作品紹介、見どころ
Web小説から文庫本、アニメ化として注目されるライトノベル。
ジャンルは異世界ファンタジー系で、コンビニ帰りの少年ナツキ・スバルは突如として異世界に召喚され、話が展開されていく。そこで少年が手にした力は「死に戻り」彼は幾度となく訪れる死の恐怖と立ち向かい、その人生を切り開いていく物語。
見どころといえる注目点はいくつかあります。
まずは、個性的なキャラと可愛いヒロインたち。メインヒロインのエミリアは、銀髪のハーフエルフ。鬼メイドのレムとラム。ビジュアルは特に人気が高く、声を当てているキャストさんととてもマッチしています。
異世界ならではのロマンのある人物設定ですが、とにかく一言で表すと可愛い。こんなキャラに囲まれている主人公は羨ましい限りです。
注目点はその2は、死に戻りです。主人公が与えられた唯一の能力は、死んで時を巻き戻す死に戻りです。死ぬ前のどの場面に死に戻るかは自身では選べず、他言無用の能力です。
元々学校サボり何も頑張らなかった高校生の主人公。僕からしたら甘ったれのろくでもないやつですが、幾度となく迫りくる死の連鎖。突然の死。裏切りの死。絶望の死。無力による死。決意の死。やり直しの死。大切な人のための死。
この残酷な能力は少年を成長させ、周りの人が信頼し、尊敬する。とても魅力的な能力です。
不満点としては、グロテスクな描写が多いところです。死をテーマにしているため、序盤から血が流れます。
2つ目は、いろんな先の人生の選択肢が存在するということです。見る人にとってはくどくて、飽きてしまう。とても気分が落ち込む場合があります。
ですが、主人公に自分をかさね、どれだけ辛く残酷な人生がいくつも存在したとしても、諦めずに最後は自分に悔いの無い選択肢を勝ち取るところが魅力でもあります。