ハイスクール・フリート(はいふり)のネタバレ解説・考察まとめ

プロダクションアイムズによって、2016年の4月から6月にかけて放送されたアニメ作品。舞台は国土の大半が海に沈んだパラレルワールドの日本。海の安全を守るブルーマーメイドになることを志望している岬明乃は、ブルーマーメイドの養成学校「横須賀女子海洋学校」に入学する。入学試験の結果、晴風の艦長として任命されたが、思いもよらない事件に巻き込まれることとなる。

ヴィルヘルミーナ CV:五十嵐裕美

出典: pbs.twimg.com

アドミラル・シュペーの副長で、ドイツからやってきたブルーマーメイド。
愛称は「ミーナちゃん」。
一人称は「ワシ」で、広島弁のような口調をする。
アドミラル・シュペーの艦長とは親友同士。
仁義のない映画が好きなココちゃんと馬が合う。
アドミラル・シュペーの乗組員がウイルスにかかったため、言うことを聞かない状態にあり、急遽脱出した。

『ハイスクール・フリート』の用語

陽炎型航洋直接教育艦「晴風」

横須賀女子海洋学校が所有している教育艦。
艦長は岬明乃で、副長は宗谷ましろ。
中身は徹底的な自動化がされており、電子機器やレーダーも高性能。
しかし、全速で走ると機関が壊れる、乗組員が少ない等様々なデメリットも抱えている。
学校で落ちこぼれの生徒たちが放り込まれる艦であるが、かなり優秀な人材の宝庫。

大和型超大型直接教育艦「武蔵」

横須賀女子海洋学校が所有している超大型艦。
艦長は知名ももか。
成績優秀者が配属される艦で、乗組員たちは将来大和型への配属が決定されている。
11話では、ももか含む数名の乗組員たちが、1か月間立てこもり生活をしていた。

ドイッチュラント級直接教育艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」

出典: pbs.twimg.com

ドイツのヴィルヘルムスハーフェン校が所有している教育艦。
艦長はテア・クロイツェルで、副長はヴィルヘルミーナ。
ドイツでは遠洋航海用に実施されている重要な艦。
RATtというネズミに感染され、艦内は混乱状態となったが、9話で晴風によって救出された。

晴風クルーの軌跡~全12話をまとめる~

第一話

主人公・岬明乃はブルーマーメイドになるために、知名もえかとともに横須賀女子海洋学校入学する。
晴風の艦長として海洋実習に出るが、途中で教育艦「猿島」の砲撃に遭ってしまう羽目に。
明乃はやむを得ず猿島への砲撃を実行する。
しかし、教官から学校側に反乱したとの誤報を流され、濡れ衣を着せられてしまった。

第二話

教育艦「猿島」の砲撃によって、反乱の汚名を着せられた晴風の乗組員。
明乃はこの危機的状況を回避しようと横須賀に向かうが、その途上でドイツから「アドミラル・シュペー」という艦に遭遇する。
この状況の中、シュペーから小型船が飛び出すが、シュペーによって撃沈されてしまう。
小型船に乗っていた少女は無事に救助された。
しかし、幼馴染が乗っている船から、救援の通信が出された。

第三話

晴風にアドミラル・シュペーの副長であるヴィルへルミーナも乗船し、海の仲間がまたひとり増えた。
しかし、海上安全委員会は晴風が逸脱行為をしており、反撃した時は撃っていいという指示を出していた。
この絶望的な状況の中、潜水艦が晴風に忍び寄った。
晴風は敵意はないと意志を表明するが、魚雷を発射されてしまう。
しかし、2話で救助された娘の機転によって、爆雷を当てることに成功する。
娘の名前はヴィルヘルミーナといい、シュペーの船員たちが命令を聞かなくなったという。
そして、学校からの寄港命令が下り、密かに横須賀を目指すことになった。

第四話

航海が長引いたために晴風内の物資が不足した。
なんとか買い出しに出かける晴風の乗組員たちだが、肝心の明乃が学校側に逮捕されてしまう。
明乃は事件の首謀者として、そのまま連行された。
実は学校側は校長の指示で、晴風を救援にしに来たのであった。
これで晴風の乗組員の疑いは晴れることになった。

第五話

無事、物資の補給と艦の修理が終わり、晴風のみんなはそれぞれの時間を楽しんだ。
少し余裕が生まれた乗組員はミーナの歓迎会を行った。
しかし、歓迎会の後に学校から武蔵の状況を受け、武蔵の地点へ航路を向けた。
そこでは、武蔵が一方的に攻撃をしていた。
明乃は親友を助け出すというが、ましろに反対されてしまう。
しかし、明乃は親友のところへ単独行動で助けにいき、晴風は待機することになった。

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