Creepy Nuts / クリーピーナッツ

Creepy Nuts / クリーピーナッツ

Creepy Nuts(クリーピーナッツ)とは、日本のヒップホップユニット。メンバーは、日本最高峰のMCバトルULTIMATE MC BATTLE GRAND CHAMPIONSHIPで史上初の全国3連覇を果たしたラッパー・R-指定、世界最大規模のDJ大会「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」で優勝したトラックメーカー・DJ 松永。
DJ 松永のキャッチーなトラックと、R-指定の豊かな言語能力から繰り出されるラップが特徴であり、その楽曲は従来のヒップホップファンのみならず、幅広いリスナーを獲得している。
Creepy Nutsのみの活動だけでなく、菅田将暉と連名で発表した5thシングル『サントラ』、Ayaseや幾田りらとコラボした11thシングル『ばかまじめ』など、多数のアーティストとコラボレーションを行なっている。
音楽活動だけでなく、ニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』など、ラジオやテレビをはじめ数々のメディアに出演するなど、多方面に活動している。

Creepy Nuts / クリーピーナッツのレビュー・評価・感想

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
8

Creepy Nutsの本当の魅力は2人の人間性

Creepy Nutsは、MCバトル全国大会3連覇のR-指定さんと、DJ世界大会の優勝者であるDJ松永さんが手を組んだ、日本が誇るHIP HOPユニットです。DJ松永さんの奏でるキャッチーなトラックに、R-指定さんの巧みな言葉遊びがマッチした、1度聞いたら頭から離れない曲の数々。「Bling-Bang-Bang-Born」や「のびしろ」「かつて天才だった俺たちへ」など、YouTubeでは数千万以上のメガヒット曲を量産し、日本のストリーミングランキングには常に上位に顔を出しています。
ラップやDJと聞くと怖いイメージを持つ人が多いかもしれませんが、2人に限ってはむしろその逆。バラエティ番組やラジオ番組では、大阪出身のR-指定さんが話す柔らかな関西弁と、それに負けないDJ松永さんのオーバーリアクションが場を湧かし、2人のテンポの良いトークが笑いの絶えない明るい雰囲気を作り続けていました。もともとラッパーやDJのイベントで怖そうな人が集まる中、控えめ同士だった2人が出会うことで結成された異色なタッグ。いつも飾らない姿で活動を続ける彼らだからこそ、国内外問わず多くのファンが自然と集まったのでしょう。

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
10

初めて2軍のハートを掴んだラッパー

Creepy Nutsは日本を代表するHIP-HOPユニットです。私がCreepy Nutsの魅力として挙げたい点は3つあります。
1つ目は、楽曲の多彩さです。HIP-HOPは一般的にタイアップされにくいジャンルでめったに起用されることはありません。ですが彼らが作る楽曲はゴリゴリにラップを聴かせるものから、決まったメロディラインをなぞるものまで多様で、その多様さはアニメ主題歌やドラマ主題歌、またはお笑い番組や芸人のテーマとして使われるなど、むしろ他のジャンルよりも広く起用されていることが証明しています。
2つ目は、2人のスキルの高さです。HIP-HOPはゴリゴリのラップをしないラッパーに対して風当たりが強いジャンルでもあるのですが、MC担当のR指定は数々のMCバトルで優勝をしてその実力の高さで黙らせることに成功しました。DJの松永も、DJの世界高いで優勝するなど誰にも文句を言わせない実績を持っているため、楽曲だけでなくスキルの面でも抜きん出た存在なのです。
最後に3つ目は彼らのセルフブランディング力の高さです。ラッパーは通常己をカリスマとして他を下げて自分をアゲる手法を好みますが、彼らはいったん自分をモテないとかビビリの面とかを前面に出した上で勝ち上がっていくことで、HIP-HOP好きだけでなく、学校で立場の弱かった人達にも親近感を生んで支持されるようになっていきました。だからこそ彼らはドラマのタイアップでもアニメのタイアップでも支持され続けるファン層を獲得しシーンでのポジションを確固たるものにしていったのです。
以上の3点をもって、Creepy Nutsは人気を確かなものとし、更にまだまだ伸び続けています。HIP-HOPをあまり聴かないという方も、タイアップになっている楽曲を中心に聴いてみてほしいです。どれかは刺さる曲が見つかると思います。

