魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School

『魔法科高校の劣等生』とは2008年より佐島勤がWebサイト「小説家になろう」で掲載しているライトノベル、およびそれを原作とした漫画やアニメ作品である。魔法科高校を舞台に繰り広げられる異色の青春学園ストーリー。魔法に関する技術と知識、さらに類い稀な格闘センスを持つ主人公が、不当な評価を受けつつも、愛する妹や仲間達とたくましく成長していく姿が描かれている。原作のシリーズ累計発行部数は2000万部を超える人気作である。

ck6のレビュー・評価・感想

魔法科高校の劣等生 / The Irregular at Magic High School
10

主人公最強系アニメを観たいならこれ!

数あるアニメの中で、主人公最強系というものがありますが、そのジャンル名が最も当てはまるアニメです。
原作はライトノベル(未読)。
なろう系アニメではありますが、ファンタジー感はなく、現実のようなSF世界というかんじです。
主人公には妹がいてかなりのシスコンですが観ていて不快感を覚えるような感じではないです。それだけ主人公の容姿が完璧でひたすらに強いため、むしろ清々しいです。
戦闘シーンも多めでアクション、尚且つスカッと敵やムカつく相手を倒すアニメが好きな方にはお勧めです。
ただ、良くも悪くも、登場人物の多さや内容はかなり凝っているので、一度全話観てもわからないことや理解しかねる部分があると思います。逆を言えば、2度3度観ることで新たに理解できることがあり、さらに面白いです。
特に後半の、横浜騒乱編では、隠していた自分の正体を明かし、日本を守る姿は、主人公最強好きにはたまりません。
声優陣も豪華で、キャラクターとの違和感もなく、作画崩壊などもありません。
少しグロテスクな表現や、アダルトなシーンを含みます。
新興宗教団体やテロリストなどとの戦闘もあり、高校生の手におえるようなものではないようなトラブルを、主人公は危なげなく次々とこなしていくので本当に爽快です。ある種、なろう系アニメの究極系とも言えるでしょう。
最後は結局主人公が勝つというのを安心して観ていられる作品です。