獣医ドリトル(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
夏緑原作、ちくやまきよし作画による、小学館刊行のビッグコミックおよびビッグコミック増刊号で連載されていた日本の漫画作品。獣医師の鳥取健一は性格は冷徹だがその腕の良さと名字の語感から動物の声を聞くことのできる獣医師、”ドリトル”と通称されている。開業獣医師として診察しているドリトルのもとには様々な病気の動物、そして様々な事情を抱えた飼い主たちが訪れる。
たまに悩むこともあるけれど、基本的には前向きな花菱獣医師の前向きさが良く分かる場面。土門獣医師に皮肉を言われたり、その父親に自分の病院の評判を落とされそうになったのに人を頼ったり信じたりすることを恐れないのは、人の良いところを見つけるのが上手い花菱獣医師の一番の長所である。
「ありがとう。」
病院をたたんだふりをして祖父の病院に赴き、理事長になることを断ったドリトルだったが従業員には解雇を言い渡してしまった。誰もいないと思いながら帰ってきた病院ではあすかをはじめ花菱獣医師や土門獣医師などがドリトルの帰りを待っていてくれた。それを見て、思わずみんなにハグしながらドリトルが感謝を述べた場面。ドリトルは冷徹にふるまっていても、一番根本にあるのは少年時代に抱いた目の前の動物を助けたいという熱い想いがある獣医なのだ。
コミックス
ビッグコミック増刊号で2001年から不定期連載され、2005年から2011年にかけては毎号掲載されていた。ビッグコミックス本誌においては2001年から不定期連載、2010年から2014年までは毎号掲載された。全20巻。
獣医ドリトル コミック 1~20巻セット(ビッグコミックス)
www.amazon.co.jp
出典:Amazon.com
ドラマ
2010年にTBSにて日曜夜9時から放映された。
キャスト
小栗旬
井上真央
成宮寛貴
藤澤恵麻
笠原秀幸
石坂浩二
主題歌
グッバイ:小田 和正
挿入歌
オトシモノ:miwa
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目次 - Contents
- 『獣医ドリトル』の概要
- 『獣医ドリトル』のあらすじ・ストーリー
- 特に印象的な回
- 第14話(2巻カルテ6)群れる性
- 第63話(8巻カルテ3)人畜共通感染症
- 第96話(12巻カルテ5)奇跡の万能薬
- 第147話(18巻カルテ8)大晦日の不思議な訪問客
- 第160話(20巻カルテ4)鳥取健一4
- 主な登場人物・キャラクター
- 鳥取 健一(とっとり けんいち)
- 多島 あすか(たじま あすか)
- 花菱 優(はなびし まさる)
- 土門 勇蔵(どもん ゆうぞう)
- 宗谷 華子(そうや はなこ)
- 富沢 旅雄(とみざわ たびお)
- 不動 ルミ(ふどう るみ)
- 井蛙 翔(せいあ かける)
- 白野 春彦(しろの はるひこ)
- 兼子 みね子(かねこ みねこ)
- 水戸 順平(みと じゅんぺい)
- 主な登場動物
- アスカミライ
- シロ
- レディ
- スピーディ
- 『獣医ドリトル』の用語
- ドリトル先生
- 鳥取動物病院
- 動物看護師
- ペット911
- 医は仁術
- ドッグレース
- ツボカビ
- 『獣医ドリトル』の名シーン・名場面
- 「獣医はビジネスだ。金を出すスポンサーのいない動物は診るな。」「バカ言うな、「医は仁術」だ。見殺しにできるか。」
- 「今回はたまたま猫を救うことができたが、お前たちにも必ず来る…ドリトルと同じ決断をする時がな。」
- 「今の私には、元気になった動物たちや嬉しそうな飼い主さんの笑顔が、最高のクリスマスプレゼントなの。それを見せてくれるのは、ドリトル先生だけだから…」
- 「いつかできるようになることを、今できなくたって恥じゃない。それも成長ってもんだ。」
- 「奴の病院がなくなれば、苦しむ患畜がたくさんいる。奴のためじゃない。奴の患畜のために、潰させはしない。」
- 「僕はどんな過去でも感謝してるし、過去は未来に繋がると信じてます。」
- 「ありがとう。」
- コミックス
- ドラマ
- 主題歌
- グッバイ:小田 和正
- 挿入歌
- オトシモノ:miwa