タイトルの通り「高校生」の主人公が「劣等生」な物語。
あらすじ
舞台は数十年後の未来。突如として魔法が使える人が産まれ、魔法が科学として確立された世界。そんな世界で高校に通う、魔法の成績は平均以下な一年生「司波達也」と、その妹で同じく一年生の優等生「司波深雪」。
周りには開かせない数多くの秘密を抱え入学した彼ら兄妹であったが、誰のイタズラか周りで起こる様々なトラブルに巻き込まれていく。彼ら兄妹は秘密を知られず普通の高校生活を送れるのか!?
※ここからやんわりとしたネタバレとやんわりとした誇張を含みます
以上が簡単なあらすじですが、
この作品を楽しんでいただけるポイントが3点ほど。
まず1つ目、司馬達也(通称お兄様)は最強です。なので安心してみていただければ良いのですが、実は普通に達也は劣等生なので、基本的に小規模な魔法しか使えません。ですが人並み外れた身体能力や洗練された魔法、さらに見せ方も上手いので、まるでマジシャンです。
そして2つ目、深雪はブラコンで達也はシスコンです。この時点でもうどうしようもない気がするのですが安心してください。血はつながっておりません!ですが、傍から見れば超仲の良い兄妹なだけなので深雪は自分たちの敵ではないと、達也の強さに惚れた周りの同級生や上級生が襲いかかってきます(さすがに嘘です。そんなことしようものならたちまち深雪に氷漬けにされることでしょう)!!
そして最後の3つめ。
これは少しマニアックなのですが、この作品で主たる部分の魔法ですが、これら魔法で起きる現象はほぼ現実の物理法則に則しており、理科に興味のある学生であれば多少は興奮すること間違いないです。ですがもちろん文系でも頭空っぽにしても見れます(ちなみに原作がライトノベルなのですが、それならより詳しく書かれています)。
いかがでしょうか。この一作品で、アクション、ファンタジー、サイエンス、ギャグ(?)まで要素があるのでどこかで好きなポイントが見つかるはずです。