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
6

ストリーミングを席感

2人の出会いは10代の頃。全国から同世代のラッパーやDJが集まるイベントで、怖そうな人が多い中怯えていた者同士で友達になり、結成したそう。
メジャーデビューシングル『高校デビュー、大学デビュー、全部失敗したけどメジャーデビュー。』をリリース。その後日本武道館を敢行し、ファンクラブも開設されたあたりから、メディアで見かける事が多くなった。
配信シングル『Bling-Bang-Bang-Born』をリリース。Apple MusicとSpotifyの国内ストリーミングランキングでそれぞれ1位にランクイン。海外のiTunesヒップホップチャートでも、10カ国以上で1位を獲得するなど世界中でヒットを飛ばし、配信リリースからわずか2週間で全世界でのストリーミング総再生回数が3000万回を突破した。オリコン週間音楽ランキングにおいては、本作で自身初の1位を獲得した。

若者から絶大な人気があり、ヒット曲を生み出し勢いにのっているミュージシャン。YouTubeも開設されており、音楽中心のコンテンツになっているので配信曲をチェックすることが可能だ。
これからの音楽業界に席感し続ける、まさにストリーミングの神様である。

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
10

独創的で癖になる音楽の世界に誘うCreepy Nutsの魅力

Creepy Nutsの音楽は、リスナーを一瞬で引き込む独自の世界観を持っています。
DJ松永の卓越したターンテーブル技術と、R-指定の緻密で力強いリリックが融合し、他に類を見ない音楽体験を提供しています。
まず、DJ松永のサウンドプロダクションは、細部まで計算され尽くしたトラックが特徴。ヒップホップの伝統を尊重しつつも、斬新なアプローチで新しいサウンドを生み出しています。特にライブパフォーマンスでは、そのスキルが一段と際立ち、観客を圧倒します。
一方、R-指定のリリックは、彼の豊富な語彙と巧みな言葉遊びが光ります。彼の歌詞は、社会問題から個人的な体験まで幅広いテーマをカバーしており、その洞察力と表現力はリスナーに深い感動を与えます。彼のラップスタイルは、スピード感とリズム感に溢れ、1度聴いたら忘れられないほど、インパクトがあります。
また、Creepy Nutsの楽曲は、そのストーリーテリングの強さも特筆すべき点です。一貫したテーマやメッセージが伝わり、まるで1つの物語を読んでいるかのような感覚に陥ります。
彼らの音楽は、ただのエンターテイメントに留まらず、聴く者に何かを考えさせ、感じさせる力を持っています。
Creepy Nutsの音楽は、既存のヒップホップの枠を超え、新たな可能性を切り開いています。

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
10

日本一のラッパーと世界一のDJが作り出す、世界一カジュアルなヒップホップ

Creepy Nutsは、ラッパーのR-指定、DJ松永によるヒップホップユニットです。
日本一のラッパーを決める大会であるUMBを三連覇し、梅田サイファーの一員としても活動するラッパーのR-指定と、世界一のDJを決める大会であるDMCにて世界チャンピオンに輝いたDJ松永によって結成され、今ではヒップホップヘッズだけでなく、多くの人に楽曲を届けています。
薬物を使用せず、音楽で楽しむことを歌った「合法的トビ方ノススメ」や、自身の恥ずかしい黒歴史を肯定する「だがそれでいい」などの楽曲は、それまでの暗い過去を歌うヒップホップと比較して非常にカジュアルな世界観を歌っていると言えます。
Creepy Nutsの魅力としては、DJ松永による和風かつ聴き心地のよいトラック、そしてR-指定の多彩なリリックが挙げられます。
DJ松永の印象的なトラックとしては、自分を振り回すヒップホップの存在を女性になぞらえた楽曲「阿婆擦れ」が印象的で、ジャズ要素を加えて妖艶な雰囲気を作り上げています。
R-指定は非常に多彩なスキルとリリシズムを兼ね備えていて、「板の上の魔物」では数字を用いた言葉遊び、早口でテクニカルなバース、現場に立ち歌い続ける自分たちを力強く歌い上げ、非常に魅力的です。
更に非常にユーモアなMV、実力者であることを裏付ける高いライブパフォーマンスなど、非常に多彩なセンスで楽しませてくれます。
この二人がどのような楽曲を作り上げていくのか、これからも目が離せません。

