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6nyuri_rryのレビュー・評価・感想

Winning Post 10 / ウイニング ポスト 10
7

競馬好きの方へ

『ウイニング ポスト 10』が2022年11月末に発売されました。競馬ゲームの最新作で、これまでとのシステムが変わり大変面白くなっています。難易度が4段階あり、初心者は一番簡単なとこから始めた方がいいのですが、ただあまり簡単に勝つとその後物足りなくなってきます。
このゲームは5年に1度、難易度が変更ができるので、自分のスキルに合った難易度にできるのがいい点だと思います。スタート開始時もいろいろと別れており、昔からの競馬ファンならハイセイコーとかの時代に、つい最近競馬を始めたならば今の時代の合わせたらいいと思います。
このゲームは自分で種付けや調教などをし、G1で勝つとか海外の有名なレースで勝つとか、いろいろな楽しめ方ができます。コアの方だとマニアックな配合で勝つといった楽しみ方をするプレイヤーもいるようです。たんたんと展開していくので飽きる可能性もありますが、飽きないようにイベントもたくさんあるのがこのゲームのいいところだと思います。
過去の名馬と自分で作った馬との勝負をしたり、自分の牧場を充実させたり、ゲーム内で結婚や子育てをしたりと、いろいろやることが多いゲームですが長期間楽しむことができるので、興味がある方はネットにある体験版から試してみるのもいいと思います。

LiSA
10

誰にもまねできないLiSAの表現力に驚く。

岐阜県出身のアニソン歌手LiSA。
今や知らない人はいないのではないだろうか。2019年に放送され爆発的な人気を呼んだTVアニメ「鬼滅の刃」で主題歌「紅蓮華」を歌い上げ、一気にお茶の間にまで名を広めた。そんなLiSAだが、実は2021年にデビュー10周年を迎えた。これまで数々の有名アニメの主題歌を担当し、アニソン界のトップの一人といっても過言ではないLiSAについて紹介していこうと思う。

●LiSA
1987年6月24日生まれのB型
ソニー・ミュージックアーティスツに所属し、レーベルはANIPLEX。
幼少期のころから歌うのが好きで、一度は安室奈美恵を輩出した「沖縄アクターズスクール」のオーディションにも合格し通っていた。
2010年、テレビアニメ「Angel Beats!」の作中バンド「Girls Dead Monster」の2代目ボーカル・ユイ役の歌唱パートに抜擢され、「LiSA」名義でメジャーデビュー。
テレビアニメ「Fate/Zero」のオープニングテーマとして初シングル「oath sign」をリリースしてから、テレビアニメ「ソードアート・オンライン」をはじめとする人気アニメの主題歌に次々に起用。2019年に15thシングル「紅蓮華」をリリースし、この年初めて『第70回NHK紅白歌合戦』に出場した。2020年には劇場版「鬼滅の刃−無限列車篇」のテーマソングとなる「炎」をリリースし、第62回日本レコード大賞を受賞した。

基本的にロックでアップテンポの曲を得意とする。シングルではアニメのタイアップ曲が多い。細かいビブラートや抑揚などの表現力がすさまじく、スピード感のある曲調ながら、ひとつひとつの言葉に魂がこもっている。楽曲の半数以上はLiSA自身が作詞を手掛けており、一部楽曲では作曲にも携わっている。特定のバンドには所属しておらず、あくまでもソロアーティストとして活動しているが、ライブではバンドセットとコラボして行うことが多い。

●最初に買うべきなのは?
・『LiSA BEST-DAY-』&『LiSA BEST-WAY-』
自身初となるベストアルバム。
配信シングルを含めた歴代シングル表題曲全16曲のほか、再ミックス、再レコーディングしたアルバム楽曲や完全新曲などを含む14曲をそれぞれに収録。初回盤の特典ディスクにはいずれにも2017年6月24日に埼玉スーパーアリーナで行われたライブ「LiVE is Smile Always~LITTLE DEViL PARADE」の模様が収められている。

このアルバムの楽曲を聞いておけばライブに行く前の予習はできる。疾走感のあるものからしっとりとしたバラードまで力強く歌い上げる歌声を聞けば、LiSAの沼にはまること間違いなし。本当にどの曲もリサの魅力の詰まった楽曲となっている。特に「シルシ」という楽曲は第一声から身震いと鳥肌が止まらない。

●その他のアルバム
1.『LOVER “S” MiLE』(2012年2月22日)
『LOVER “S” MiLE』(ラヴァ—・スマイル)はLiSAの1stオリジナルアルバム。
収録曲はテレビアニメ『Fate/Zero』のオープニングテーマ「oath sign」をはじめ、自身の負の感情を優しさに置き換えて制作した「優しさに辿りつくまで」、「now and future」、元陸上競技選手の柏原竜二の応援曲として製作された「ジェットロケット」などがある。

LiSA特有のハイトーンボイスがしっかりと楽しめる楽曲が収録されている。
ベストアルバムと聞き比べるとLiSAの歌声が違うことに気が付く。まだデビューしたての今とはまた違った歌い方にも心打たれるものがある。聞き比べてみるのも新しい音楽の楽しみ方ではないだろうか。

