松雪泰子主演ドラマ『家族狩り』あらすじ・キャスト・感想・ネタバレまとめ

ここでは天童荒太の小説を原作としたTBSのドラマ『家族狩り』のあらすじやキャラクター、視聴者の感想やネタバレなどを紹介する。主演は松雪泰子で、初回と最終回の視聴率はどちらも10%を超えた。児童虐待や家庭の問題を描いたサスペンスドラマである。

第9話 2014年8月29日(視聴率 8.4%)

游子(松雪泰子)は、シロアリ駆除業者の大野(藤本隆宏)にあることを確認するため大野白蟻工業を訪問するが、そこが葉子(財前直見)の自宅と隣接していることに気付き困惑する。
一方、氷崎家を飛び出したまま連絡がつかない游子の身を案じる浚介(伊藤淳史)は、翌朝、亜衣(中村ゆりか)からのメール着信で目を覚ます。すぐに返信するが、亜衣からは返信がない。

そこへ民子(浅田美代子)が狼狽した様子でやって来た。「游ちゃんが帰ってこない」と言うのだ。朝一番に民子と病院に行く約束をしていて、その約束を游子が守らないのはありえない、と必死に浚介に訴える。游子の行き先に心当たりがないか問うと、シャンプーを受け取りに友人宅に行ったかもしれないが、それが誰なのか名前も場所も分からないと言う。
游子の身に何かが起きたと感じた浚介は、渓徳(北山宏光)に游子の目撃情報を集めるよう依頼する一方、葉子にも電話をして游子が行方不明になった事を知らせる。
さらに、浚介は馬見原(遠藤憲一)を呼び出し、游子が一連の事件の真犯人に捕まったのではないかと訴え、犯人の唯一の手がかりであるシャンプーの個人輸入者を探して欲しいと依頼する。
ところが、馬見原は游子こそが真犯人であると疑わず、「自分の見立てで動く」と依頼を断る。しかし浚介は一歩もひるむことなく、馬見原に「大事な人の命が危ない」「氷崎さんを助けてください」と土下座して訴え……。

第8話 2014年8月22日(視聴率 8.5%)

游子(松雪泰子)の家に不法侵入し、民子(浅田美代子)ら家族を殺そうとした駒田(岡田浩暉)。児童ケアセンターの一時保護所で父・駒田を待つ玲子(信太真妃)のためにも大事にはしたくない游子だったが、警察は殺人未遂事件として捜査を始める。
事件をニュースで知った浚介(伊藤淳史)は、游子の無事を確認して一安心。ところが游子は警察よりも先に駒田を見つけ出し、駒田親子の力になりたいと言う。そこで浚介は游子と共に、駒田の行方を捜すことに。
そんな中、浚介の携帯電話に亜衣(中村ゆりか)から一通のメールが届いた。そこには「私も実森勇治みたいになるかも」との文字が。游子からの助言もあり、浚介は亜衣の家へと急ぐ。ところが、亜衣の母・希久子(相築あきこ)から門前払いされてしまう。そこに、希久子から相談を受けている葉子(財前直見)がやって来た。葉子は「今日のところは私に任せて」と伝え、浚介にその場から立ち去るよう促す。

一方、馬見原(遠藤憲一)は、綾女(水野美紀)からの電話を受けて病院へと向かっていた。研司(須田瑛斗)が油井(谷田歩)の手によって頭に大怪我を負ったのだ。馬見原は動揺している綾女を優しく励ましながら、心の中では油井への憎悪が煮えたぎっていた。そこへ油井から「一対一でケリをつけよう」と電話が入る。すぐさまその挑発に乗った馬見原は……。

第7話 2014年8月15日(視聴率 7.6%)

巣藤浚介(伊藤淳史)が実森勇治(岡山天音)の家を訪ねると、そこには変わり果てた一家の姿が。さらに、血まみれの智代(占部房子)の体を拭く氷崎游子(松雪泰子)の姿を目撃した浚介は、ある疑念を抱く。 実森家の一家心中事件について警察から事情聴取された浚介は、勇治らは心中ではなく誰かに殺されたと主張。居合わせた馬見原(遠藤憲一)は、半ば強引に浚介を所轄の警察署へと連行する。取調べ室に入った馬見原は、「実森家は一家心中事件じゃない。誰かに狩られたんだ」と自身の思いを語り始め、「犯人は氷崎游子だ!」と断言し……。

そんな中、勇治が籍を置いていた桐明学院高校では、緊急の職員会議が開かれ校長から「マスコミの取材には一切応じない」「葬式には参列しない」などの指示が出される。しかし、その決定に浚介は納得がいかない。実森家の前には献花台が設置され、游子は山賀(財前直見)と共に献花に訪れる。そこに浚介もやって来るが、馬見原の話が胸に残る浚介は游子から視線をそらし、二人の間には微妙な空気が漂う。 そこへ、桐明学院高校の制服を着た芳沢亜衣(中村ゆりか)がやって来た。あっという間にマスコミに囲まれた亜衣は、カメラに向かって痛烈な言葉を吐き出す。

ある夜、浚介を心配した渓徳(北山宏光)が浚介のマンションにやって来た。浚介は游子への複雑な思いを吐露するが、渓徳に一喝され彼女と逃げずに向き合うことを決意する。果たして、浚介は游子に心の中にたまっていた疑念を伝えることが出来るのか?

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