不滅のあなたへ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『不滅のあなたへ』とは、講談社の週刊少年マガジンにて連載中の、大今良時による漫画作品。 謎の存在によって地上に投げ込まれた球体、それが本作の主人公である。球体は地上のあらゆるものを記録するため、様々な存在の姿を獲得して変化を繰り返す。石からコケ、オオカミを経て、人間の姿を得た球体は、同時に形の無い「心」をも手に入れる。記録すべき情報を求めて旅を続ける中、球体は様々な人の生き様とその最期に立ち会うこととなる。
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『不滅のあなたへ』とは、講談社の週刊少年マガジンにて連載中の、大今良時による漫画作品。
謎の存在によって地上に投げ込まれた球体、それが本作の主人公である。球体は地上のあらゆるものを記録するため、様々な存在の姿を獲得して変化を繰り返す。石からコケ、オオカミを経て、人間の姿を得た球体は、同時に形の無い「心」をも手に入れる。記録すべき情報を求めて旅を続ける中、球体は様々な人の生き様とその最期に立ち会うこととなる。
『不滅のあなたへ』とは、講談社の週刊少年マガジンにて連載中の、大今良時による漫画作品。 謎の存在によって地上に投げ込まれた球体、それが本作の主人公である。球体は地上のあらゆるものを記録するため、様々な存在の姿を獲得して変化を繰り返す。石からコケ、オオカミを経て、人間の姿を得た球体は、同時に形の無い「心」をも手に入れる。記録すべき情報を求めて旅を続ける中、球体は様々な人の生き様とその最期に立ち会うこととなる。
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『聲の形』(英題:「A Silent Voice」)とは、大今良時が2013年に『週刊少年マガジン』にて連載を開始し2014年に完結した漫画、およびそれを原作としたアニメーション映画作品である。小学生時代に聴覚障害の少女に行ったいじめのせいで自らも孤立した主人公が、高校生になって再会した少女へ償いをする物語。主人公と少女、さらに2人の同級生や家族たちの、苦しみや再生の様子が描かれている。
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『聲の形』で知られる漫画家・大今良時の最新作『不滅のあなたへ』が話題になっています。圧倒的なスケールの世界観に魅了される人続出!続きが気になるという声が多数寄せられています。そんな『不滅のあなたへ』のみんなの感想をまとめてみました。※ネタバレ注意
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思春期の葛藤、孤独、友情、そして恋愛。全てが詰め込まれている漫画「聲の形」。聴覚障害という、あまり少年誌では扱われない題材を見事に描き上げた傑作です。2014年度「コミックナタリー大賞」第1位、「このマンガがすごい!2015」オトコ編第1位、第19回手塚治虫文化賞新生賞受賞。
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ふと疲れてしまったときや気分転換をしたいときに「映画を見る」と言う人も多いのではないだろうか。特にアニメ映画などでは、キャラクターやパッケージの可愛さに惹かれて何気なく見始めた作品で号泣してしまうようなケースもある。本記事では特に「泣ける」「感動した」という評価が高い、おすすめのアニメ映画作品をまとめて紹介する。
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主人公フシが色々な人と関わる中で成長していく物語です。フシは物体の性質をコピーする能力を持ち、さまざまな姿で旅を続けます。
彼がこの世界で生きる意味を探求する旅が始まります。観察者(黒い人)によって地球へ投げ込まれたそれは、はじめはただの「球」でした。それは刺激を受けると、刺激を与えたものの姿に変化することができました。球は石になり、石から苔へと変化して、狼の姿になります。狼の姿であてもなく歩き出すと、狼の飼い主である少年に出会います。雪に包まれた場所で狼と暮らしていた少年は、豊かな土地を目指して旅に出ますが、途中で命を落とします。そして少年の姿をうつしたそれは、1人で歩き始めるのでした。
このように、フシがさまざまな生命体に変化していく様を描いています。フシは、出会う人々との絆を通じて成長し、やがて自己のアイデンティティや目的を見出して、成長し、大人になっていきます。
このアニメ・漫画では、フシの旅を通じて彼が経験する様々な生と死、そして人間性についての深い洞察を見ることができます。フシが出会うキャラクターたちは、彼に多大な影響を与え、視聴者にも感情移入させる魅力があります。
また、フシが直面する困難や敵との戦いは、彼の不滅の存在がもたらす意味と、生きることの重さを問いかけます。
フシが成長し、変化する姿を見守りながら、人生の価値とは何か、そして何が真に大切なのかを考えさせられるような素晴らしい作品となっています。たまに出てくる観察者(黒い人)との関わり、ノッカーとは何なのかに注目してみると面白いです。
