幻想魔伝 最遊記 / Gensomaden Saiyuki

幻想魔伝 最遊記 / Gensomaden Saiyuki

『幻想魔伝 最遊記』とは、峰倉かずやの漫画『最遊記シリーズ』を原作とするアニメである。OVA『最遊記』から八戒以外の声優を一新し、2000年4月4日から2001年3月27日までに全50話が放送された。2001年8月18日には『劇場版 幻想魔伝 最遊記 Requiem 選ばれざる者への鎮魂歌』が公開され、後に映画の内容が小説となった。また本作を元に『幻想魔伝 最遊記 〜遥かなる西へ〜』や『幻想魔伝 最遊記 〜叛逆の闘神太子〜』といった4作のゲームソフトが発売されている。さらに2002年9月19日にはアニメとゲームを融合させた『幻想魔伝 最遊記 -希望の罪過-』が制作・販売された。
本アニメは、当初は2クールで放送終了の予定だったが好評だったためか、4クール50話まで放送された。物語の前半は漫画『最遊記』に沿った内容だが、後半からはオリジナルキャラクターが登場して、『最遊記外伝』を交えつつアニメ独自の展開となっている。

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最遊記シリーズ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『最遊記』とは、峰倉かずやによる漫画、及びそれを原作としたアニメ作品である。 最遊記はSTUDIOバックギャモン発行の同人誌から始まり、エニックスで1997年より連載が開始された。漫画、アニメ、映画、歌劇など様々なジャンルで展開されている。 人間と妖怪が共に暮らす桃源郷(とうげんきょう)の平穏を取り戻すため、玄奘三蔵は孫悟空、沙悟浄、猪八戒を連れて西の天竺国(てんじくこく)へ向かう。

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『最遊記シリーズ』とは峰倉かずやによるアクション漫画である『最遊記』『最遊記RELOAD』『最遊記RELOAD BLAST』『最遊記外伝』『最遊記異聞』のことを指す。『月刊Gファンタジー』1997年3月号から『最遊記』を連載開始。 物語は桃源郷が舞台。500年前に倒された大妖怪「牛魔王」を蘇生しようと目論む者が現れた影響で桃源郷全体で妖怪が凶暴化してしまう。事態を収めるため天玄奘三蔵法師は、孫悟空、猪八戒、沙悟浄と共に西にある天竺国を目指す。

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『WILD ADAPTER(ワイルドアダプター)』とは、峰倉かずやが2000年より連載している漫画作品。裏社会と繋がりを持つ青年・久保田誠人と獣の右手を持った記憶喪失の青年・時任稔が、謎の薬物「W.A(ダブリュー・エー)」をめぐる事件に関わりながら絆を深めていく姿を描いた、ハードボイルド・アクション漫画だ。峰倉かずやの圧倒的な画力で描かれるダークな世界観と退廃的な雰囲気、久保田と時任の言葉では言い表せない関係性が魅力となっている。

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『蜂の巣』とは『最遊記』の作者である峰倉かずやによるヒューマンドラマ漫画である。2003年発売の『月刊コミックZERO-SUM増刊WORD Vol.2』~2005年発売の同紙『Vol.7』まで掲載された。舞台は大震災を切っ掛けに治安悪化した日本。死体から臓器を抜き売買する「臓器荒らし」が横行する中、それを防ぐために保健所から葬迎員、通称「葬儀屋」と呼ばれる職員が遺体を回収していた。主人公の山崎祐介と相棒の陣内馨の葬儀屋として日常を描いている。独特な死生観で展開されるドラマに胸打たれる作品である。

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幻想魔伝 最遊記 / Gensomaden Saiyukiのレビュー・評価・感想

幻想魔伝 最遊記 / Gensomaden Saiyuki
8

なにもかもがかっこいい西遊記

「非ヲタク」の人を次々と沼へ叩き落としていった作品の代表格だと個人的に思っております。私がそうでした。
放送当時、まだ小学生だったのですが、作中で度々使われる「激ムカツク!」が学校中で流行り、スクールカースト上位の子が言っているのを見て「ようこそこちらの世界へ」と思ったのが懐かしいです。
拳銃を所有し、仲間に「物騒な仏僧」と評される玄奘三蔵、「腹減った!」が口癖の孫悟空、女好きの沙悟浄、笑顔の裏に様々なものを隠した猪八戒と、個性あふれるキャラクターに、人気声優が惜しみなくキャスティングされた最高の作品です。
数回アニメ化・ゲームか・映画化されていますが、一番最初のOVA以降はキャストの変更がほぼなく、それだけでも素敵なコンテンツだと思います。
世界観もキャラクター達もすべてが「かっこいい」のフルバースト状態で、この作品にハマらない女子はいないのでは?と思うほどの人気作品です。
原作が月刊誌での連載のため、アニメオリジナル展開の多い作品ですが、後半戦に登場するアニメオリジナルキャラクターの「焔」「是音」「紫鴛」は、原作者自らデザインされていて、原作には登場しませんが、焔が主人公の短編が描かれたりと、敵ながら高い人気を誇るキャラクターです。
オープニングもエンディングもとにかく「かっこよくて、ハードボイルド」な雰囲気で、今見ても最初から最後まで楽しめる作品です。

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