Re:ゼロから始める異世界生活 / リゼロ / Re:Zero

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Re:ゼロから始める異世界生活は、長月達平(ながつきたっぺい)がWEBサイト「なろう小説」に投稿したライトノベル。およびそれを原作とした小説・アニメ・漫画作品。突如、異世界に召喚された引きこもりの少年・ナツキスバルが、唯一与えられた能力「死に戻り」の力を使って、終わりのない死の運命に抗い続ける物語。

Re:ゼロから始める異世界生活 / リゼロ / Re:Zeroのレビュー・評価・感想

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絶望から始まる再生の物語

「リゼロ」は、主人公ナツキ・スバルが異世界に転移し、「死に戻り」という特殊な能力を使って、過酷な運命に立ち向かう物語です。異世界ファンタジーとしての王道要素と、心理的なサスペンス、キャラクターたちの成長を融合させた非常に魅力的な作品です。

スバルは最初こそ典型的な「自分勝手で頼りない主人公」ですが、物語が進むにつれて、彼の苦悩や絶望、そしてそれを乗り越えていく姿が深く描かれます。この点が、他の異世界アニメとは一線を画していると感じました。彼の「死に戻り」は単なるリセットではなく、失敗と死を繰り返すことで、彼自身が大きく成長していく姿を見ることができます。

特に印象的だったのは、エミリアやレムといったヒロインたちとの関係性です。スバルが自分の無力さを痛感し、絶望に打ちひしがれるシーンは数多くありますが、仲間たちの存在が彼を支え、彼自身の人間的な成長につながっていくプロセスが美しく描かれています。

アクションやバトルシーンも見応えがあり、特に白鯨との戦いや、エルザとのバトルは非常に緊迫感がありました。アニメーションのクオリティも高く、作画の美しさやBGMの効果的な使い方は、物語の雰囲気を引き立てています。

ただ、ストーリーが非常に複雑で、登場人物の動機や背景が徐々に明かされるため、1度見ただけでは全てを理解するのは難しい部分もあります。また、スバルの言動が視聴者に不快感を与えることもあるため、彼のキャラクターを受け入れられない人には少し辛いかもしれません。

全体的に「リゼロ」は、異世界ものの枠に留まらず、心理的な葛藤や人間関係の深さを楽しみたい人におすすめの作品です。特に、スバルの成長物語として見ると非常に感動的で、視聴後には心に残るものがあるでしょう。めっちゃ面白かったです!

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これからも期待したいアニメ

アニメのみでラノベは知りませんが、いまのところはとても魅力的なアニメです。この作品は、異世界に転移した主人公・スバルの苦悩や成長を描いています。
その中で何度も死に戻りし、過酷な現実と向き合いながらも自身や周囲の人々との関係を深めていく姿には、なんとも言えない面白さがあります。

ストーリーも複雑で、スバルが巻き込まれる数々の事件や謎はゲームのように何度もゲームオーバーすることで変化し、より一層先が読めない展開になっていきます。
また作画や音楽もしっかりとしており、アクションシーンや心に響く音楽が、物語の世界観を一層際立ててくれます。

スバルが何度も苦難に立ち向かう姿が魅力なのですが、ちょっと鬱系な要素もあり、中盤ではしんどく感じる方もいるかもしれませんね。また一部で暴力的なシーンやグロい場面も多々見られるので、苦手な人には不向きかもしれません。

スバルの過去や、なぜ異世界に転移したのかという謎について、今後どのように明らかにされるのかが楽しみです。死に戻り能力や、それがどのような起源を持つのかが、物語の重要なポイントになりそうです。また、魔女の存在もはっきりとはわからず、特にパンドラの存在が非常に気になります。これからどんどん面白くなる予感がする、一押しのアニメです。

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タイムトラベルは過大評価? スバルの無限ループ冒険記

「異世界転生」と聞いて、「いいこと」しか思い浮かべない人にこそ、『Re:ゼロ』を見てもらいたいです。
ここでのタイムトラベルは、映画で見るような華やかなものではなく、むしろ「またやり直し?」という無限ループの旅です。

主人公スバルは、まるでビデオゲームのセーブポイントのように生きるキャラクターです。死ぬたびに「セーブポイント」に戻り、やり直しになります。彼の人生はループするサスペンスフルな日々で、彼の心理的ジェットコースターに同乗させられます。(本当に手に汗握りながら、次の話が気になり続けてしまいます…)

このアニメの真髄は、ただの異世界冒険に留まらず、スバルの心の動きを描くことにあります。
彼の絶望や挫折、そしてそれを乗り越える強さは、まるで月曜の朝、アラームを止めて二度寝するような我々の生活を反映しています。しかし彼は、どんな困難も乗り越えるために立ち上がります(まあ、選択肢もないですが)。

