ヴァニタスの手記

ヴァニタスの手記

『ヴァニタスの手記』とは、2016年より望月淳が『ガンガンJOKER』で連載しているスチームパンクバトル漫画、および漫画を原作としたアニメ作品である。19世紀のパリを舞台に、吸血鬼に呪いをかける「ヴァニタスの手記」を持つ青年・ヴァニタスと、田舎から来た吸血鬼・ノエのコンビの活躍を描いている作品である。2022年には舞台化がされている。キャラクターはもちろんのこと、パリの美しい背景やスチームパンク描写など美麗な絵柄が大きな魅力となっている作品である。

Tak1035のレビュー・評価・感想

ヴァニタスの手記
8

世界観にハマりすぎました。

吸血鬼がテーマの作品はこれまでにも数作品見てきたのですが、これ程惹かれた作品は初めてでした。
ダークファンタジー、バトルアクションは元々私の好きな分野であり、主人公の見た目がとても好みだったので最初は何となく見てみようという程度だったのですが世界観とストーリーの良さに1話からあっという間に惹かれていきました。
本来であればきれいだと思う青い月を恐れる、吸血鬼化した人を治療しているのは普通の人間、普通の人間に見える人は強力な吸血鬼と惹かれた設定を挙げればきりがありません。
また、この作品の主人公ヴァニタスとノエは大変良いコンビなのですが、1話冒頭でこの物語はユエがヴァニタスを殺すまでの物語だというセリフがあります。
今は仲が良い2人がどういった経緯で殺し合う事になってしまうのか先がとても気になります。
またこのアニメ、作画がかなり良いです。
バトルシーンはもちろんの事、舞台となるパリの街並みなどもとても魅力的に描かれています。そんな作画の美しさもこの作品の世界観をより引き立てていると思います。
吸血鬼テーマが好きな方やバトルアクションが好きな方にはぜひおすすめの作品です!
また、男性キャラクターだけではなくかわいい女性キャラクターも登場するので男女共に楽しめる作品だと思います。
間違いなく秋、冬アニメナンバー1です!