映画 ビリギャル

映画 ビリギャル

『ビリギャル』とは、2015年に公開された映画である。原作は、塾講師の坪田信貴による実話にもとづいた小説『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の実写映画版。偏差値30のギャル・さやかが慶応義塾大学の現役合格を勝ち取るまでを描く。主人公のさやかを有村架純、さやかと伴奏する塾講師の坪田を伊藤淳史が演じる。興行収入は28億を超え、有村架純は本作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。

yuta8615のレビュー・評価・感想

映画 ビリギャル
8

偏差値30のおバカ女子が塾教師との出会いで慶應大学に合格した話

ビリギャルは2015年に製作され5月に公開された日本の映画です。
この映画は、実話がベースというのがとても興味深かったです。
主演の女子高生のさやかを有村架純さんが演じ、塾講師を伊藤淳史さんが演じました。
個人的には、有村架純さんの可愛らしいルックスとナチュラルな演技、伊藤淳史さんの優しい人柄の演技が心に刺さりました。
簡単なあらすじは、主人公さやかが、小学生時代から友達に馴染めず、中学は私立のお嬢様学校への道を選びます。
エスカレーター式の学校なので中学では遊びまくっていると、偏差値30のダメ女子になってしまいます。
高校時代に、持ち物検査でタバコが見つかり停学になり進級も危ぶまれます。
そんな時、母のああちゃんの提案で、塾に行き坪田先生と出会います。これは、運命的な出会いでした。
坪田先生は生徒の心を掴むために努力を惜しまない人柄。
それに惹かれたさやかは入塾し、坪田先生にそそのかされて、志望校を慶応大学にします。
そこで、「ケーオー」と書くところが笑えました。
結果的に慶應大学に合格するのですが、受験勉強中に、遊び仲間たちから温かい言葉をかけられたり、うまく行っていない父親との関係を修復したりなどの感動ポイントがたくさんありました。
私が最も感動したのは、坪田先生からさやかに宛てたお手紙でした。
坪田先生は生徒に対して色眼鏡を使わず、どんな子どもにも輝ける権利があるし、その可能性もあると信じているところが感心しました。見た後で、とても爽やかになる映画です。