アニメのビジュアルとサウンドトラックは、この壮大な物語をさらに引き立てます。美しい画面に映る、時に残酷で痛々しいシーンも、どこか魅力的。
『Re:ゼロ』は異世界モノが好きな人、心理ドラマを求める人、カオス、胸糞悪いもの、展開が読めない作品が好きな人にはピッタリです。

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異世界転生作品の中でもダントツでオススメの作品

紹介する作品はweb小説が原作です。
小説家になろうというサイトに掲載されていて、無料で閲覧する事が出来ます。
小説での単行本化、アニメ化もしている作品です。

本作の主なあらすじは何の変哲のない高校生が気がつくと異世界に転生している所から始まります。
ここまでは他の異世界転生作品と同じ雰囲気ですが他の作品と大きく異なる部分は主人公がその後「死ぬ」事です。
異世界に転生してすぐに街中である少女と出会い、少女の落とし物を一緒に探す事になります。
その後町外れにある家を訪れ、主人公と少女は何者かに殺されてしまいます。
死んだはずが目を覚ますと少女と出会う前の時間に戻ります。
すべて夢だと思った主人公は少女を探し始めますが出会う事なく幾度も死ぬ事になります。
そこで主人公は自分が死ぬと時間が巻き戻るという気が付きます。
原作のweb小説では異世界に来てから街で出会った少女を助け出すまでが第1章とされています。
本作の面白さや見どころはは死ぬと時間が巻き戻るという能力を使っていかに理不尽な困難を乗り越えるのかという部分と、それに対しての主人公の葛藤、成長です。
さらに世界観も壮大で至る所に様々な伏線が散りばめられています。

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引きこもり中二病が異世界生活をはじめ大切な人を守っていくループ系アニメ

コンビニで立ち読みをしていた主人公、引きこもりの菜木昴(ナツキスバル)。その帰り道、いつの間にか異世界へ招かれ、そこで生活をしてく。そして彼が持っている“死の戻り”という、死んでもまた生き返るという力。そして、生き返るとともに、時間も戻っている。“何度もやり直せる”その力を使い、ストーリーの中で出会った彼の大切な人達を守っていくという物語。運命に抗いながら、大切な人を守るために自分の命を自ら断つシーンもあり、運命に抗いまくるループ系のアニメ。スバルの中二病はともかく、周りのキャラクターはキャラも立っていて面白い。一人一人の物語もあるので、とても見応えがあります。ヒロインのエミリアは正義感の強い女の子で、スバルが恋焦がれるキャラなのですが、個人的にはレムちゃんがヒロインじゃないの!?と思っちゃう。物語の構成は着地点も面白く、私的には続きないのかなとひそかに願っています。ストーリーを進めるにつれて、スバルの正義感やナヨってしている部分が見えて若干ウザいのですが、人間らしく、個人的には好きです。オープニングの音楽もかっこよく、鳥肌が立ちます。大体3話くらいから徐々にキャラクターが登場し面白くなってきますよ。

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もう二度と死にたくない。ゼロから進む攻略アニメ

主人公のナツキスバルは、ある日異世界に入り込みます。
このアニメのタイトルにあるようにReゼロから始まるという由来として、ストーリーが進んでいく中で、主人公はたくさんの死に際のシーンがたくさんあります。
そのシーンはとてもリアルに描かれており、もう死ぬのは嫌になるような描写になっています。
主人公が死んでしまえば、あるセーブスポットからの生活を繰り返すという、リセットされてゼロからまたスタートするストーリーとなっています。
そのリセット地点から工夫を重ねてストーリーを進めていく上で、攻略へと近づいていきます。
他のキャラクターも個性や裏切りもあり、どのキャラクターが味方なのか敵なのかアニメを見た上で予想がつかない部分もたくさんあり、このアニメが好きになりました。
時には、主人公の純粋な気持ちと、登場人物とのすれ違いが繋がり感動するシーンや、主人公とヒロインとの恋愛のシーンもあり、刺激のたくさんあるアニメとなっています。
次に何が起こるかわからないアニメとなっているため、飽きずに最後まで見ることができると思います。
また、このアニメは第一期から第二期まであり、全50話です。まとめて見るにはとてもオススメなアニメとなっております。

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生き方について考えさせられるアニメ、そしてアニメへの評価が変わった作品

アニメとは思えないくらいにリアルな人間の汚い部分を表現した作品。それと同時に人間にはこんなにも何度でも立ち上がり、生きようとする生命の素晴らしさを感じた。最初は見ていて主人公の人間性と考え方に虫唾が走り、嫌な気持ちや怒りが沸々と湧いてきて見るのを止めようか迷ってしまうようなアニメだった。しかし、話数を重ねるごとに、主人公の考え方や人間性は、自分自身と重なる部分が多くあることに気づいた。それは本当はそうなのに自分がこの主人公のように汚く、卑劣で卑屈な人間ではないと信じて、見ようとしていなかった部分であり、それを理解していく内に主人公を応援するかのような立場で見てしまった。3日で見終わってしまった。そして、主人公の人間的な部分だけではなく作中に登場するヒロイン(エミリア)や女性キャラ(レム、ラム、ベアトリスなど)の可愛さや健気さは言葉では言い表せれない程、尊く綺麗で素晴らしい物であった。また挿入歌は作中に登場する女性キャラ達が歌っている物が挟まれており、主人公がどうしようもなく死にたくなり、諦めた場面でその女性キャラに救われる名シーンが歌と共にいくつも存在しておりそれを見るだけでも価値がある。アニメで泣くことはあまりない私ですが自然に涙が出てきてしまう、そんな素晴らしいアニメです。

