キャッツ・アイ(Cat's Eye)のネタバレ解説・考察まとめ

『キャッツ♥アイ』とは、1981年から1984年にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載された、北条司氏による漫画作品。レオタードという来生姉妹のセクシーな衣装や、泥棒と刑事の恋愛描写が人気を博し、アニメ、実写映画、ラジオドラマなど、様々なメディアミックスがされた。瞳、泪、愛の三姉妹が『キャッツアイ』と名乗り、美術品の裏シンジケートに奪われた父親のコレクションを取り戻していく。行方不明の父親を捜す来生3姉妹の物語と、主人公・瞳と恋人で刑事の内海敏夫との恋模様を描く。

CV:内海賢二
俊夫達の上司。いつもキャッツアイを取り逃がしてばかりいる部下の失態に頭を悩ませている。ストレスがかなりたまってる為、幻想が見えたりすることもある。
子供がいなかった課長にとって、俊夫は息子も同然の存在だった。息子同然の俊夫が刑事を辞職する時も、俊夫の背中を父親として押してやる心優しい一面もある。

来生三姉妹の関係者

ミケール・ハインツ

ドイツ人と日本人のハーフ。美術品シンジケートに、自信の作品とコレクションを奪われた。その上、命までも狙われる身となった画家。
家族を巻き込みたくないからと、家で出て行方不明となっていた。行きつけのレストランで20年間の長期リザーブをしており、そのリザーブが切れる直前にハインツからリザーブ予約の延長の連絡が入ったことで生存していることが明らかとなった。

永石(ながいし)

CV:大木民夫
ハインツや真理に多大な恩があり、忠義を立てている。夫妻の財産や作品の管理や、キャッツアイの仕事を手伝い、姉妹をサポートしている。
長身にガッチリとした体格でスーツを着こなす。戦闘機が必要になった際にはアメリカ大統領をイスを揺さぶって手配したり、ハインツの友人であるゴダールからは「将軍」と呼ばれていたりと、只者ではなさそうだが、その経歴は謎に包まれている。

クラナッフ・シンジケート

クラナッフ・ハインツ

ミケール・ハインツの双子の兄。ミケールの弟子たちと共にクラナッフ・シンジケートを結成して、ミケールを追い込んだ。元は画家を目指していたが、弟の才能を目の当たりにし、それに嫉妬したことがクラナッフ・シンジケートの結成のきっかけとなった。
キャッツアイと出会って改心し、クラナッフ・シンジケートを裏切ることとなった。キャッツと共にクラナッフ・シンジケートと戦うが、元から勝つつもりはなく、クラナッフ・シンジケートのメンバーを巻き込んで自爆した。それがミケールや来生姉妹へのクラナッフなりの償いだった。

その他

神谷 真人(かみや まさと)

普段はルポライターと称しているが、その正体は「ねずみ」と呼ばれている怪盗である。犯行を行なう際はコインのペンダントを残していく。サファイアを好んで盗む。海外でも活動していたことがある。
凄腕の怪盗で、キャッツアイのことを「素人」と称したこともある。実際にキャッツアイを出し抜いたこともある。しかし、その素人ゆえの大胆な犯行や、利益を考えず金にものを言わせて盗みを働く姿に言葉をなくしたこともある。
女たらしであり、浅谷を軽い気持ちで口説いた所、惚れられてしまう。その後、成り行きで浅谷とキスをし、交際しているのかはわからないが仲を深めている。

『キャッツ♥アイ』の用語

喫茶店「キャッツアイ」

来生姉妹が営む喫茶店。
店の裏には犬鳴署があり、多くの登場人物の日常がこの店で描かれる。
同作者の後の作品でも登場しており、2019年の映画『劇場版 シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』では来生三姉妹がオーナーとして登場した。

キャッツ・カード

美術品を盗む際に予告する為に使用するカード。
たまに武器として使うこともあるマルチカードでもある。

キャッツ特捜班

キャッツアイの事件を専門に捜査するための特別捜査班。しかし、キャッツアイを逮捕するまで他の事件に関わることができず、課長は事実上の左遷と嘆いていた。
元は犬鳴署内に本部が設置されていたが、キャッツ特捜班だけ喫茶「キャッツアイ」の向かいビルに移動することとなった。
俊夫や浅谷がこの組織に所属している。

クラナッフ・シンジケート

ミケール・ハインツの6人の弟子や画商によって結成された組織。ミケール・ハインツの殺害を企てたり、ミケール・ハインツの作品を「クラナッフ」名義で発表したりしている。キャッツアイに影響されたクラナッフ・ハインツが裏切り、メンバーを巻き込んで自爆したことで消滅した。初期の会合では7人いたが、クラナッフの自爆時には13人のメンバーが確認された。

『キャッツ♥アイ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

来生瞳「キャッツは 瞳のもうひとつの姿..ふたつでひとつのあたしなのよ 」

kuma11920
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@kuma11920

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