見える子ちゃん（漫画・アニメ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

山の神様

CV：山根雅史

みことハナが迷い込んだ山の神社に住む神。ゴッドマザー曰く「得体の知れない恐ろしい存在」。

みことハナが神社に来た際にみこに「さんかい」という言葉をかけた。それ以降、みこがピンチになると神の使いがみこを助けるようになった。しかし、「さんかい」が終わるとみこを狙うようになった。

再びやってきたみこに「鈴」を渡そうとする。

山の神の使い

CV：松田利冴
CV：松田颯水

おかっぱ頭の着物を着た少女のような姿をした2人組の怪異。「さんかい」という言葉を掛けられたみこがピンチになるとやってきて怪異を倒してくれるが、「さんかい」が終わったあとはみこを狙うようになる。

みこが守ってくれたお礼として油揚げをお供えしたが、気に入らなかったのか恐ろしい形相を示した。

神社の前にて片方が山の神に襲われピンチのみこ、ゴッドマザー、ロムを守るかのような動きを見せた。

『見える子ちゃん』の用語

山の神社

通常では立ち入るのことのできない神社。神社のある山自体が霊能者の間では有名な霊の溜まり場。そのせいで、周りの民家からも人が離れ廃墟だらけとなっている。そのため、人が寄り付かない。
しかし、「山の神にお祈りすれば願いが叶う」という話があるため、一部の人間は神社に訪れる。

ゴッドマザー曰く「よくある迷信であるが、霊などの存在がわかる者にとっては魅惑的な場所」。しかし、願いを叶えてはくれるが見返りを要求される。

普段は神社への道が見えないが、なんらかの方法をとることでその道を見ることができる。作中ではロムがハナの生命オーラを込めた石を使って道を開けている。

さんかい

山の神がみこにかけた言葉。

みこが神社を訪れた際に「ハナを助けてほしい」「ついでに自分も助けてほしい」と願ったことで「さんかい」と声を掛けられ、それ以降神の使いによって助けられる。

当初は意味がわかわない言葉であったが、みこの考えでは「さんかい」は「3回」、つまり助けてくれる回数ではないかとのこと。3回助けられたあとは願いを叶えた見返りを求めるために神の使いがみこを狙うようになる。

『見える子ちゃん』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

真守「ごめんな…勝手に食べちゃって。ずっとあやまりたかったんだけど…」

みこの父真守は本編開始1年前に亡くなっているが未だに幽霊として四谷家にいる。そして、みこはその父の姿が見えているが、見えないふりをして過ごしている。

みこは、父がみこのプリンを勝手に食べたことが理由で大喧嘩してしまったが、仲直りすることなく父が亡くなってしまったことを気にしていた。そして、ある朝みこは喧嘩の原因となったプリンを父の仏壇の前に供える。その時に、みこに対して父が「ごめんな…勝手に食べちゃって。ずっとあやまりたかったんだけど…」と言った。

幽霊を見えないふりをしているみこは父も例外ではなくスルーしたが、父の言葉はしっかり届いており涙した。

みこ「もう自由にしてあげて」

ネコを庇って善が事故に遭い、病院に見舞いに来たみこ。そこで、善の友人であるサトルから善の母の異常な性格と、善と母の歪んだ関係を聞く。そしてその話を聞いたことから善に取り憑いているおぞましい怪異の正体は死んだ善の母であると気付いた。

みこは死んだ母からの呪縛によって自由をなくしている善を助けるために「さんかい」を使うことを決意。普段は見えないふりをしているみこが怪異に対して真正面から「もう自由にしてあげて」と言った。そして、母は「さんかい」によって現れた神の使いによって倒され、善は自由を得た。

ゴッドマザー「師匠ってのは弟子を置いて逃げないんだよ」

みこの「さんかい」の件を解決すべくみことロム、ゴッドマザーは山の神社に訪れる。そこで、山の神と対峙する。ロムの行動のおかげでみこは「さんかい」から助かったとロムが言い、みことゴッドマザーに別れを告げて、2人に山を下りるように促す。ロムの行動の真意を知ろうとゴッドマザーが食いつこうとするとロムが山の神に襲われてしまう。
みこと共に逃げろと言うロムを遮りゴッドマザーが「師匠ってのは弟子を置いて逃げないんだよ」と言った。

弟子であるロムを守り、みこと2人で逃げろと促した。

『見える子ちゃん』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話