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ハマってしまう理由

私はアニメで当作品の存在を知り、無料で小説が閲覧できるサイト「小説家になろう」にて、500話以上を読了しています。それを果たした私に言わせれば、当作品の魅力は『主人公の救えなさ』にあると考えています。何のチート能力もない主人公が、諦めの悪さと小賢しさを武器とし、そして唯一与えられた権能『死に戻り』に振り回されながらも、他力本願をモットーに過酷な環境に立ち向かい、そしていくつもの困難を乗り越える大波乱が巻き起こる、といった物語。救えない人間でも救えるものはあるし、救われることもある、というところに感動しました。そしてもう一つ、当作品を通じて感じたことは『時の巡り合わせ』というものが、いかに素晴らしく儚いものなのかということ。当作品はループで、前回のループよりよい結果になるように試行錯誤する主人公の有り様が共感を生み、また、そのループものの特性上、『出会い方』だったり、『印象』というものが、どれだけ人間関係を形成する上で重要なファクターになっているのかがよく感じられます。ここまで読めば感じられたでしょうが、当作品はとても主人公が「俺TUEEE」なんていえる状況じゃありません。同じサイトに投稿されてはいても、世に多く出回っている「なろう系」とは一線を画すような作品の面白さがあります。

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アニメ2期の制作が決定しています

※盛大なネタバレを含んでおりますので、ネタバレが嫌な方はスルーでお願いします。
「小説家になろう」で連載されている異世界もののファンタジー小説です。ひきこもりだった主人公のナツキ・スバルがある日突然異世界に召喚されてしまい、ハーフエルフの少女エミリアと出会います。この世界では災厄と呼ばれる存在がおりその災厄がハーフエルフであったことから、エミリアは人々に嫌われていました。エミリアに一目惚れしたスバルは彼女を助けるため様々な困難に立ち向かいます。しかし腸狩りと呼ばれる女と出会ったスバルはエミリアとともに殺されてしまいます。死んだと思ったスバルでしたが、次の瞬間目を開けると、なんとエミリアと出会う前に時間が巻き戻っているのでした。その後何度殺されても時間が巻き戻ることから、スバルはこの現象を「死に戻り」と名付けました。何度も死に戻りを繰り返しながらも必死にエミリアを助け続けたスバルは、ついにエミリアに告白することができたのでした。
と、ここまでがアニメ1期のあらすじです。すでにアニメ2期が制作中となっているようで、今から楽しみで仕方ない皆さんが多いのではないでしょうか。さて2期について原作を知っている私がちょっとだけ触れますと、アニメ1期でおそらく人気キャラ1位だったであろうあのキャラに衝撃の展開が訪れます。もちろん主人公のスバルのことですから、そのキャラを助けようと大いに頑張ってくれると思うのですが、1クールだけで終われる内容ではないと思っています。果たして2期ではどこまで話をすすめてくれるのでしょうか?またはオリジナルストーリーになる可能性も捨てきれません。とにかく最新情報に期待ですね!

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作品紹介、見どころ

Web小説から文庫本、アニメ化として注目されるライトノベル。
ジャンルは異世界ファンタジー系で、コンビニ帰りの少年ナツキ・スバルは突如として異世界に召喚され、話が展開されていく。そこで少年が手にした力は「死に戻り」彼は幾度となく訪れる死の恐怖と立ち向かい、その人生を切り開いていく物語。
見どころといえる注目点はいくつかあります。
まずは、個性的なキャラと可愛いヒロインたち。メインヒロインのエミリアは、銀髪のハーフエルフ。鬼メイドのレムとラム。ビジュアルは特に人気が高く、声を当てているキャストさんととてもマッチしています。
異世界ならではのロマンのある人物設定ですが、とにかく一言で表すと可愛い。こんなキャラに囲まれている主人公は羨ましい限りです。
注目点はその2は、死に戻りです。主人公が与えられた唯一の能力は、死んで時を巻き戻す死に戻りです。死ぬ前のどの場面に死に戻るかは自身では選べず、他言無用の能力です。
元々学校サボり何も頑張らなかった高校生の主人公。僕からしたら甘ったれのろくでもないやつですが、幾度となく迫りくる死の連鎖。突然の死。裏切りの死。絶望の死。無力による死。決意の死。やり直しの死。大切な人のための死。
この残酷な能力は少年を成長させ、周りの人が信頼し、尊敬する。とても魅力的な能力です。
不満点としては、グロテスクな描写が多いところです。死をテーマにしているため、序盤から血が流れます。
2つ目は、いろんな先の人生の選択肢が存在するということです。見る人にとってはくどくて、飽きてしまう。とても気分が落ち込む場合があります。
ですが、主人公に自分をかさね、どれだけ辛く残酷な人生がいくつも存在したとしても、諦めずに最後は自分に悔いの無い選択肢を勝ち取るところが魅力でもあります。

