Undertale(アンダーテイル)のネタバレ解説・考察まとめ

『Undertale』(アンダーテイル)とは、Toby Foxが開発し、2015年に販売されたアメリカ合衆国のコンピューターRPGである。
本作は地上から隔絶された地底世界が舞台の物語である。「誰も死ぬ必要のないRPG」とも呼ばれ、遭遇した敵はすべて、必ずしも倒す必要がないことがこの作品の大きな特徴である。
シナリオ、システム、キャラクター、音楽が高く評価され、多くの人気を獲得した。

その他の登場人物

アンダイン(Undyne)

物語で登場するモンスターの一人。
鎧を身にまとっているが、中身は魚人のモンスターである。
王国騎士団の隊長であり、モンスターたちの憧れであるが、反面人間を嫌っているため、容赦なく主人公を殺そうとする。

アルフィー(Alphys)

物語で登場する科学者のモンスター。
おどおどしたしゃべり方で、ゲームが大好きなオタク。
主人公には友好的で、持ち前の技術力で様々なアドバイスをくれたり、戦闘を助けたりしてくれる。

メタトン(Mettaton)

Alphysが作り出したロボット。
ショーやバラエティが大好きで、自ら番組を作っていて、モンスターたちからは絶大な人気を誇る。
Alphysのミスで、人間を殺すプログラムが追加されてしまっているため、クイズショーなど番組を通して主人公を殺そうとしてくる。

アズゴア・ドリーマー(Asgore Dreemurr)

地下世界の王様。
本来は心優しい穏やかな性格で、争いを好まない平和主義者。
しかし、人間の魂を7つ集めると、モンスターたちを地下世界へ閉じ込めている結界を破壊することができるため、地下世界の開放を目指し、主人公と対峙する。

『Undertale』(アンダーテイル)のゲームシステム

ユニークな戦闘システム

Undertaleの特徴は、その戦闘システムにある。
普通のRPGゲームの場合、現れた敵は、基本的には逃げるか倒すしかない。
しかし、Undertaleでは、「誰も死ぬ必要のないRPG」という言葉通り、必ずしもモンスターを倒す必要がなく、その気になれば一体もモンスターを倒すことなく物語をクリアすることも可能だ。
モンスターとの遭遇時にモンスターを倒すことなく、また逃げることもなく対処する方法は下記の通り。

モンスターが現れた時の画面は、おおよそ普通のRPGゲームと変わらない。
しかし、「FIGHT」の項目の隣に「ACT」という項目がある。「ACT」で行える様々な行動により、モンスターの機嫌が変化し、怒らせれば攻撃はより過激に、なだめるようなアクションを起こせば戦意を喪失していく。

ACTを選ぶと、モンスターに応じた様々なアクションが選択できる。
ここでは、仮に「慰める」を選択。

慰めようとしたら泣いて逃げ出してしまった。

これで戦闘は終了となり、自分の勝利となる。
今回の一例ではこれだけで戦闘が終了するが、通常は行動を複数回する必要があったり、戦意を喪失させたのちに、一番右の「MERCY」という項目から「見逃す」という選択肢を取らないと戦闘は終了にならない。
このように平和的解決で勝利した場合、基本的にGoldは手に入るが、XPは一切手に入らない。

fumiofo4
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