映画 ビリギャル

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映画 ビリギャルのレビュー・評価・感想

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映画 ビリギャル
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偏差値30のおバカ女子が塾教師との出会いで慶應大学に合格した話

ビリギャルは2015年に製作され5月に公開された日本の映画です。
この映画は、実話がベースというのがとても興味深かったです。
主演の女子高生のさやかを有村架純さんが演じ、塾講師を伊藤淳史さんが演じました。
個人的には、有村架純さんの可愛らしいルックスとナチュラルな演技、伊藤淳史さんの優しい人柄の演技が心に刺さりました。
簡単なあらすじは、主人公さやかが、小学生時代から友達に馴染めず、中学は私立のお嬢様学校への道を選びます。
エスカレーター式の学校なので中学では遊びまくっていると、偏差値30のダメ女子になってしまいます。
高校時代に、持ち物検査でタバコが見つかり停学になり進級も危ぶまれます。
そんな時、母のああちゃんの提案で、塾に行き坪田先生と出会います。これは、運命的な出会いでした。
坪田先生は生徒の心を掴むために努力を惜しまない人柄。
それに惹かれたさやかは入塾し、坪田先生にそそのかされて、志望校を慶応大学にします。
そこで、「ケーオー」と書くところが笑えました。
結果的に慶應大学に合格するのですが、受験勉強中に、遊び仲間たちから温かい言葉をかけられたり、うまく行っていない父親との関係を修復したりなどの感動ポイントがたくさんありました。
私が最も感動したのは、坪田先生からさやかに宛てたお手紙でした。
坪田先生は生徒に対して色眼鏡を使わず、どんな子どもにも輝ける権利があるし、その可能性もあると信じているところが感心しました。見た後で、とても爽やかになる映画です。

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学年ビリのギャルが、偏差値を40もあげて慶應大学に現役で合格した話

有村架純さんが主役を勤めたビリのギャルが慶應大学に合格した話です。主人公となるさやかちゃんは、小学生の頃から友達に馴染めず孤独でした。しかし、さやかちゃんがある私立中学校を目指すようになります。母親だけがいつも応援してくれて、金銭的な面についても母のサポートを受けていました。一方、父親は息子をプロ野球選手にすることしか頭にない頑固オヤジです。さやかは無事に私立中学に合格します。彼女の堕落はそこから始まりました。エスカレーター式で大学までいける学校だったので、全く勉強しなかったのです。仲の良い友達もでき、楽しい毎日を送っていました。高校時代に、さやかがタバコを持っていることが教師にバレます。教師は友人も吸っていたのではないかと疑い、誰が吸ったのかを問いただしますが、さやかは口をわりません。その事件のせいで、彼女は停学処分となります。
そんな時、さやかは母の勧めで塾に行ってみます。そこで出会ったのは、落ちこぼれに対して理解のある坪田先生でした。坪田先生は、最初の面接時に「志望校決めちゃおうか、なんなら慶応なんてどう?」と勧めてきます。さやかは志望校を書く書類に「ケーオー」と書きました。自宅に戻りさやかは、母親に慶應大学に行くと伝えます。しばらくは、友人たちとの遊びを継続しながら受験勉強を進めますが、友達たちの配慮により、さやかが慶應大学に合格するまで遊ばないと伝え、さやかは嬉しくて涙ぐみます。しばらくするとさやかの停学は空けますが、塾通いと毎日の深夜までの勉強で学校では寝てばかり。母親が呼び出され厳重指導を受けますが、母親は「さやかはいつ寝たら良いのでしょうか」と先生を説得しさやかは担任公認にて授業で寝ることができました。しかし、担任は許しているわけではありません。教師との口論の末に、クラス全員の前で、「さやかは慶応にいく」と宣言するのです。さやかは塾に行く回数を増やして勉強を頑張ります。
そして、いよいよ受験です。滑り止めの学校の受験の際には大雪となってしまいましたが、さやかに全く興味がなかった父親が車を出してくれて無事合格します。その後、慶応は二つの学部を受けました。一つ目の学部では、試験直前に坪田先生からもらった合格祈願のコーヒーを飲み、お腹の調子を悪くしてしまいます。すっかり落ち込む、さやかなのですが、次の日も慶應大学の試験です。その学部は、さやかな苦手な小論文の試験もあり、本人は受かるわけがないと思っていました。慶應大学の合格発表のの日には坪田先生が心配そうな顔で、さやかからの連絡を待っています。先に一つ目の学部の発表があり、落ちてしまいます。電話で坪田に対して「さやかダメだった」と語ります。翌日は、別の学部の発表でした。合格結果はパソコンで見れるのですが、その結果を見たさやかは、坪田の元に走ります。実は、彼女は合格していたのです。東京出発の日には、蟠りのあった父親とも和解し、ハッピーエンドとなりました。

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モチベがぐんぐん上がる名作!