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なぜ人気?『Re:ゼロから始める異世界生活』

『Re:ゼロから始める異世界生活』。
観た事ないけど聞いた事ある方、よくいませんか?
今回はなぜ『Re:ゼロから始める異世界生活』が人気なのかポイントを紹介します!

■人気な理由その1
まずは登場人物が可愛い!笑
これは視聴した方なら解ると思います。

それぞれのキャラクターが個性的で可愛らしい。
きっと自分好みの子が、見つかるはず。

■人気な理由その2
『死に戻り』という斬新な設定。

主人公『ナツキ・スバル』がひょんな事から異世界の世界に迷い込み、慣れない異世界で行動するのですが、その際に1人の少女と出会い、事件に巻き込まれてなんと主人公と少女が死んでしまいます。
しかし何故かその死ぬ前の時間に戻ってしまうのです。
その少女を救うため、スバルは今度は違う選択をしながら新たな可能性を探り、選択肢を増やしていく展開にとても引き込まれます。

■人気な理由その3
可愛いキャラが出てくるのにかなりグロテスク。

可愛いキャラが沢山いるのにスバルや美少女達が死ぬ描写などが結構リアルで、そのギャップがとても印象的です。
そんな残酷な出来事を繰り返しながらも皆が助かる道を探しながら1人で頑張るスバルを応援したくなる。
そんな作品です。

どうでしたか?
このレビューを読んで少しでも興味を持った方がいたらぜひ1度ご視聴ください。
あなたの推しキャラが必ず見つかると思いますよ。

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挫折率16%のリゼロを絶対に18話まで観るべき理由

「Re:ゼロから始める異世界生活」(以降リゼロと呼ぶことにする)は賛否両論の激しすぎる作品だ。
Amazonで最高評価の5点をつけている人は約50%いるが、最低評価である1点の割合も16%と、極端に割れている。
何を隠そう僕自身も、第一印象では「1」どころか「0.1」を付けるくらいの勢いで酷い評価をしていたし、途中で何度見るのを止めようとしたかわからない。
それにしても、6人に1人が最低評価をつける理由は一体なんなんだろう。
なぜ途中で挫折してしまう人が多いのか?
やはりそれは主人公である『ナツキスバルの人間性』が一番の原因だろう。
まず何より、話し方がいちいち気持ち悪い。
さらに、空気を読まない行動がウザすぎる。
挙げ句の果てに、大事な約束を破り、周りに迷惑をかけまくる。
個人的には“最も共感できないタイプのキャラ”だ。
『主人公に共感できない』。
これはアニメに限らず、“作品を見るモチベーション”を下げる要因にもなる。
魅力的な主人公がいるからこそ、そこに自分自身を重ねて、作品の中の出来事をまるで自分が体験しているかのように感じ、手に汗握ることができる。
自己を投影するキャラクターが存在しなければ、うまく感情移入することなどできないだろう。
じゃあ、なぜ僕はストレスを抱えながらも、膨大なエルネギーを使って自らを奮い起こし、わざわざリゼロ見続けたのか?
その理由は“主人公のウザさ”をも吹き飛ばしてしまう程の、ストーリー展開の凄まじさだ。
和気あいあいと話していたかと思うと、いきなり腹を切り裂かれたり、心を許していた女の子に拷問されたあげく、鉄球で叩き潰されたり、かといって普通におとなしく寝ていても、そのままベッドで死んでしまったりなど、とにかく先が読めなさすぎて全く気が抜けない。
ナツキスバルのウザさは見ていて本当にキツいのだが、「これ、どうやったら話が先に進むの?」と、どうしても好奇心の方が勝ってしまうである。
とまあ、これは僕自身にしか当てはまらない理由で、あなたにとってはどうでもいい話かもしれない。
ただ、最後にどうしても語っておきたいことがある。
それは、ファンの間で神回と呼ばれている18話についてだ。
先に、リゼロの評価を下げている一番の原因は『ナツキスバルの人間性』といったが、18話のある出来事をきっかけにそのナツキスバルに革命的な変化が起こる。
見るに堪えなかったあの強烈なウザささえも、心地良く感じられるほどに。
そして、それまでの“悪夢のようなストーリー展開”が全て報われるような、強烈な逆転劇が繰り広げられていくことになる。
そう。
物語の前半から中盤にかけて作品の評価を最も下げていた『主人公の気持ち悪さ、ウザさ』こそが、起承転結の『転』の役割を果たす、物語中最大のトリガーだったのだ。
是非あなたにも、その衝撃の瞬間に立ち会ってもらいたい。
そこからはもう、この作品をどんどん好きにっていく気持ちをあなたは止められなくなるはずだ。