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
9

ラップやヒップホップというジャンルを敬遠していた人も聴いてほしいアーティスト。悩める若者に響く曲もいくつか。

R-指定とDJ松永による人気ヒップホップユニット。「合法的トビ方ノススメ」のようなヒップホップ、ラップというジャンルならではのぶっとんだ歌詞を含んだ曲もあるが、作詞担当のR-指定の生き様を描いた曲や現代社会へ訴えるような曲もいくつかある。
「サントラ」という曲の中の「夢なんて見なけりゃ苦しまない それでもこうしてもがいて行くしか無い あの日踏み外したレールの向こう側に 刻み付けるこの轍」という歌詞は”夢に向かって挑戦中”、“変化を恐れてなかなか一歩踏み出せない”そういった人の心にグサッと刺さる。現に私も今の仕事に不満と不安があり転職したいなと思いつつも変化を恐れてなかなか一歩踏み出せない時期があったが、この曲を聴いて背中を押され現在転職に向けて活動中。
Creepy Nutsの人気の理由は素晴らしい作詞作曲だけではない。DJ松永と組むことになったきっかけが、全国からラッパーやDJが集まるイベントで怖そうな人が多い中おびえていた者同士意気投合したというR-指定と、物怖じしない性格や潔癖症といった個性的なキャラクターを持っておりバラエティー番組にレギュラー出演するほどなDJ松永。そんな2人がかっこよくヒップホップの曲をキメるというところも人気の理由の一つかもしれない。

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
8

JAPANESE HIP HOPの裾野を広げたCreepy Nutsの功績

1DJ-1MCスタイルのヒップホップユニットCreepy Nuts。
彼らの活動が今、HIP HOPシーンに新たな風をもたらしている。

2017年にメジャーデビューしたCreepy Nuts。
そのデビュー前からフリースタイルの腕を競うMCバトル全国大会「ULTIMATE MC BATTLE」にて前人未到の3連覇を成し遂げたラッパーのR-指定。
そして2019年、ロンドンで開催されたDJ世界大会「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」に日本代表として出場し、世界一の称号を獲得したDJ松永。
彼らの活躍がJapanese HIP HOPシーンを新たなステージへ押し上げたと言っても過言ではい。
しかし彼らがHIP HOPシーンにもたらした影響はそれだけではない。

多くの人が抱くHIP HOPのイメージは「アウトロー」「不良」「パリピ」とかなり偏ったものではないか?
「柄の悪い人たちとお付き合いしちゃいけません」というお母さんも少なくないと思う。
そんな偏ったイメージが溢れるHIP HOPシーンだが、Creepy Nutsの台頭によって少しずつ風向きが変わってきたように思う。
それは何故か?

まずは「AMラジオのパーソナリティ」。
前人未到のMCバトル3連覇を果たしたR-指定と世界一の称号を獲得したDJ松永。
さぞイケイケな2人組かと思いきや、その人柄はとても温和。
それ故に近年、老若男女、幅広い世代に愛されている「AMラジオ」のパーソナリティとしても活躍している。
(ニッポン放送「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0」、TBSラジオ「ACTION」など)
トーク力、話題性、そして人間性が重要視されるAMラジオのパーソナリティ。
「アウトロー」「不良」「パリピ」というイメージだけではその座を得ることは難しい。
ここでの起用が偏ったHIP HOPイメージだけではない彼らの人柄を証明している。

そして東京オリンピック閉会式での起用。
演出、キャスティングなどさまざまな物議を醸したオリンピック開・閉会式。
色々な意味で世界中から注目を集めたこの閉会式にDJ松永が出演し、ソロパフォーマンスを披露した。
これもDJ松永の人間性を表していると言えるのではないか?
このパフォーマンスによって、これまで閉鎖的だったHIP HOPカルチャーが幅広い世代に受け入れられるキッカケとなるだろう。

カッコいい。でも何故か近寄り難いHIP HOPのイメージをアップデートしてファンの裾野を広げるCreepy Nuts。
彼らの功績は「世界一」という称号だけでなく、新たなJAPANESE HIP HOPカルチャーを築き始めるキッカケを産んだことなのかもしれない。

