【大日本人】宇多丸の映画批評!松本人志・品川祐監督作品の虐殺記録まとめ【サンブンノイチ】
ラッパーとして活躍する宇多丸は、映画評論家としても名を知られています。この記事では、松本人志と品川祐がそれぞれ監督を務めた映画に対する宇多丸の批評についてまとめました。作品に対する感想は人それぞれという前提でお伝えしますが、まだ観ていない方は今後の鑑賞の参考になさるといいかもしれません。
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品川ヒロシ監督の小悪党3人が銀行強盗で奪った大金の分け前をめぐり、壮絶な争いを繰り広げるさまをえがいた作品です。原作があるそうですが、そちらは知りません。感想としては、なんか説明台詞が多いし、ちょっとなあという感じです。警察とかを騙して、みたいな話も出てくるけど、いや、騙されないだろうだし、今この瞬間に作戦をたてたって体にしてるけど、それはありえないし、とにかく御都合主義が目立つ作品でした。話が二転三転しすぎて、どんでん返しのつもりのラストも、ああ、これだけ何度も変わればなんでもありやなと思います。あと、なんか、映画を作ったこともないくせに文句言うなみたいなセリフも意味不明だし、何が言いたいのだろうと思いました。キャストはさすが品川さんで、いろんな人を集められたのだなと思いました。私は、藤原竜也さんが好きなのですが、さすが小悪党が似合います。あと、小杉もツッコミが多い役で無理なく演じられていたのではないでしょうか。まあ、役者の演技を見ると言う点ではところどころいい場面もありましたが、全体的な話はだから?感が強くて面白くない映画でした。品川さんは映画もよく見てる気がしますし、おしゃれなかんじにしたかったのかもですが、全然できてなかったと思います。