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あきらめないってこと

もともとファンタジー系のアニメは嫌いだった。現実感がないため、感情移入ができずにずっと避けていた。物語の始まりは、コンビニ帰りに異世界へ召喚された凡人高校生の菜月スバルが、必死になり異世界を変えていくストーリーである。彼に与えられた能力は「死に戻り」。死んだら過去に巻き戻るとしても、あなたは自ら命を絶ち、未来を変える勇気が有りますか?あの方法じゃだめだから自ら命を絶つ。この展開ならあの子が死んでしまうから自ら命を絶つなど、自分には到底出来ない。それでもあきらめず、打開策を見つけ立ち向かっていく。死に戻りは嫉妬の魔女の呪いで有り、解けることはありません。また、ヒロイン、準ヒロインがすさまじく可愛い。メインヒロインでハーフエルフのエミリア、ロズワール邸で働く双子レムとラム、ロズワール邸の禁書庫で司書をするベアトリスなど、それぞれ個性が強くその魅力に惹かれていく。そもそも女性キャラはみんな可愛い。レムとラムのコスプレが一時期流行し世間を賑わせた。人気のアニメは間違いないだろうくらいで見ましたが、シーズン1のラストは、涙があふれてきた。またシーズン2の伏線回収には度肝を抜かれましたよ…。多くは語りません!ただ見てほしいです。

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『Re:ゼロから始める異世界生活』を見ての感想

【あらすじ】
ある日、高校生ナツキ・スバルはコンビニの帰りにいきなり異世界へ飛ばされる。そこでスバルはチンピラに襲われ、命の危機に晒されるが、そこに現れた銀髪美少女に助けられる。それをきっかけに彼女に一目ぼれしてしまう。彼女は「盗賊であるフェルトという人物に大切なものを盗まれ困っている」とスバルに助けを求める。スバルは、盗まれたものを取り戻すため彼女と行動を共にし、フェルトの元へ行くが、そこで二人は謎の女によって殺されてしまう。しかし、再び目を開けると時間が戻っていて、また同じ状況になってしまう。その能力を使い、何度も死に戻りをし、同じ運命をたどらないよう行動を変えていく。

【感想】
スバルが死に戻りを駆使して困難を乗り越えていく、新鮮なストーリーに興味をそそられました。ただただチート級能力を持っている、ありがちなアニメとは違い、スバルが人間らしい一面を持っている所も面白さの一つだと思いました。
死に戻りをしていることを周りに知らせることができないという設定が、個人的には「良い」と思いました。このタイプのストーリーでは途中でヒロインがそういう設定に気付いてしまうことが結構多いですが、最後まで知らされることがなく物語が進んでいくので、「ありがちなアニメに飽きた。新鮮味があるものを見たい」と思っている方にとてもお勧めな作品だと思いました。

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アニメ『リゼロ』のキャラの魅力や見どころ

アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』の魅力は、何と言っても個性豊かなキャラが多く登場するところです。
かっこいいキャラから可愛いキャラはもちろん、不思議系や天然系などほぼすべての属性を網羅しているといっても過言ではありません。そんな個性に満ち溢れたキャラが登場するアニメ『リゼロ』の見どころを紹介していきます。

1.主人公の能力
主人公「ナツキスバル」は、もともと不登校だった高校生ですが、ある日の夜、コンビニに夜食を買いに行った帰りに突如として異世界へ転生していまいます。ラノベなどの知識通りだとこのまま自分はすごい魔法を使い世界を救うことや、かわいいヒロインと異世界生活を満喫するなどの妄想を抱いていましたが、能力が彼の中で発現することはありませんでした。そしてそのまま物語が進み、彼は不幸にも「腸狩り(はらわたがり)」と呼ばれる殺し屋に殺されてしまいます。「このままアニメ終了か…」と思った矢先、なんと彼は死ぬ前に訪れた果物屋にタイムリープしていたのです。彼はこの能力を「死に戻り」と名付け、自分の死によって何度も時間を繰り返しこれから立ちふさがる壁に挑んでいくのです。

2.ヒロインの魅力
今作のヒロインである「エミリア」は、人間とエルフとの間に生まれたハーフエルフとして人々から忌み嫌われていました。もともとは人里から離れた雪山で一人暮らしをしていたのですが、猫型の妖精(パック)との出会いや、ロズワールと呼ばれる魔法使いから「次期ルグニカ王国の王を決める王選に立候補してほしい」と斡旋され、今ではロズワール邸で暮らしています。エミリアは自分が人々から嫌われていると自覚していますが、平等な世界を目指し、次期王へなるべく王選への参加を決意します。そんなエミリアですが、主人公からEMT(エミリアたんまじ天使)と呼ばれるほどの魅力を備えています。ちょっと天然なところや、不幸の中でもめげない姿勢など、彼女の努力する姿は心奪われるものがあります。物語が進んでいく中で徐々に主人公にも心開いていき、お互い助け合いながら困難に立ち向かっていく場面はとても魅力的です。

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異世界召喚系で迷ったなら、この本!