私の大好きでモチベ上がる映画を紹介します!
それは、『学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶應大学に現役合格した話』俗に言う「ビリギャル」です。

主人公のさやかは幼い頃から学校に馴染めず友達が誰も出来なかった。
ある日すれ違った中学生の制服に惹かれて中学受験をし私立中学に入学する。中学で初めて友達が出来た。おしゃれな友達の影響でメイクをするようになりスカートが短くなり勉強せず遊ぶことしかしなくなっていった。
そのため高校内で1番頭の悪いクラスに配属され授業崩壊させ、挙げ句の果てに担任から見放されクズ呼ばわりされていた。
そんなある日抜き打ちで荷物チェックをされさやかがタバコの所持で学校を停学になった。
その間金髪に染め遊んでたさやかだが母の勧めで塾に通うことに決め、半ば強引に目標を慶応に設定する。その時の塾入校テストでは0点。この段階で小4程度の学力しかなかった。
夏休みを睡眠時間を削って遊びも塾も両立させた。
この努力と真摯に向き合ってくれる塾の先生や、さやかに楽しいことだけをさせたいとずっと支えてくれた母あーちゃん、同じ塾に通う弁護士志望のゲーマーのおかげで意欲が増し成績が上がっていく。
なんだかんだで慶應義塾大学総合政策学科に合格する。

というお話です。努力は裏切らないを証明している実話だと思います。
どんなにスタートの状態が良くなくても挫折を味わっても、続けることで結果に繋がるということを教えてくれます。
モチベが下がっている人やこれから受験またはスポーツの大会などを控えている人にぜひおすすめの作品です。
ビリギャルを見て自分の目標に精一杯取り組んで夢を現実化させましょう!

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絶対無理なことを成し遂げた女子高生の奇跡の物語

有村架純さんがギャル役で主演を務められたことが新鮮な映画でもあります。
偏差値40の状態から慶応大学へ合格するまでの受験映画です。タイトルの通り、ギャルで成績は学年でビリのさやか。髪の毛は金髪で、塾に通うときもミニスカにキャミソール姿と、勉強するときの格好にしては派手な印象でした。有村さんのイメージとして“清楚な普通の女の子”が頭の中に先行してしまいますが、さすが大物女優!ギャルの役も見事に演じておられました。
さやかの父は、野球に励む弟にばかり愛情を注いで、さやかが慶応大学を目指すことをはなから不可能だと決めつけてしまいます。学校の先生も、さやかの慶応大学合格を信じてはいませんでした。そんな中で、さやかの母と塾講師の先生だけは、ずっとさやかの合格を信じてくれました。講師役の伊藤淳史さんは好演でしたね。心から熱い気持ちを持ってさやかに接する演技は、まるで本当の先生と生徒のようでした。
「絶対に不可能」だと言われたことをさやかが成し遂げるまでの過程が、涙を誘いました。特に成績がなかなか伸びずE判定だったときは、私もさやかのことが心配になりました。自暴自棄になって泣きながら母に抱きつく場面は、受験を経験したことのある人なら誰でも胸にくるものがあると思います。
「“絶対に不可能”なことは、ない。諦めなければ、たいていの目標は達成できるんだ」と、この映画は教えてくれました。

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一番泣いた映画かもしれない

本でも売られているので知っている人が多いと思うが、JKが慶應行くために勉強頑張るぜって話。受験勉強に力を注いだ経験がある人はめちゃめちゃ共感できる内容だと思う。私自身、テレビや映画ではあまり泣かないが、この映画では結構泣いていた。自然とぽたぽたと流れてくるのでぼやけて画面が見えなくなった。受験という自分との闘いに懸命に取り組む姿にグッと来てしまう。そして母親役の吉田羊も素晴らしい母親役の演技をしていた。あの影ながら応援していく姿勢には心を打たれる。

この映画は単なる受験サクセスストーリではなく、何か一つの事に懸命に向き合う(今回は受験勉強だが)一人の女子高生とその周りとの繋がりの話である。だから家族のシーンも結構でてくるし、そこが良かったりもする。ネットでビリギャルの女の子は実はそこまで落ちこぼれではなかったというような話が出てくるが、そんなものどうでもいいと思う。一人の人間が人生をかけて頑張る姿が描かれているからそれを観てほしい。そしてシンプルなストーリーになっているからこそ頭をひねることなく素直に見られた気がした。
あと主演、有村架純に関して。本当に良かった。好きになる。ミーハー臭が全然ない。顔はやっぱり整っているしかわいいと思うのだが、普通に演技が上手くて惚れる。ということで有村架純が気になる人でも、学生時代に受験勉強などに打ち込んできた人でもぜひともビリギャルを観てほしい。お勧めする。JKが主演だが、現役の高校生よりも受験を終えている大学生以降(特に大学生かな)の人の方がグッとくると思う。

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受験前に見たかった

主人公は、おそらく中高一貫の有名女子校に入学したものの、勉強しなくなったため、元々優秀だったのかなとは想像することができます。
中学入学から全く勉強しなくなり、オシャレと友達と遊ぶことに明け暮れて、気がつけば成績がビリになってしまいます。でも、高校三年生で猛勉強して挽回する過程がすごい。
この映画で最も重要なのが、塾講師の先生です。いろいろな問題児が通う塾で、それぞれの問題のある生徒のことをとことん考え、彼らにあったそれぞれのやり方を考案して、根気強く生徒と向き合います。ビリギャルは、最初はちょっと小馬鹿にしているけれど、最終的に先生についていき、真面目に勉強します。
途中、いつも連んでいた友人達がビリギャルの合格のために一歩引くシーンがあります。足を引っ張られるのでは?と思いながらドキドキしてみてましたが、女の熱い友情があり、胸に何か込み上げてくるものを感じました。
私はビリギャルではなくビリ生徒のまま卒業してしまいましたので、受験前にこの映画があれば、私も少しは変われたかもと思いました。受験前に、できれば、受験一年くらい前には見て欲しい素晴らしい作品です。