キルラキル(KILL la KILL)のネタバレ解説・考察まとめ

『キルラキル』とは2013年10月からMBS・TBS系テレビ「アニメイズム」枠で放送された、TRIGGER制作の荒んだ世界を舞台とした学園バトルアニメである。纏流子は、父の敵を探して本能字学園に転校してくる。そこは生徒会長・鬼龍院皐月を筆頭に、生徒会が絶対君主制で生徒を支配している場所だった。着た人間に人知を超えた力を与える制服や自我を持った制服が登場するという、ファンタジー要素も盛り込まれている。キャッチコピーは「キルカ、キラレルカ」。

皐月が忠実な生徒たちに与える、着用するだけで通常の人間を遥かに超えた力を得られる制服。
階級により三つ星から一つ星までランク付けされ、委員長には三つ星、各部の部長クラスには二つ星が与えられる。

神衣(かむい)

流子が着用する「鮮血」や皐月の「純潔」がこれに該当する。
極制服とは違い、「生命戦維」100%で裁縫されており、「鮮血」の場合は自我や理性を持っており、着用者と意思疎通ができる。
素肌の露出度は高い。
ちなみに、「鮮血」には「戦維喪失」させた極制服の繊維の一部を吸収する能力がある。

戦維喪失(せんいそうしつ)

極制服の着用者が、流子と「鮮血」によって身も心も敗北した状態の呼称。
「戦意喪失」と「繊維喪失」のダブル・ミーニングである。

原初生命戦維(げんしょせいめいせんい)

太古の昔、地球に漂着した巨大な生命戦維の球体。
当時の原始人に知性と「服を着る」という概念を与えて進化を促し、そのまま永い眠りについた。

『キルラキル』の登場人物・キャラクター

纏 流子(まとい りゅうこ)

CV:小清水亜美
何者かに殺害された父親の一身の仇を探す流浪の女子高生、17歳。
父殺しの犯人と目される人物が残していった「片太刀バサミ」を入れたギターケースを背負っている。
ぶっきらぼうな言動だが、根は優しく義理人情にあつい。
ボーダー柄の下着を着用する。

羅暁が行った生命戦維との融合を目指す人体実験の被害者。
実は、羅暁の娘であり、皐月の妹である。

鮮血(せんけつ)

CV:関俊彦
纏邸の地下にあった謎の黒いセーラー服。
流子の血を吸って起動し、彼女の血を求めて無理やり自分を着用させ、力を与えた。
流子の父親に作られた神衣と呼ばれる存在であるが、自分の本名をはじめ詳細な記憶は欠落しており、「鮮血」の名は流子の血を吸ったことから彼女によって名付けられた。
人間の言葉を喋るが、彼の声は基本的には流子にしか聞こえず、他人からは単なるセーラー服のようにしか見えない。

鬼龍院 皐月(きりゅういん さつき)

CV:柚木涼香
本能字学園生徒会長。
長い黒髪と太眉毛が特徴の、一見すると男と見間違うような精悍で凛々しい顔立ちの少女。

「人類は服を着た豚だ」と豪語しており、忠実な部下の四天王と共に学園を支配している。
母親の羅暁は学園の理事長で絶大な力を持っているが、本人は親の権力に縋ろうとは思っていない。

満艦飾 マコ(まんかんしょく まこ)

CV:洲崎綾
流子に最初に出会った本能字学園の生徒。テニス部所属。
母親譲りの極度のマイペースの上に「超」のつく天然思考の持ち主。
大げさなボディランゲージも用いた正論も詭弁も交えた口八丁で相手を煙に巻き、流子のピンチを何度も救っている。

蟇郡 苛(がまごおり いら)

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