『異世界召喚系』や、『異世界生活系』の漫画は、ライトノベルを中心に数多く出版されていますが、その中でも私がオススメするのは、『Re:ゼロから始める異世界生活』です。

この作品のオススメポイントを一言で伝えるとすれば、「憧れていた異世界生活でのリアル」です。
物語の大まかなストーリーはよくある異世界召喚もので、日本のある街で、特に夢も希望もなく、なんとなく日々を過ごしていたフリーターの青年が、ひょんなことから異世界に召喚され、そしてまた、ひょんなことから謎の組織に命を狙われている美少女と出会い、その美少女に恋をし、主人公らしく特殊な能力を使いながら、度重なる危機から彼女を救っていく、という物語です。
物語の主人公もよくある設定で、謎の組織に狙われている美少女という設定もよくあるもの。そして主人公の特殊能力『死に戻り』も、仮に自分が死んでしまったとしても再び復活して物語の起点となった過去の場面からまた人生をやり直すことが出来る、というRPGでいうところの『コンティニュー』のような能力であり、これも、正直よくある設定のように感じます。

しかし、この作品が面白い最大の理由はココであり、主人公は毎回、『死に戻り』の能力を発動しますが、その都度、現実世界と同じように苦しみ、もがき、泣きながら人生を再スタートしなければならないという、あまりにも過酷で現実的過ぎる設定です。
せっかく夢の異世界に来ているというに、今まで以上に過酷で現実的な死の描写や、恐怖の描写が続くので、もういっそ異世界より、現実世界の方がはるかに楽園だと感じられるレベルです。
ちなみに、毎回きちんと死なないと『死に戻り』の能力は発動しないため、大好きな彼女が生きている未来を作り上げるため、主人公自ら、自殺を図るシーンもあります。
その際の葛藤や苦しみも、毎回丁寧に描かれているため、回を重ねるごとにその世界観に飲まれてしまいます。

他の人にはない特殊能力を持って、生きていくこととはどういうことなのか?
異世界に召喚され、英雄として生きることとは一体どういう意味なのか?
本当の英雄とはどんな存在なのか?
異世界召喚ものの作品が多すぎて、どれを読んでいいのかわからない!
または、漠然と、異世界生活や英雄としての生き方に憧れている人に、是非読んでもらいたい、オススメの一作です。

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苛立つけど、自分を見つめなおす漫画

ある日突然、異世界に召喚された夏樹スバル。
出会ったハーフエルフのエミリアに助けられ一目ぼれしたスバルは、恩返しのために彼女が探していた『徽章』を一緒に探す。
あと少しで、『徽章』を手に入れれると思ったところで、スバルに待っていたのは死だった。
しかし、死んだはずのスバルは、気づけば異世界に召喚された時点に戻っていた。
スバルは異世界で『死に戻り』をする能力を手にしたのだった。
物語のメインは、スバルが『死に戻り』を繰り返しながら、仲間たちと力を合わせて、未来を作っていくもの。
この夏樹スバルという男、他人思いなところもあるが、発想が基本的には自己中心的。
アニメの主人公という目線で見ると、その選択をするのか?そんな行動をとるのか?と思ったり、スバルの言動があまりにも稚拙で苛立つことも少なくない。
しかし彼が仲間と未来を作っていく姿を見ながら、自分を見つめなおすきっかけとなるアニメ。
そうか、自分は社会で様々な気遣いをしながら仕事をしているが、本心として人間は自己中心的で、幼稚で、だけども仲間が大事で仲間と一緒に前に進もうとするものなんだと。
恋愛においても同じで、自分の気持ちに素直になることは決して間違っていないと教えてくれるアニメ。

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神作品

題名の通り本作品は神作品です。ここまで本格的にストーリーが作りこまれ、アニメ化された同系統のシリアス作品はないでしょう。明らかに今までとは違うジャンルを確立しています。
キャラデザにおいても他とは一線を越えているでしょう。例えば町中を歩いていると、ゲームセンターやパチスロ店にアニメ作品のポスターが貼ってあります。その中でも光り輝くものを感じます。
二期発表のpvの再生数、高評価数からも、その評価が世界的であるということがうかがえます。
本作品は小説家になろうにて原作更新が行われています。アニメ化されたのは俗にいう3章までで、それ以降の話も無料で見ることができます。アニメの範囲では明かされていない衝撃の事実や興味深い世界観をより味わうことができるでしょう。
舞台はルグ二カ王国、国内は王の死により平時より不安定に陥っていました。竜との盟約においてその血統が途絶えることだけは避けなくてはならないのです。このことに危機を抱いた賢人会の人々は王選を開始することを決めました。その候補者は、クルシュ、アナスタシア、プリシラ、フェルト、そして異世界転生した主人公菜月昴の陣営でお馴染み、ハーフエルフ種であるエミリア。本編では主人公のエミリア陣営での話が展開されていますが、短編書籍版では違う陣営の視点での展開も見れるのでお勧めです。以上があらすじでした。アニメ以外の魅力も伝えることができたらいいなと思います。

