魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School

『魔法科高校の劣等生』とは2008年より佐島勤がWebサイト「小説家になろう」で掲載しているライトノベル、およびそれを原作とした漫画やアニメ作品である。魔法科高校を舞台に繰り広げられる異色の青春学園ストーリー。魔法に関する技術と知識、さらに類い稀な格闘センスを持つ主人公が、不当な評価を受けつつも、愛する妹や仲間達とたくましく成長していく姿が描かれている。原作のシリーズ累計発行部数は2000万部を超える人気作である。

final-finalのレビュー・評価・感想

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School
8

魔法と最強の主人公

『魔法』というものが使われるようになっていくなかで魔法士の育成に取り組む世界のなかで起きる物語です。そのなかで主人公の司波たつやは妹のみゆきと一緒に国立魔法大学付属第一高校に入学します。魔法という才能を持っている時点で天才であるが、第一高校には入学のときから優等生と劣等生に分けられ、明らかな差別がある状態で生活しなければなりません。たつやは劣等生、みゆきは優等生に分けられて学園生活を送ります。このアニメでは、一般魔法が不得意であるたつやが実は、最強である部分がとても魅力的です。劣等生というだけでたつやはなめられていたのですが、たつやが持っている軍事機密レベルの魔法や持ち前の身体能力を駆使して、さまざまな相手に勝っていき、みんなに認められるようになります。妹のみゆきもずば抜けた魔法力で他を圧倒します。加えて、美人なだけでなく、兄のたつやにゾッコンです。ちょっと、たつやがうらやましいです。ただ、主人公が最強なだけでなく、世間的には、凡人扱いされそうなレベルなのに、実際は、神のような力を持っているという点に引かれました。まだ見たことない人は、一度見てほしいです。かなりはまるアニメになっていると思います。魔法の素晴らしさに魅了されてください。