたいですね!

サンブンノイチ
2

バカな警察

品川ヒロシ監督の小悪党3人が銀行強盗で奪った大金の分け前をめぐり、壮絶な争いを繰り広げるさまをえがいた作品です。原作があるそうですが、そちらは知りません。感想としては、なんか説明台詞が多いし、ちょっとなあという感じです。警察とかを騙して、みたいな話も出てくるけど、いや、騙されないだろうだし、今この瞬間に作戦をたてたって体にしてるけど、それはありえないし、とにかく御都合主義が目立つ作品でした。話が二転三転しすぎて、どんでん返しのつもりのラストも、ああ、これだけ何度も変わればなんでもありやなと思います。あと、なんか、映画を作ったこともないくせに文句言うなみたいなセリフも意味不明だし、何が言いたいのだろうと思いました。キャストはさすが品川さんで、いろんな人を集められたのだなと思いました。私は、藤原竜也さんが好きなのですが、さすが小悪党が似合います。あと、小杉もツッコミが多い役で無理なく演じられていたのではないでしょうか。まあ、役者の演技を見ると言う点ではところどころいい場面もありましたが、全体的な話はだから?感が強くて面白くない映画でした。品川さんは映画もよく見てる気がしますし、おしゃれなかんじにしたかったのかもですが、全然できてなかったと思います。

ヴァニタスの手記
8

世界観にハマりすぎました。

吸血鬼がテーマの作品はこれまでにも数作品見てきたのですが、これ程惹かれた作品は初めてでした。
ダークファンタジー、バトルアクションは元々私の好きな分野であり、主人公の見た目がとても好みだったので最初は何となく見てみようという程度だったのですが世界観とストーリーの良さに1話からあっという間に惹かれていきました。
本来であればきれいだと思う青い月を恐れる、吸血鬼化した人を治療しているのは普通の人間、普通の人間に見える人は強力な吸血鬼と惹かれた設定を挙げればきりがありません。
また、この作品の主人公ヴァニタスとノエは大変良いコンビなのですが、1話冒頭でこの物語はユエがヴァニタスを殺すまでの物語だというセリフがあります。
今は仲が良い2人がどういった経緯で殺し合う事になってしまうのか先がとても気になります。
またこのアニメ、作画がかなり良いです。
バトルシーンはもちろんの事、舞台となるパリの街並みなどもとても魅力的に描かれています。そんな作画の美しさもこの作品の世界観をより引き立てていると思います。
吸血鬼テーマが好きな方やバトルアクションが好きな方にはぜひおすすめの作品です!
また、男性キャラクターだけではなくかわいい女性キャラクターも登場するので男女共に楽しめる作品だと思います。
間違いなく秋、冬アニメナンバー1です!

マスカレード・ナイト
7

安定のバディミステリィ

東野圭吾のベストセラー小説マスカレードシリーズの第2弾。
前作『マスカレード・ホテル』に続き、木村拓哉扮する刑事の新田と今回はホテルコンシェルジュに昇進した長澤まさみ・山岸尚美とのパティもの。
年末の大晦日・カウントダウンパーティーの仮面舞踏会がクライマックスのミステリー。
犯人はちょっと意外でした。二転三転とさすが東野圭吾、かなり凝っています。
前作に続き伏線とかミスリードが多く観終わった後も少し頭が混乱しますが、キムタクと長澤まさみのやり取りが心地いいので爽快感があります。
人を疑う刑事と人を信じるホテルウーマン、この二人が対照的で味があります。
警察もホテルも現在社会でこれだけプライドを持って働いている人も少ないのでは。
特にホテル・コルテシア東京側の社員教育は徹底されています。警察組織は相変わらずで管理官がいて係長がいての犯人逮捕第一の縦割り組織、反対にホテルはお客様の要望やワガママには何でも聞く徹底ぶり、こんなこと普通はしないだろうがと思う事までやってくれます。ホテルに不可能はないといった感じ本当のプロなんですね。好対照の2つの組織が私にとっては面白かったです。
第3弾もあればまた観たいと思う良作です。