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9vTakagiEのレビュー・評価・感想

七つの大罪 / The Seven Deadly Sins
8

『七つの大罪』の楽しみ方

『七つの大罪』という漫画をご存知でしょうか?「聞いたことあるけど読んだことない…」そんな方に、『七つの大罪』のおすすめポイントを紹介させていただきます。
『七つの大罪』は2012年に鈴木央さんが、『週刊少年マガジン』45号にて連載を開始した漫画です。
そんな『七つの大罪』を楽しむ為のポイントをまとめました。

①『七つの大罪』メンバー達の個性
『七つの大罪』のメインキャラクター達には、「人間族」「魔神族」「妖精族」「巨人族」と様々な種族が存在します。主人公メリオダスは「魔神族」ですが、見た目は幼い少年の姿をしています。でも、年齢はなんと3000歳以上です。
「3000歳なのに見た目が少年?」と思いませんか?メリオダスは魔神王の呪いによって年を取らないのです。それ以外のメンバーにも様々な過去が存在しています。

②それぞれの過去の真相
『七つの大罪』というタイトルの通り、七人の大罪人が存在します。
主人公「メリオダス」、巨人族「ディアンヌ」、妖精王「キング」、不死身の「バン」、人形の「ゴウセル」、魔術師「マーリン」、太陽の神に愛されし「エスカノール」の七人です。
それぞれが背負う罪は壮絶なものが多く、特に不死身のバンが背をう罪には悲しい過去が存在しています。
バンには愛する女性がいました、その相手がバンの命と引き換えに亡くなってしまったのです。バンは普段は明るく楽観的なキャラクターですが、そんなバンの物語の行方に待つのはどんな結末なのでしょうか?
その続きは是非とも『七つの大罪』を見て確認してみてください。

最高の人生の見つけ方 / The Bucket List
9

自分の人生を変えてくれる映画

最高の人生の見つけ方は人生の中で1度は見てほしい映画です。この映画は自動車修理工のカーターと実業家のエドワードが余命6ヶ月という共通点を持つことで仲良くなり、2人で死ぬまでにやりたいことリストを叶えていくという物語です。2人はやりたいことリストを叶える旅に出る中で互いの本当にやりたいこと、大切なものに気づきます。そして、出会って間もない彼らですが、心を許し、互いに最高の人生へと導き合います。私はこの映画を通してお金があっても人生最高でもないし、家族がいても人生最高ではないなと思いました。この作品では心に響く言葉がたくさん出てきます。その中の1つの言葉を聞いて、私は自分のことを怒ってくれたり、一緒に悲しみ、楽しんでくれる、そして自分のことを認めてくれる人がいる、それが人生において必要不可欠なものではないかと感じました。
私はこの映画を通して最後にまったく後悔のない人生は無理だろうけど、終わるときに後悔はあるけれども、私の人生は本当に素晴らしいものだったなと自分自身で感じられる人生を創っていきたいなと思いました。みなさんもこの映画を見ながら、自分自身の人生とは、自分の人生には一番何が重要なのか、答えの無い問題になってしまいますが、今一度深く考えてみるのもいいのかなと思います。

インセプション / Inception
9

現実と夢は表裏一体。夢を見続けた彼らは何かを失う。それを取り戻すために彼は再び夢の中へと……。

インターステラーやテネットなどの名SF映画を生み出したクリストファー・ノーラン監督のSF作。
レオナルド・ディカプリオ演じる主人公は、ターゲットの夢の中に入り大事な情報を盗み出すスパイをしていた。夢という世界は誰も無防備な状態であり、盗みをするには最適な場所だと言える。
だが、主人公はある任務にて、一緒にスパイをしていた最愛の者を失いことになる。最愛の者は昇進状態。夢の中から戻って来られなくなってしまった。しかも、彼は最愛の者を失うだけでは終わらず、指名手配をされ人生の終わりに立たされた。
そんな彼の元に任務の依頼が来る。その任務の名は「インセプション」。ターゲットの夢の中で意識を植え付けることにより、ターゲットを想いのままに動かすという任務だ。これは同じスパイの同業者でもやったことのない不可能な任務だった。
しかし、この任務を成功させることは、主人公にとって最愛の者を取り戻すためのチャンスとなる。主人公はその任務を受け、仲間と共に作戦を練り上げ、不可能任務へ挑む。
ターゲットも夢の中で対抗する手段をいくつも考えていた。主人公たちとターゲットを緻密な作戦で何度も何度も裏を読み、緊迫した中で作戦を行なっていく。見ているものもその作戦のぶつかり合いには生唾を飲むことになるだろう。何度も行われた頭脳戦。仲間の犠牲や、度重なる困難を前にして主人公は、諦めず挑み続け任務成功を果たす。
任務成功を果たした主人公だが、休まる時を知らない。彼の前に現れたのは最愛の者だった。夢の世界が崩れていきそうな時に、主人公は残るといい始める。仲間は止めるが主人公は言うことを聞かない。そして、夢は崩れ去った。
だが、主人公は生きている。それはプロローグで起きていたある伏線によるものだった。そして、主人公は最愛の者との関係をより良いものにすることができ、ハッピーエンドで物語は幕を閉じる。
この作品の素晴らしいところは、伏線の多さにある。二時間半ある本編の中に数えられないほどの伏線が用意され、進んで行く度に「これはあの時のやつか」と感動することがある。また、頭脳戦はこちらも頭を使わないとわからないことになってしまう。今が夢の世界なのか、それとも現実なのか。それはキャラクターも感じていることであろう。視聴者とキャラクターが繋がれる。そんな作品である。
少し変わった作品に出会いたいと思う方は、ぜひこの作品を見てみると良いだろう。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて / DQ11 / ドラクエ11 / Dragon Quest XI: Echoes of an Elusive Age / ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
8

