銀魂(ぎんたま)【基本情報・随時更新】

銀魂は、2004年12月号から13年間連載されている、空知英秋先生によるSF人情時代劇ギャグバトル漫画。2006年からテレビアニメ化され、それ以降「終わる終わる詐欺」を繰り返し、2017年2月現在で通算4期目のシリーズ化されている。

[お登勢(声-くじら)]
万事屋の1階にある「スナックお登勢」を経営し万事屋の大家。かぶき町四天王の一人で“女帝お登勢”の異名を持つ。本名は寺田綾乃。お登勢は源氏名。一見怖そうな雰囲気があるが、人情に厚く面倒見の良い性格がある。モデルは、伏見寺田屋の女将・お登勢。

[キャサリン(声-杉本ゆう)]
スナックお登勢の従業員。出稼ぎが目的で地球にやってきた年増ネコミミ天人。常に片言だが、時に標準語でしゃべる時がある。かつては宇宙盗賊集団「キャッツパンチ」に所属し“鍵っ子キャサリン”と宇宙中に名を轟かせた。

[たま(声-南央美)]
正式名称は「芙蓉 伊-零號試作型(ふよう いぜろごう)」。キャサリンと同じくスナックお登勢で働く従業員だが、芙蓉篇で林流山が亡くなった病弱な娘・芙蓉のために造ったプロトタイプの美少女型カラクリ家政婦。芙蓉をカラクリとして再生するために、彼女の人格や記憶がインプットされた「種子」というデータを中枢電脳脳幹に持ち、未熟ながらも感情が芽生えつつある。しかし、違法に造られたカラクリのため幕府から指名手配されている。名付け親は神楽(漢字表示は卵)。

[寺田辰五郎(声-平田広明)]
攘夷戦争で亡くなったお登勢の夫。生前は岡っ引きで銀時と土方を足したような容姿をしている。幼馴染みで極道である泥水次郎長とは立場が違うものの、次郎長と共に攘夷戦争に参加し、弾丸から次郎長をかばい死亡。また次郎長とは、同じ幼馴染みのお登勢を取り合う恋敵でもあり、最後にはお登勢と結婚する。モデルは、江戸時代後期に生きた町火消・新門辰五郎。

[泥水次郎長(声-宮島史年<第55話>、菅生隆之<かぶき町四天王篇>)]
かぶき町四天王の一人であり極道組織「溝鼠組」の組長。他勢力の台頭以前は、かぶき町の王たる存在だった。周囲からは「大侠客の泥水次郎長」の異名で通っている。また、若頭である勝男などからは「オジキ」と呼ばれている。一人娘に“人斬り平子”こと椿平子を持つ。20年前の攘夷戦争に、幼馴染みである寺田辰五郎と共に参加。飛んできた弾丸から辰五郎にかばわれ命を救われる。お登勢とは、回覧板の回し忘れで10年間口を聞かなかった。モデルは、清水次郎長。

[黒駒勝男(声-石塚堅)]
“かぶき町の暴君”の異名を持つ「溝鼠組」の若頭。関西弁で話し、七三分けの髪型が特徴。次郎長が一線を退いたこともあり、現役ではかぶき町最強と目され最も恐れられている。ヤクザらしい非情さと情の厚さを持つ人物でもあり、愛犬のダックスフンドのメス・メルちゃんにはメロメロ。原作では、ホストクラブ「高天原」の№1ホスト・狂死郎に麻薬密売の話しを持ち掛けようとしたが、知り合いである銀時たちに成敗される。しかし、彼自身麻薬が嫌いで快く思っていなかったため、「密売失敗の口実ができた」と銀時たちに感謝している。アニメ版では、麻薬取引の話しは出てこず、メルちゃんの子どもを救ってくれた八郎の母ちゃん(狂死郎の母ちゃん)への恩義という形で引き下がっている。モデルは、実在した江戸の侠客・黒駒勝蔵。

[椿平子/<本名>泥水平子(声-野中藍)]
泥水次郎長の一人娘。次郎長一家と抗争を繰り広げていた植木蜂一家の特攻隊長。“人斬り平子”の異名を持つ。外見は可憐な美少女だが、本性は残虐かつ狡猾。しかしそれと同時に、他人の大切な物を奪ってでも己の大切なものを取り戻そうとする、哀しい程の純粋さを併せ持つ。子どもの頃に母親を亡くし、身寄りが無くなった自分を植木蜂一家の親分に拾われ、親分を親同然に慕ってきたが、次郎長一家の策略により組が壊滅。次郎長の元に引き戻される。

[西郷特盛(声-江川央生)]
かぶき町四天王の一人で、「かまっ娘倶楽部」を経営するママ。“マドマーゼル西郷”の異名を持つ。銀時、次郎長、辰五郎と同じく攘夷戦争に参加した攘夷志士。当時は“白褌の西郷”とも呼ばれていた。モデルは、西南戦争で指揮を執った幕末志士・西郷隆盛。

[華陀]
詳細は宇宙海賊・春雨を参照。

[長谷川泰三(声-立木文彦、幼少期・内藤有海)]
元入国管理局局長。一時のテンションに身を任せてしまいクビになる。基本路上生活。「まるでダメなおっさん」略して「マダオ」と呼ばれている。名付け親は神楽。モデルは長谷川宣仁以(のぶため)。

[<源氏名>本城狂死郎、<本名>黒板八郎(声-私市敦)]
ホストクラブ「高天原(たかまがはら)」を営むオーナー兼№1ホスト。江戸に上京後、幾度となく顔の整形を繰り返し、元の写真とは比べ物にならない程の顔たちをしている。

[平賀源外(声-青野武<第16~213話>、島田敏<第224~>)/演-ムロツヨシ]
江戸一番のカラクリ技師。以前、自身と同じくらいカラクリ好きな息子がいたが、源外のカラクリに対する姿勢に反発し家出。鬼兵隊に入隊するも「寛政の大獄」にて幕府により粛清される。高杉に唆され、息子の仇を打つためカラクリ集団を率い祭りを見物しにきた将軍の首を狙うが、銀時らの活躍によって失敗に終わる。幕府から指名手配中ながらも「からくり堂」を営んでいる。モデルは、「エレキテル」を発明し実在した発明家・平賀源内。

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