劇場版 幻想魔伝 最遊記 Requiem 選ばれざる者への鎮魂歌 / Gensomaden Saiyuki Requiem: A Requiem for The One Not Chosen

『劇場版 幻想魔伝 最遊記 Requiem 選ばれざる者への鎮魂歌』とは、2001年8月18日に全国松竹系で公開された『最遊記シリーズ』の映画である。原作の『最遊記シリーズ』の作者は峰倉かずや。監督は伊達勇登、脚本は隅沢克之が務めた。主題歌はTETSU69の「TIGHTROPE」。興行収入は2.5億円を記録した。映画の内容は2001年10月に小説として書籍化もされた。小説版の著者は向坂氷緒で、イラストは峰倉かずやが担当した。出版社はエニックスであり、巻数は全1巻。
物語はアニメ『幻想魔伝 最遊記』を踏襲しており、シリーズ第1作であるTVアニメ『幻想魔伝最遊記』放送終了の年に公開された。三蔵一行が朋蘭（ほうらん）という少女と出会ったことをきっかけに、彼女が仕える主人・呉道雁（ごどうがん）の歓待を受ける。かつて三蔵の身の回りの世話をしていた道雁の陰謀に翻弄され、一行は罠にはまっていく。