この世のあらゆる物を写しとる事が出来る球が主役の話です。モノが主人公かと思いましたが1話目から感情移入出来るかと思います。
球は石→オオカミ→少年へと変化を遂げていきますが球は生物に関しては死が刺激となり、その姿(能力も)を写しとる事が出来ます。意識はオオカミになってから初めて芽生え、それ以降は学習のみで自我を形成していきます。マーチに出会うまでは名前も無く、人間性もありませんでした。以降、主人公はフシと呼ばれます。
出てくる人物が魅力的な人が多くて死んで欲しくない、幸せになって欲しいと願うのですが魅力的な人ほどフシの存在が引き起こす因果により死んでしまい、フシに能力を与えていきます。悲しみと切なさが残る作品です。
加えてOPの宇多田ヒカルのPINK BLOODと映像が観る度、聴く度に切なさと感動を思い返させてくれます。
フシ本人は不死身でありますが、天敵ノッカーの存在の為に周りの人間を巻き添えにしてしまう事があるために長く幸せには生きられない。ノッカーに対抗出来なければ写しとったモノもその人の記憶すら奪われる。奪われない為には、進化していくノッカーに対抗する為にはまた更に能力が必要になっていく、の繰り返しです。
フシが善い人(!?)であるため、協力者も多いのですがその為に悲劇も多いです。全20話ですが話は未完結ですので今後も楽しみな作品です。
いつも何となく観ているアニメが多い中、夢中で観れる作品がこの 不滅のあなたへ です。
NHKで放送され、主題歌を宇多田ヒカルが担当しています。名曲です。
正体の分からない何者?から投げられた謎の存在の
主人公 フシ が生きて行く中で様々な人や生き物などに出会い成長?というか進化して行く物語だと考えて観ていますがどうでしょうか?
自分は原作マンガを読んでいないので、先が気になってしょうがないですが、あえて原作は読まずにアニメだけに集中したいと思っています。
たくさんの出会いと別れを繰り返し経験と記憶を身体に染み込ませ、自分の存在が何かもまだ分からないフシが向かう所がどこなのか シンプルでいながら観ている人を飽きさせない物語の進行は流石です。
ゼロからスタートし、毎日前へ前へと進んで行く。
死んだ人や動物を空っぽになったと表現する
死の概念を持たないまだ言葉もよくわからないフシ。
正体不明の敵とも戦いながら進んで行く。
そしてフシを取り巻く人々の様々な想い、生き様、温かい優しさに心が動かされる思いです。
これから先もまだまだ多くを学び、存在のエネルギーが大きくなっていくであろうフシと登場人物達の明日を見守りたいと思います。
「聲の形」の大今良時さんの作品です。聲の形では聴覚障害のある主人公がイジメられながらも、どのように自分の命を終わらせることなく生きるか、がテーマでした。今回の「不滅のあなたへ」の主人公は球です。自分に物理的、心理的に影響を与えたものなら何にでも姿を変えることができます。最初は石に、その次はコケに、そしてとうとう人間になります。そしていろんな人達と触れ合い学習していきます。命とは?生きるとは?
彼の名前はフシ。永遠の命を持っているのです。何のために生きるのか?自分は何のために存在するのか?この誰もが1度はぶつかったことがあるであろう、人生最大の、そして永遠のテーマに大今さんが挑んでいます。
どの時代でも、自分の命を精一杯使い切って散っていく仲間たちに胸が熱くなるとともに、それでもフシは永遠に生きていかなくてはならないということに、死の意味を深く感じます。
たとえ物理的に目の前からその人がいなくなっても、自分の中にその人を住み続けることがとても大切のような気がします。そして、自分も最後は納得して、ちゃんと自分の命を使い切って散っていきたいと強く思いました。
重いテーマではありますが、とっても深くていい漫画だと思います。
この漫画を読んだとき、『こんな物語が思い付くなんて!!!』と感動と尊敬をしてしまいました。
もともとファンタジーを描いていた作者さんなのは知っていたのですが、この作品はファンタジーなのだろうかと思うほどリアルに引き込まれた作品です。
ある生物が地球に降り立ち、生命をなくした生き物(人間)の器に変身出来るようになる。
だんだんと言葉を覚え、人間らしくなる。
とある少女と出会い、いろいろなことに巻き込まれて行くなかで、より、人間へと近づいていく。
平和に人間として暮らし年月を過ごしていたところに、また別の生物が地球にやって来て、地球を滅ぼそうとしていることを知り、戦うようになります。
ここからはちょっとややこしくもなってくるのですが、読んでいるとどんどん引き込まれてしまうのです。
引き込まれて感情移入をしてしまう。
ファンタジーでありながら、リアルで私達に近い考え方がより入り込んでしまうのです。
昔あった人達のことを話ながら、その人に変身する。
つまりそれはその人たちが亡くなっているということなのです。
そこで私の涙腺は崩壊しました。
異世界から来た主人公が、彼らを思い、変身できてしまったことに胸を痛め、彼らを悼むのです。
ファンタジーな世界ではありますが、彼らの考えは現実世界のものと近く引き込まれてしまいます。
長いようであっという間に読めてしまう作品です。