2. 『LEO-NiNE』(2020年10月14日)
『LEO-NiNE』(レオナイン)はLiSAの5枚目のオリジナルアルバム。
シングル「炎」が同時発売された。2021年に第13回CDショップ大賞で入賞したアルバムだ。
収録曲にはテレビアニメ「鬼滅の刃」のオープニングテーマ「紅蓮華」のほか、CBCテレビ・ラジオ「中日ドラゴンズ」応援テーマソング「マコトシヤカ」、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『13』主題歌「愛情」、テレビアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション アリシゼーション・ビギニング編」OPテーマ「ADAMAS(LEO-NiNE ver.)」などがある。

このアルバムは比較的LiSAの最新楽曲が詰め込まれており、
これまでの楽曲とは少し違った大人の要素が盛り込まれた楽曲が多く、体中を撫でられているかのような歌い方で鳥肌が立つ経験ができるはずだ。

ストレートな歌詞でありながら、押し付けるような嫌悪感はなく、心に直接刺さるような楽曲の多いLiSA。デビュー10周年を迎えたLiSAがこれからどのような音楽を奏でるのかがとても楽しみだ。

ハクソー・リッジ
7

銃を持たずして戦場に赴いた一人の衛生兵の話

「ハクソーリッジ」は2016年に公開されたアメリカの戦争映画です。
宗教上の理由や自身の倫理から、戦争に参加することや義務の兵役を拒否する「良心的兵役拒否者」であった主人公デズモンドは、なんと自ら軍のキャンプに参加します。
体力や身体能力はずば抜けているのに、銃の訓練となると一切銃に触れようとしないデズモンド。
文面で起こしてみると、なんだか傲慢で矛盾しているようにも見えてしまうかもしれません。
しかし、デズモンドは「人を殺したくない」「人を救うための戦争」をするという信念を抱いていました。

そうして、軍隊内で巻き起こる様々な試練を乗り越えて、デズモンドは一切の銃器を持たずして、「ハクソーリッジ」へと足を踏み入れるのです。
映画「ハクソーリッジ」はノンフィクションです。「ハクソーリッジ」は日本名に直すと「前田高地」。
つまりこの舞台は日本で唯一の陸上戦となった沖縄戦での話です。
その地でデズモンドは銃を持たずに鉛玉の飛び交う地獄を潜り抜け、多くの人を救います。
そしてその後、デズモンドには良心的兵役拒否者として初めて名誉勲章を与えられることになるのです。

太平洋戦争をアメリカの視点で見るというのは複雑な心境でしょう。
しかし、この作品は「信念をもって生きること」を教えてくれます。
歴史に罪はあろうとも、それを描いた作品には罪はないのです。

最後にはなりますが、この作品にはショッキングな描写が多く含まれています。
もし、苦手であればご視聴をお控えすることをお勧めします。

見えない目撃者
7

スピード感がある

なかなかスピード感があって、面白いサスペンスものでした。
最後、盲目の主人公と犯人が対峙するところは音がキーポイントになっていて、沈黙が続き、緊迫感があってよかったと思います。刑事が殺されすぎな気もしますが、この犯人はサイコパスなのでそれはありだと思います。サイコパスって人を人と思ってないというか、邪魔になったら、けっこう簡単に人を殺すイメージがあります。でも、盲導犬まで殺されてしまうなんてショックです。犬好きなので犬がひどい目に遭うものはあまり見たくありません。先に教えておいてほしかったなと思いました。犯人への憤りを感じました。
主演の吉岡里帆さんは、警察官を目指していた女性を演じているのですが、なかなか推理とかが堂に入っていてよかったと思います。吉岡さんって可愛らしい顔をしていますが、それでいて頭も良さそうで、仕事を持った女の役がよく似合います。盲目だから、その目撃証言を聞き入れない警察はひどいなと思います。彼女が視覚以外の感覚で刑事2人をやり込めたところはすかっとしました。
本作は韓国映画のリメイクだそうです。韓国映画の方はまだみていないのですが、すごく面白いし、よくできたリメイクだと思います。久しぶりに面白い邦画を見たという感じです。

20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
1

わけがわからない

わけがわからない映画でした。もともと、20何巻もある漫画を3つの映画にまとめるのは無理だったと思います。見ている人たちに物語をわからせる気もなく、ただただ、原作のいいシーンをできるだけ見せたいとか、いろんな人を出そうとか、こんなに似ている人を出しましたよとかそういうどうでもいいことに力を尽くした映画という感じです。それに元々の漫画自体、無理のある帰結だったので、映像で見るとより何だこれと思いました。歌で世界を救うって、そんなことが現実にありますか。そりゃ戦争が終わったあと、災害のあと、歌が人々の支えになるということはあります。でも、それでも全員の人を支える歌というのはそんなになくて、人々がそれぞれ自分の好みの歌を支えにしていると思います。なのに、この物語は、ケンヂの歌でみんながまとまるみたいな話にしていて、ええーという感じです。漫画でもそうだったのに、映画にすると歌が聞こえるんです。歌なんて、もう好みです。私はケンヂの歌がそんな大勢の人の心を掴むほどいい曲だとは思えませんでした。そんな歌で世界が救われるなんて、ありえないと思い、ぜんぜんのれませんでした。それに、この話は、いじめられっことバーチャル世界で決着をつけるみたいなことですが、バーチャルはバーチャルであって、現実ではないのに、過去に戻って自分のした過ちを正したみたいに描いていて、不快でした。とにかく面白くないし、見ていて腹が立ってくる作品です。