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
10

最強のヒップポップユニット

Creepy NutsはMCのR-指定、DJのDJ松永の2人によるヒップポップユニットであり、MCのR-指定は、日本にヒップポップ、MCバトルを広めたと言っても過言ではない、フリースタイルダンジョンでラスボスを務めてきており、ヒップポップ界で知らない人はいない。一方DJであるDJ松永の実績も凄まじくDMCと称ばれるDJの技術を競う世界大会で優勝するなど世界一のターンテーブリストと知られている。そんな高いスキルを持ったヒップポップユニットである。Creepy Nutsの魅力はそれだけにとどまらない。それは特徴的な歌詞である。たとえ凄まじい高いスキルを持っているとはいえ、2人はひとりの人間であり欠点や弱みがある。それはプライドが高かったり、メンタルが弱い、ヌケているなどさまざまある。このような事を歌詞に綴り、自虐しながらも前向きになりたい、という願いが歌詞に込められている楽曲が多く存在する。社会の生きにくさを歌いながらも前向きな歌詞は、世の中で生きるさまざまな世代に共感を呼んでいる。特にCaseに収録されている「のびしろ」は多くの音楽番組で披露されさまざまな人気楽曲である。またオールナイトニッポンにもパーソナリーティを務めており、さまざまなミュージシャンとコラボしており今後も注目が集まる。

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
10

日陰者達の応援者 Creepy Nuts

2017年頃、深夜ラジオ周辺から話題になり、その類い稀なるラップセンスとDJスキル、特徴のあるトークからラジオ・テレビ・ライブに引っ張りだこの人気ヒップホップグループCreepy Nuts(クリーピーナッツ)。
そのメンバーは2人で大阪出身で長くウェーブのかかった髪・全身真っ黒なファッション・肌身離さないタバコが特長のラッパー「R-指定」、新潟出身で清潔感のある服装・ヒップホップには珍しい真面目感・全てに妥協しない男「DJ松永」。2人とも、有名人特有の「クラスの人気者」という事は無く、クラスの端で静かに過ごすような性格で学校でも中々周りに馴染めなかったそうでR-指定は大学を中退、DJ松永は中卒という一般的には「社会不適切者」として言われる2人。
だけれども、自分を唯一表現し、存在意義を見付けられたのが「ヒップホップ」だった。R-指定はラップ・DJ松永はDJを磨き上げた。ライブ会場で会った2人は、お互いに意気投合。「ヒップホップ」と「ラジオリスナー」・RHYMESTARへの尊敬という事で2人は共通点もあり、ヒップホップユニット「Creepy Nuts」を結成。
自分達がラジオで好きだったオードリー若林さんと南海キャンディーズ山里さんのユニット「たりないふたり」をテーマにしたミニアルバムを世に出し、それがオードリー若林さんの目に止まった。そこから、オードリー若林さんが放送していたラジオオールナイトニッポンのスタッフから次世代勢を見いだされ、オールナイトニッポン0(ZERO)の火曜日を担当。DJ松永の独特なトークスタイルとR-指定の上手な話の組み立て方が評価された他、楽曲もヒップホップとしては珍しく、陰キャ側の視点・日陰者としての戦い方など弱き者達への応援歌を多く歌い、多数の若者からの共感を集めた。そこから、オードリーのオールナイトニッポンのために、「よふかしのうた」、菅田将暉とのコラボ曲「サントラ」、自分達の人気を確約させた「かつて天才だった俺たちへ」などヒット作を量産。
弱き者だった自分達の気持ちを、同じ気持ちを持つ色んな人達の代弁者として今日も彼らはラジオとステージに立つ。

