ラップやヒップホップというジャンルを敬遠していた人も聴いてほしいアーティスト。悩める若者に響く曲もいくつか。
R-指定とDJ松永による人気ヒップホップユニット。「合法的トビ方ノススメ」のようなヒップホップ、ラップというジャンルならではのぶっとんだ歌詞を含んだ曲もあるが、作詞担当のR-指定の生き様を描いた曲や現代社会へ訴えるような曲もいくつかある。
「サントラ」という曲の中の「夢なんて見なけりゃ苦しまない それでもこうしてもがいて行くしか無い あの日踏み外したレールの向こう側に 刻み付けるこの轍」という歌詞は”夢に向かって挑戦中”、“変化を恐れてなかなか一歩踏み出せない”そういった人の心にグサッと刺さる。現に私も今の仕事に不満と不安があり転職したいなと思いつつも変化を恐れてなかなか一歩踏み出せない時期があったが、この曲を聴いて背中を押され現在転職に向けて活動中。
Creepy Nutsの人気の理由は素晴らしい作詞作曲だけではない。DJ松永と組むことになったきっかけが、全国からラッパーやDJが集まるイベントで怖そうな人が多い中おびえていた者同士意気投合したというR-指定と、物怖じしない性格や潔癖症といった個性的なキャラクターを持っておりバラエティー番組にレギュラー出演するほどなDJ松永。そんな2人がかっこよくヒップホップの曲をキメるというところも人気の理由の一つかもしれない。