Undertale(アンダーテイル)のネタバレ解説・考察まとめ

『Undertale』とはToby Foxが開発し、公式サイトおよびsteamで販売されているコンピューターRPGである。
「誰も死ぬ必要のないRPG」とも呼ばれ、遭遇した敵はすべて、必ずしも倒す必要がないことがこの作品の大きな特徴である。
シナリオ、システム、キャラクター、音楽が高く評価され、多くの人気を獲得した。

『Undertale』のゲームシステム

ユニークな戦闘システム

Undertaleの特徴は、その戦闘システムにある。
普通のRPGゲームの場合、現れた敵は、基本的には逃げるか倒すしかない。
しかし、Undertaleでは、「誰も死ぬ必要のないRPG」という言葉通り、必ずしもモンスターを倒す必要がなく、その気になれば一体もモンスターを倒すことなく物語をクリアすることも可能だ。
モンスターとの遭遇時にモンスターを倒すことなく、また逃げることもなく対処する方法は下記の通り。

モンスターが現れた時の画面は、おおよそ普通のRPGゲームと変わらない。
しかし、FIGHTの項目の隣に、ACTという項目があり、ここで行える様々な行動により、モンスターの機嫌が変化し、怒らせれば攻撃はより過激に、なだめるようなアクションを起こせば戦意を喪失していく。

ACTを選ぶと、モンスターに応じた様々なアクションが選択できる。
「慰める」を選択すると…。

慰めようとしたら泣いて逃げ出してしまった。

これで戦闘は終了となり、自分の勝利となる。
今回の一例ではこれだけで戦闘が終了するが、通常は行動を複数回する必要があったり、戦意を喪失させたのちに、一番右の「MERCY」という項目から「見逃す」という選択肢を取らないと戦闘は終了にならない。
このように平和的解決で勝利した場合、基本的にGoldは手に入るが、XPは一切手に入らない。

マルチエンディングのシナリオ

このゲームはマルチエンディング式を採用していて、主人公がとった行動によってエンディングはもちろん、随所随所での台詞や入手できるアイテムに差が出てくる。
その分岐条件は、敵を何体殺したかによるもので、敵を一体も殺してない場合は「True Pacifistルート(Pルート)」、何体かの敵を殺した場合は「Naturalルート(Nルート)」、すべての敵を殺しつくした場合は「Genocideルート(Gルート)」の三つに分かれ、そのすべてがUndertaleの世界を知り尽くすには欠かせないものとなっている。
ゲームの1週目は必ずNルートに固定となり、Nルートの中でも中身が微妙に異なるパターンが多く存在する。
また、このゲームはNルートとPルートは比較的優しい難易度となっているが、Gルートは非常に難易度が高く、さらに一度でもGルートをクリアすると、次周以降のPルートに変更があり、二度と普通のPルートは見れなくなるため注意が必要だ。

『Undertale』の関連リンク

undertale.com

bmr20915.wixsite.com

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@fumiofo4

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