魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School

『魔法科高校の劣等生』とは2008年より佐島勤がWebサイト「小説家になろう」で掲載しているライトノベル、およびそれを原作とした漫画やアニメ作品である。魔法科高校を舞台に繰り広げられる異色の青春学園ストーリー。魔法に関する技術と知識、さらに類い稀な格闘センスを持つ主人公が、不当な評価を受けつつも、愛する妹や仲間達とたくましく成長していく姿が描かれている。原作のシリーズ累計発行部数は2000万部を超える人気作である 。

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High Schoolのレビュー・評価・感想

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魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School
5

ファンは待望の作品がスマホゲームに

『魔法科高校の劣等生』のアニメ、ラノベの映像を一部抜粋しつつ要点をまとめている印象。
時間かかった割にはあまりその点は評価できないが、作品を振り返るという意味では非常に面白いゲームだ。グラフィックに関してもスマホゲームにしては良好で、髪の毛や衣服なども動くように設定されている。しかし育成が大変で、進みも遅い。最初から簡単すぎるのもおもしろくないが、プレーヤーレベルに依存してキャラレベルが変動するのはなかなか時間を必要とするので、改善をして欲しい点ではある。
全体的には普通な印象。もう少し石の配布やレベルのアップの方法を検討して欲しい。

キャラのデザインは、ファンも納得のクオリティ。普段見れない衣装や、水着、キャラのボイスなどが聞けるのは非常に嬉しいポイントだった。追加速度も悪くなくファンとしては楽しめる。逆に新規のプレイヤーは入りにくいんじゃないかと感じた。最初から「なにこれ?」となるし、キャラもいきなり2期のキャラが含まれているので、その辺りは補足があっても良かったのではないか。
今後に期待したい作品である。

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School
10

作りこまれた世界観と重厚なストーリで、お兄様の強さが光る

一部のファンから「さすおに」と呼ばれているこの作品。
深雪の「さすがはお兄様です」という台詞が元ネタとなっているらしいですが、そう言わせる達也の最強ぶりが「さすが」すぎて痛快です。
序盤の劣等生からの下剋上に始まり、反則級の能力の披露まで、回を追うごとに達也の底知れない強さが明らかになっていく展開に引き込まれました。
様々なシチュエーションや戦術を見せてくれるので、達也が勝ち続けることに単調さを感じることもなく、次はどんな活躍をするのか思わず期待してしまいます。
達也は自分の強さに傲る素振りが全く無く、ひたすら深雪のために強さを磨こうと努力していてとても好感を持ちました。
また、派手なアクションや魔法の効果が迫力満点でした。
ヒロイン深雪も、抜群に美しく、可愛いかったです。
原作にはあった「地球が寒冷化した歴史に伴い、肌を露出する文化が衰退している」という説明がアニメでは省かれていた気がしますが、個人的にはあった方が良かったのかなと思いました。
女性陣の制服が少し風変わりなデザインなのは、この設定が反映されているからだと思いますが、おしとやかで慎み深い深雪が達也の前でだけ露出の多い服装をしている理由がそれだけ強いお兄様愛からであることが、より伝わると思います。
細かい設定が沢山あり、登場人物も多いですが、壮大なストーリーでとても面白いです。

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School
9

世界最強の兄妹魔法師が織りなす無双劇と兄妹愛

感情の起伏が少ないクールなイケメン主人公「司波達也」と兄を溺愛する美妹ヒロイン「司波深雪」が中心となる魔法戦闘アニメーション。
舞台は国立魔法大学付属高校。入学試験の結果で「優等生」の「劣等生」の差別が存在し、魔法適正を持たない劣等生の達也と類まれな魔法適正を持つ優等生の深雪。
しかし達也は国家1つを消滅させることが出来る「戦略級魔法師」、そしてトーラス・シルバーという日本最高峰のエンジニアでもあり、現代魔法を10年も進歩させたと言われる正体を隠されたチート級の魔法師である。
妹の深雪は同性をも魅了する美しい容姿を持ち合わせ、高校には主席で入学した才色兼備の魔法師である。恐るべきことに、深雪もまたアメリカ軍最強魔法師と同等の魔法スキルを持つ。
司波兄妹の同級生、剣術の名家千葉エリカや古式魔法の家系吉田幹彦、西城レオンハルトなどのキャラクター陣もほのぼのとした高校生活と組織との闘いを経て成長していく。
魔法を題材としつつも物理学や化学的理論をベースとした完全理系理論であるのにも関わらず、なぜだろう。非常に理解しやすい。
ストーリーが進み、司波兄妹の過去を知ることでより物語の本質を楽しめるアニメ。
そして何より、女の子のキャラがとてつもなく可愛い。