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オススメできる異世界もの

最初はよくある異世界ものだろうなと思いながら、主人公の男性もあまりさえないしなーと思いながら見ていました。
異世界に来たばかりでチンピラに絡まれ、ピンチの主人公をヒロインが助けて一目ぼれし、自分を助けてくれたヒロインの力になりたいと奮闘する話です。
主人公が死んでしまうと、ある一定のターニングポイントに戻る。
敵は強いが主人公は普通の人間なのでどう考えても敵わない相手なのだが、ヒロインやその世界で出会った仲間たちと協力したり、交渉したりしながら死を回避するのが見どころです。時に仲間と険悪になったり諦めそうになったり、死に過ぎて気が狂ったりしてしまうのですが、そのたびに仲間に怒られたり励まされたり、大好きです!と告白されたりラブコメ要素もあります。
途中主人公がかなりピリピリしていたりグダグダしたりしている所が私は気に食わなくて主人公のことがあまり好きではないのですが、仲間のヒロインや女の子がかわいいので見ています笑
原作のラノベは読んだことはなくアニメのみ視聴しましたが、アニメだけでも結構楽しめます。初期OPのRedoも疾走感がありかっこよくて乗れる曲です。逆にEDはしっとりしていて神曲と言っているファンも結構多いです。

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最高によくできた話、ただそれだけの物語

主人公が強い異世界ものもたくさん見てきて惹かれる作品も数々ありましたが、あまりにも見過ぎてしまい少し飽きてきた中でこの作品と出会ってまず驚いたのが、主人公が大して強くなくすぐ死ぬ、しかも悲惨に。インパクトがあり過ぎて何周も見てしまいました。ただ唯一、主人公の特異能力が”死に戻り”と言う能力で死んでもまたある一定の地点からやり直す事が出来ます。運命に抗って何度もやり直した先にまたさらに悲惨な結果があり、途中までこんなにかっこ悪い主人公は見た事ないぞと思っていたところ噛まれると呪いで死んでしまう犬から鬼の女の子レムちゃんを救って更に村も救ってくれたりしてくれて主人公弱い、でも可愛い女の子を救ったスバルくんに感動と賞賛しか有りませんでしたただスバルくんは欲張りで本命の女の子で銀髪のハーフエルフ”エミリア”に好意を持っていてその女の子を救うためにまた命を張って守ろうと奮闘しました。エミリアはその見た目から魔女教と恐れられ嫉妬の魔女サテラと蔑まれていたがスバルはそれが気にくわない気持ちと、好きだとゆう気持ちを拗らせて周りから孤立してしまいましたエミリアちゃんとも気持ちがすれ違ってしまい見てられない展開にもなりましたがその辺りがまたそのあとの展開をさらに盛り上げてくれるいいスパイスとなっており他の作品であまりない女の子より弱い弱い主人公、でも全てが噛み合った場面でのワクワク感は最高です!書ききれないところもありますが最後まで見て後悔しない作品、お勧めします。

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タイトルなし

Re:ゼロは、ナツキ・スバルと言う主人公がいきなり異世界に飛ばされるところから始まります。スバルはニートをしていて、コンビニでから帰る途中で異世界に飛ばされます。そこで、出会うのはエミリアというハーフエルフの女の子です。その子はとても可愛くスバルの心を一瞬で掴みます。いわいるスバルの一目惚れでした(笑)そのエミリアとスバルそしてエミリアの後ろ楯になっている。ロズワール伯爵の屋敷のメイドレムとラム、その書庫に住んでいるベアトリスそんななかで起きる事件を次々と解決していくスバルはいつしかこの人たちは自分がいないとダメだ!!と思い始めるようになり、どこか優越感を覚えてしまい、エミリアに「お前らは俺がいないとダメなんだ」と言ってしまい、エミリアは怒ってしまう。そして、レムと二人だけになり、また事件が起きてしまう。その事件を解決しようとするのですが全く解決の糸口が見つからず途方にくれてレムと一緒に逃げようとスバルはレムに提案をしますが、レムはスバルなら出来ると断言し、スバルは立ち上がります。自分はこのシーンが一番好きで何回も見ましたー(笑)何回も失敗して立ち上がっていくスバルの姿を見ると自分もへこたれてはいけないと思い奮い立ちます!!なので、このアニメは自分の一押しです!!是非見てください!!

