Blur(ブラー)の徹底解説まとめ

Blur(ブラー)とは、1990年結成のイギリスのオルタナティヴ・ロックバンド。結成後すぐにシングル『She's So High』でメジャーデビュー。独自の詩情と豊かな音楽性で1990年代のブリットポップ最盛期を支え、これ以降もイギリスのロックシーンを代表する存在としてカリスマ的な人気を誇っている。2003年のメンバー脱退から長らく休止状態にあったが、各々のソロ活動の合間を塗って音源制作やライブでの活動を続けている。

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2015年リリースの8thアルバム。前アルバムから12年ぶり、オリジナルメンバーとしては16年ぶりのオリジナルアルバムとなった。ジャケットには繁体字の漢字が使われており、常に新しいアプローチをしながら前進していることがうかがえる。

1. Lonesome Street
2. New World Towers
3. Go Out
4. Ice Cream Man
5. Thought I Was a Spaceman
6. I Broadcast
7. My Terracotta Heart
8. There Are Too Many of Us
9. Gosht Ship
10. Pyongyang
11. Ong Ong
12. Mirror Ball
13. Y'all Doomed

The Ballad of Darren(ザ・バラード・オブ・ダーレン)

2023年リリースの9thアルバム。解散していた間の各々の経験を反映させた、円熟味の増したサウンドの数々を堪能できる1枚。全英チャート1位を獲得し、人気の健在ぶりを見せつけた。

1. The Ballad
2. St Charles Square
3. Barbaric
4. Russian Strings
5. The Everglades (For Leonard)
6. The Narcissist
7. Goodbye Albert
8. Far Away Island
9. Avalon
10. The Heights

Blur(ブラー)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

She's So High(シーズ・ソー・ハイ)

1990年に発表されたBlurのメジャーデビュー曲であり、初めて作られた曲としても知られている。

There's No Other Way(ゼアズ・ノー・アザー・ウェイ)

1991年リリースのアルバム『Leisure』(レジャー)に収録された楽曲。メジャーシーンにおいて最初にヒットした曲でもある。

For Tomorrow(フォー・トゥモロー)

1993年にリリースされた2ndアルバム『Modern Life Is Rubbish』(モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ)収録の一曲。ビートルズ以来数々のブリティッシュミュージシャン達によって脈々と引き継がれて来た、正に「very BRITISH」と言うべきサウンド。

Girls & Boys(ガールズ・アンド・ボーイズ)

アルバム『Parklife』に収録された一曲。キャッチーなメロディとタイトな演奏が文句なしにかっこいい一曲。このアルバムでの成功により、ブラーは一躍イギリスのトップアーティストの仲間入りをし、当時イギリスに多数登場した英国的なサウンドを持つバンドの総称「ブリット・ポップ」の代表格と呼ばれるようになった。

Country House(カントリー・ハウス)

ぞれぞれに熱狂的なファンを持つBlurとオアシスの間で、シングルを同時発売してチャートでの順位を競う「ブリットポップ戦争」が勃発した際にリリースされた楽曲。Oasis側の「Roll With It」を抑えて全英チャートで一位に輝いている。

Song 2(ソング 2)

1997年にボーカルのデーモン・アルバーンが「ブリット・ポップは死んだ」と宣言してリリースした、バンド名をそのままタイトルにした5thアルバム『Blur』に収録された楽曲。前作までとはがらりと作風が変化して、アメリカンオルタナティブ寄りのサウンドになったものの、彼ららしさは決して損なわれることなく、このアルバムも全英一位を獲得した。

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@matsurika

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