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School
10

主人公最強系アニメを観たいならこれ!

数あるアニメの中で、主人公最強系というものがありますが、そのジャンル名が最も当てはまるアニメです。
原作はライトノベル(未読)。
なろう系アニメではありますが、ファンタジー感はなく、現実のようなSF世界というかんじです。
主人公には妹がいてかなりのシスコンですが観ていて不快感を覚えるような感じではないです。それだけ主人公の容姿が完璧でひたすらに強いため、むしろ清々しいです。
戦闘シーンも多めでアクション、尚且つスカッと敵やムカつく相手を倒すアニメが好きな方にはお勧めです。
ただ、良くも悪くも、登場人物の多さや内容はかなり凝っているので、一度全話観てもわからないことや理解しかねる部分があると思います。逆を言えば、2度3度観ることで新たに理解できることがあり、さらに面白いです。
特に後半の、横浜騒乱編では、隠していた自分の正体を明かし、日本を守る姿は、主人公最強好きにはたまりません。
声優陣も豪華で、キャラクターとの違和感もなく、作画崩壊などもありません。
少しグロテスクな表現や、アダルトなシーンを含みます。
新興宗教団体やテロリストなどとの戦闘もあり、高校生の手におえるようなものではないようなトラブルを、主人公は危なげなく次々とこなしていくので本当に爽快です。ある種、なろう系アニメの究極系とも言えるでしょう。
最後は結局主人公が勝つというのを安心して観ていられる作品です。

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School
8

タイトルの通り「高校生」の主人公が「劣等生」な物語。

あらすじ
舞台は数十年後の未来。突如として魔法が使える人が産まれ、魔法が科学として確立された世界。そんな世界で高校に通う、魔法の成績は平均以下な一年生「司波達也」と、その妹で同じく一年生の優等生「司波深雪」。
周りには開かせない数多くの秘密を抱え入学した彼ら兄妹であったが、誰のイタズラか周りで起こる様々なトラブルに巻き込まれていく。彼ら兄妹は秘密を知られず普通の高校生活を送れるのか!?

※ここからやんわりとしたネタバレとやんわりとした誇張を含みます

以上が簡単なあらすじですが、
この作品を楽しんでいただけるポイントが3点ほど。

まず1つ目、司馬達也(通称お兄様)は最強です。なので安心してみていただければ良いのですが、実は普通に達也は劣等生なので、基本的に小規模な魔法しか使えません。ですが人並み外れた身体能力や洗練された魔法、さらに見せ方も上手いので、まるでマジシャンです。

そして2つ目、深雪はブラコンで達也はシスコンです。この時点でもうどうしようもない気がするのですが安心してください。血はつながっておりません!ですが、傍から見れば超仲の良い兄妹なだけなので深雪は自分たちの敵ではないと、達也の強さに惚れた周りの同級生や上級生が襲いかかってきます(さすがに嘘です。そんなことしようものならたちまち深雪に氷漬けにされることでしょう)!!