Re:ゼロから始める異世界生活 / リゼロ / Re:Zero
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可愛い絵柄に騙される!?愛情や人生について考えるアニメ

このアニメはある程度アニメを見たことのある人であれば、見た人も多いのではないでしょうか。
そのくらい「リゼロ」というアニメは有名で人気な作品となっています。
さて、見たことのない方はタイトルと絵柄でどんなイメージを持っているのでしょうか?
「可愛い絵柄だし萌え系かな?」「よくある異世界転生モノ?」などいろんな意見があると思います。
ある程度どの意見も合っているのですが、そんな表面上の甘い作品ではないことを断言します。

タイトルからわかる通りこの作品は「異世界転生モノ」です。
だらだらと暮らしていた主人公スバルが突然異世界に飛ばされます。
そこで出会った少女エミリアやエミリアの屋敷の人たちと知り合っていきます。
スバルはその異世界で「死に戻り」の能力を得てしまいます。
つまりスバルは何回も死ぬ苦しみを味わいながら、時には自分の信頼していた人間に無残に殺されながらも時間を巻き戻してしまうのです。
死んだ時、殺された時の記憶は残ったままなので、どうにか今度は死なないように奮闘しそれでも何回も死に戻ってしまう、それでもなんとか生き抜こうとするスバルの成長を描いた物語です。

どうでしょうか?
すでにこの時点でイメージと違った方は多いのではないでしょうか?
よくメインのイラストで描かれるメイド美少女たちの可愛い絵柄とあまりに合わない暗く悲しいイメージです。
そのメイドの1人、レムは当初スバルに対して殺意を持っていましたが、とあることがきっかけでスバルに対して深い深い愛情を抱きます。
その愛情はあまりにまっすぐで深くて見ているだけで辛くなるような愛情で、「恋愛」という感情をはるかに超える愛情を見たような気がします。

主人公スバルやエミリア、レム以外のキャラクターも全てそれぞれ魅力があり回を追えば追うほど見入ってしまう「リゼロ」。
全て見終わった後に「絵柄に騙された!」と思いつつもきっと誰かに勧めたくなってしまう作品です。

Re:ゼロから始める異世界生活 / リゼロ / Re:Zero
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異世界系アニメの発祥!

冴えない主人公がある日突然、異世界へと飛んでいき何度も死んでは過去に戻る繰り返しの中で失敗を繰り返し、やがて成功していくというストーリーに惹かれ全話見てしまいました。
最近流行りの「異世界系アニメ」と過去に戻るというタイムトラベル的な融合が見どころです。
初めはあまりよく意味が分かりませんでしたが、見ているうちにアニメの世界観に引き込まれていったのを覚えています。
始まりは自堕落な冴えない主人公が現代でお馴染みのコンビニへ買い物に行っているシーンから始まります。コンビニを一歩外へ出ると、異世界へ飛んでしまい、そこでヒロインのエミリアと出会います。このヒロインの力になってあげたいと、主人公スバルは死ぬたびに「死に戻り」という特殊な能力を持っていることに気づき、何度もエミリアを助けようと過去に戻っては過ちを正し物語を成功に導く姿に感動します。
見ていて、とても次回が気になるアニメでした。
ドラクエのような世界観に「ひぐらしのなく頃に」や「シュタインズ・ゲート」の要素を盛り込んだような壮大なストーリーだと思いました。
ただ、アニメよりも原作の方が内容が濃く、登場人物の背景などを楽しめるので原作まで読んでほしい作品です。

Re:ゼロから始める異世界生活 / リゼロ / Re:Zero
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異世界系鬱展開アニメ

この作品は、現実世界に適応出来ず、目的のない毎日を全て他人のせいにし堕落して生きる主人公・菜月昴がある日突然「異世界」へと飛び、そこでRPGにはよくある設定?の自己能力「死に戻り」を使い奮闘していくストーリーです。
死に戻りという自己能力は聞く側としては「何も怖い事ないじゃん!」かもしれませんが、Re:ゼロから始める異世界生活(以下リゼロ)は、使用者側(菜月昴)の心情が濃く出ています。
何度繰り返しても変わらない未来だったり、何度奮闘しても失敗・その先には絶望しか無かったりと、かなり濃いめの鬱ストーリーとなっています。
1話1話と進むにつれ重くなる内容。峠を越えたか?!と思いきや死・絶望と重く見ているこちら側も精神的にきつくなっていくストーリーが容赦なく降りかかってきます。
死に戻りするたびに少しずつ微妙に変化していく主人公の行動・ヒロイン、敵、周りの人物の行動が変わっていくのはタイムリープ物の醍醐味と言えるでしょう、目が離せない展開を連続して楽しめます!
アニメの異世界物ブームのおすすめ作品、リゼロ。異世界+タイムリープがお好きな方は絶対好きになる作品だとおもいます。ただ、流血表現や鬱展開が苦手な人は注意が必要かもしれません(笑)そんな方にも是非見ていただきたい作品です。