ドラゴンクエスト11の評価

今作品はドラゴンクエストシリーズの11作目でありドラゴンクエスト8を発展させたような作りになっております。
ゲームの作りとしてはスタンダードなコマンド入力制のRPGですがPS4による華麗なグラフィックと洗礼されたバランスにより決して飽きが来ないゲーム性になっていました。
肝心の内容に関しても他のドラクエシリーズの例に漏れずよく組み込まれており特にタイトルである過ぎ去りし時を求めてという伏線を上手く回収できていたのではないかと思いました。
他キャラクターゲームとしても秀逸な点もあり合計8キャラクターによる個別の役割や何故主人公である勇者と共に冒険の旅に付いていくのかという点も分りやすく理解できるような仕様となっておりました。
(個人的にはベロニカ、カミュというキャラが強いしかわいいしで良かったです。)
このゲーム自体の年齢層は幅広くプレイされているみたいで売上自体も100万本を突破している大人気タイトルであることや発売から3年以上たっており中古なんかでも安く買える所などもお勧めできる点だとは思います。
以上の理由から10点中8点と致します。
(プレイ時間は大体40時間ほどでエンドコンテンツも一応あったのでまあまあ飽きずにはプレイできるとは思います。)

ザ・ファブル / The Fable / ざ・ふぁぶる
7

アクションよりも、人間ドラマを楽しもう!

映画化もされた話題作だが、いざ読もうと手にしたものの読み進められなかった人も多いかもしれない。
が、もし実際に映画を見てから漫画を読もうとしたという事は、そもそもその手のお話が好きなはず。
それを読まずに置くのはもったいない。

とはいえ、この作品のように緻密過ぎる絵柄はスピード感に欠けるものだ。
その意味ではこの作品もアクションシーンの迫力はイマイチな気がするのだが、話の流れとしては、実は殺しのシーンというのは本来そんなに派手なものではないよな〜と考えさせられる。

そしてその点は脳内補正に任せて、むしろ楽しみたいのは伝説の殺し屋、佐藤が他人を殺さずに一年大阪で過ごすための彼の涙ぐましい努力の部分だ。
殺さないどころか、一般人になり切ろうとわざと殴られたり、失敗したりを一瞬の計算でこなしている。
が、勘の良いものは違和感を持つ。
でも、我々一般人が考え付く範囲などはたかが知れているので、やはり本当の正体はとりあえず周囲には基本的にはバレていない。
その当たりのギャップが、緻密な絵柄ゆえに真面目なのにギャグ!の構造を強調していて笑いを誘うのだ。

佐藤の生来の真面目さは、少なくとも普通の生活では良い方に彼と彼の周囲の人々を巻き込んでいく。
本人には気づかれないように、佐藤はなんだかんだとずっと周囲の者を守り続けている。好き嫌いに関係なく、「明日もその人と会えたらいい」程度のニュートラルな気持ちで、それでも自分が関わる者の平穏な日々を守るのは簡単ではない。
そのために、当事者が知らない所でまた恐ろしいほどの非日常を佐藤は繰り返すことになる。
そんな日々の中でも、佐藤が周りの人々との絆を深めている様こそが、この作品の見どころだ。
絵柄は1巻も読めれば慣れるもの。
ぜひこのドラマを追いかけてみていただきたい。