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
9

誰もが親しみやすいHIPHOP Creepy Nuts

今回はCreepy Nutsというアーティストについて紹介します。
Creepy NutsはR-指定とDJ松永の2人によるHIPHOPユニットです。簡単に二人について紹介すると、R-指定はHIPHOPが好きな人でこの人を知らない人はいないと言ってよいでしょう。某番組では「フリースタイルの最高到達点」とも呼ばれるほどの圧倒的な実力の持ち主です。また、DJ松永は2019年に行われた「DMC WORLD DJ」というDJの世界一を決める大会で日本代表として出場し、優勝をしています。そんなトップスターの彼らの出会ったきっかけは、「ラッパーやDJの集まるイベントで、怖そうな人が多い中おびえていた者同士で友達になった」と本人たちが言っており、意外にも都落ちな話で、ファンの間では有名です。
界隈では有名な2人ですが、HIPHOPやDJと聞くと怖いイメージがあったり、世間一般になじみのないジャンルかもしれません。しかし、2020年ころから2人はテレビやラジオなどのメディアにも出演しはじめ、徐々に知名度とファンを拡大しています。2020年11月11日、12日にはキャリア初の日本武道館単独公演を成し遂げ、これからのさらなる活躍が期待されます。

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
9

日本語ラップ・DJ界を牽引し続ける2人

日本語ラップの曲の多くは、アンダーグラウンドな雰囲気がそこはかとなく漂っているように感じる。しかし、Creepy Nutsのスタイルはその真逆だ。日陰者、社会に溶け込めない人間、陰キャラ、これらの人にフォーカスした曲は若者を中心に絶大な人気を博している。
彼らの曲は学生時代の実体験を元にしていることもあり、多くの人に刺さるのも納得である。彼らは曲のみならず互いに個人でも数多くの実績をあげている。R-指定はフリースタイルの腕を競うMCバトルに参加し、ULTIMATE MC BATTLEの大阪大会で5連覇、UMBでは前人未踏の3連覇を成し遂げている。テレビ朝日のバラエティ番組『フリースタイルダンジョン』ではラスボスに君臨しており、名実ともに日本一のラッパーと呼ぶにふさわしい存在なのである。
相方のDJ 松永は東京で行われたDMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019のバトル部門で優勝し、ロンドンでの世界大会で優勝したことで世界1位のDJとなった。
R-指定の圧倒的なリリックとDJ 松永のしびれるトラックの織りなす曲は、日本語ラップ界で異質な存在であるといえる。
韻やフロウなどラップ特有の技術を盛り込みながら、いい塩梅にJ-POP風なラップで、親しみのない方でも聴きやすいような味付けに仕上げている。
日本語ラップ、DJの頂点に立つ者たちが今までのラップとJ-POPとの間にそり立つ壁を破壊している。つまり、革命を起こそうとしているのだ。今後も彼らの活躍から目が離せない。

Creepy Nuts / クリーピーナッツ
10

最高峰の二人組HIPHOPユニット「Creepy Nuts」

Creepy Nuts(クリーピーナッツ)はMCのR-指定とDJ松永の二人によるHIPHOPユニットである。

2013年から活動を始め、2014年にはロックの祭典「フジロック・フェスティバル」への出演。
2017年にはソニー・ミュージックエンタテイメントからメジャーデビューを果たした。

クオリティの高いHIPHOPで注目の二人組であるが、それぞれの経歴も注目してもらいたい。

MCのR-指定は日本最高峰のMCバトル大会「ULTIMATE MC BATTLE」の本選にて2012年から2014年まで3年連続GRAND CHAMPION(日本一のバトルMC)となる。そんな経歴を裏打ちするような文学的かつ刺激的なリリックは一聴の価値がある。

DJ松永はロンドンで開催された「DMC JAPAN DJ CHAMPIONSHIPS 2019」に日本代表としてバトル部門で優勝し世界一のDJとなる。緻密なDJテクニックで繰り出されるプレイとクールなトラックメイクは世界中を唸らせている。

そんな最高峰同士で結成されたHIPHOPユニットCreepy Nutsに触れるうえでまずおすすめしたいのは、デビュー後にリリースされたフルアルバム「クリープ・ショー」である。
ロックからエレクトロサウンドまで網羅し、いずれの楽曲もR-指定のリリックの妙を際立たせている。Creepy Nutsの魅力を凝縮したアルバムなのでこれを押さえておけば間違いないだろう。

他にもキャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」への楽曲提供や、「オールナイトニッポンZERO」のラジオパーソナリティとアーティスト活動に留まらず多岐に渡り活躍しているので、興味があればこちらもチェックしてみて欲しい。

日本中、世界中が認めた頂点のテクニックを体感しよう。