そして最後の3つめ。
これは少しマニアックなのですが、この作品で主たる部分の魔法ですが、これら魔法で起きる現象はほぼ現実の物理法則に則しており、理科に興味のある学生であれば多少は興奮すること間違いないです。ですがもちろん文系でも頭空っぽにしても見れます(ちなみに原作がライトノベルなのですが、それならより詳しく書かれています)。

いかがでしょうか。この一作品で、アクション、ファンタジー、サイエンス、ギャグ(?)まで要素があるのでどこかで好きなポイントが見つかるはずです。

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School
8

魔法と最強の主人公

『魔法』というものが使われるようになっていくなかで魔法士の育成に取り組む世界のなかで起きる物語です。そのなかで主人公の司波たつやは妹のみゆきと一緒に国立魔法大学付属第一高校に入学します。魔法という才能を持っている時点で天才であるが、第一高校には入学のときから優等生と劣等生に分けられ、明らかな差別がある状態で生活しなければなりません。たつやは劣等生、みゆきは優等生に分けられて学園生活を送ります。このアニメでは、一般魔法が不得意であるたつやが実は、最強である部分がとても魅力的です。劣等生というだけでたつやはなめられていたのですが、たつやが持っている軍事機密レベルの魔法や持ち前の身体能力を駆使して、さまざまな相手に勝っていき、みんなに認められるようになります。妹のみゆきもずば抜けた魔法力で他を圧倒します。加えて、美人なだけでなく、兄のたつやにゾッコンです。ちょっと、たつやがうらやましいです。ただ、主人公が最強なだけでなく、世間的には、凡人扱いされそうなレベルなのに、実際は、神のような力を持っているという点に引かれました。まだ見たことない人は、一度見てほしいです。かなりはまるアニメになっていると思います。魔法の素晴らしさに魅了されてください。

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School
6

劣等生なのに最強!?

日本全国に9つ存在する魔法科高校のうち、八王子に位置する第一高校に入学した達也は、学校の評価する事項に当てはまらないイレギュラーとして、落ちこぼれである二科生の烙印を押される。一方で、才色兼備の妹・深雪は、魔法の才能にも優れ一科生の評価を受ける。一科生と二科生の間には、大きな確執があり、様々な凶悪な事件や闘いに巻き込まれていく。
達也、深雪、彼らの友人が織り成す多種多様な魔法で事件を解決し、魔法師を戦闘の道具から解放し、安寧を目指していく。この大きな野望の中で、十師族と呼ばれる日本最強の魔法師軍団や海外の最強魔法戦闘師が権力や悪巧みをし、達也の平穏をかき乱す。ただの劣等生では、最強の相手を倒すことはできないが、達也の固有能力による天才的な頭脳、忍びと呼ばれる古式魔法の使い手九重八雲直伝体術、達也が使うことのできる二つの魔法である再生と分解を駆使して、互角以上の闘いを繰り広げていく。
この劣等生が闘う理由は、妹である。唯一残された大切な感情、妹への想いが彼を突き動かす。そして深雪もどんなことがあっても、達也の味方。弱点が多くても、優秀な妹と最強の劣等生の兄を倒さなければならない。この最強の兄妹の行く未来には何が待ち受けているのだろうか。

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School
10

さすがお兄様

アニメは2クールあるアニメで一気に見ようと思うと「あぁ〜、なっげぇし時間ないなぁ、まぁ一話まずは、見て見よう。」という感じでした。
ですが、その一話だけでもう私の心を鷲掴みでした。
なんといっても、主人公のキャラ感が良い。厨二病とかそういう言葉を使えば、そうなのかもしれませんが、ただその雰囲気がいい。
一話では、まだ実力の程は未知数のまま終わりですが、二話のラスト5分間くらいで実力がわかります。
そしてみんなはこういうのです。「さすがお兄様」と。ただただ、かっこいい。
劣等生とタイトルにあるのですが、ええぇ!?どこに劣等生がおるんや!!主人公の達也バチクソに強いじゃん!!ってなります。

九校戦でのモノリスコードでの戦闘シーンは、興奮しました。
いけいけいっけぇえ!!って感じで、無双していくのが気持ちよかったですね。

一条との戦闘。一高vs三高のモノリスコードは、かなり戦闘シーンがよかったです。絵が綺麗ですし、なによりお兄様がさすがすぎて...。ただ、ピンチな場面もあったりするのですが、再生ってなんだ!!って感じで回復しちゃいますね。チートです。誰も勝てない存在。圧倒的強さ。さすがお兄様素敵です。