Pink Floyd(ピンク・フロイド)の徹底解説まとめ

ピンク・フロイドとは1965年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンドである。その前衛的な音楽性とサイケデリックなサウンドは世界的な賞賛を得ている。哲学的な歌詞、実験的なサウンド、綿密な曲構成やユニークなライブパフォーマンスによって、彼らはポップ・ミュージックの歴史の中で最も成功した影響力の強いグループであると見なされている。作品の総売り上げは全世界で2億3000万枚以上を記録している。

1983年リリースのアルバム「The Final Cut」に収録されている曲である。
アルバムでは唯一デヴィッドがヴォーカルを担当している曲であり、唯一シングルとしてリリースされた。
当時のイギリスの首相マーガレット・サッチャーを批判した歌詞になっている。イギリスのチャートで30位を記録した。

Learning To Fly

13枚目のアルバム「A Momentary Lapse of Reason」に収録されている楽曲でファーストシングルにもなっている。
バンドメンバーとしてはデヴィッド・ギルモアとニック・メイスンのみが参加しており、リチャード・ライトも含め他は外部ミュージシャンによる演奏に頼っている。
アメリカのビルボードチャートでは70位を記録し、3週間にわたってランクインし続けた。イギリスのシングルチャートトップ40にランクイン出来なかった。

Take It Back

1994年リリースのアルバム「The Division Bell」に収録されている曲である。同年5月にはシングルとしてリリースされている。
作曲は主にデヴィッドによって担当され、作詞はデヴィッドと彼の妻であるポリー・サムソンによって担当された。
曲の中でデヴィッドはギブソンのアコースティックギターとE-bowという弦を震わせる機材を使用している。

Louder than Words

2014年にリリースされたピンク・フロイドのラストアルバム「The Endless River」に収録された曲である。
「The Endless River」のプロモーションシングルとしてリリースされ、アルバムでは最後を飾る曲であり、バンド最後のシングル曲だとされている。
作曲はデヴィッド・ギルモアと妻のポリー・サムソンによって行われた。

Pink Floydのエピソード・逸話

・ピンク・フロイドの多くのアルバムのアートワークを担当したデザインチームの「ヒプノシス」のリーダーだったストーム・ソーガソンはシドバレットとロジャー・ウォータースの高校時代からの友達だった。

・デビュー当初はバンドのリーダーであったシド・バレットが端正な顔立ちをしていたため、アイドルグループのような扱いを受けていた。
メンバーで肩を組んで歩いたり、笑顔で踊ったりしている様子を収めた写真が残されている。

・シド・バレット脱退後、後任のギタリストとしてジェフ・ベックを加入させるという話があり、実際にジェフ・ベックに打診したが、上手くいかず、最終的にシドの友人だったデヴィッド・ギルモアが加入することとなった。

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