テレ東すらも放送を断った‼イカレたアニメ「人造昆虫カブトボーグ V×V」の全容を全力で紹介したい‼
人造昆虫カブトボーグ V×V』は、株式会社トミー(現:株式会社タカラトミー)のおもちゃ「カブトボーグ」の販売促進のため企画されたアニメ…のはずだった。
本来ならば、カブトボーグの販売促進のアニメのはずだが、ボーグをラーメンの中に入れてお客に出したり、川に投げ捨てたりするなど販売促進アニメの常識を逸脱している。
そんなめちゃくちゃなこのアニメ誰がどう言おうと紹介したい‼
龍昇ケン
リュウセイのクラスメイトであり親友。中華料理店「昇竜軒」の息子。使用するボーグはキー・オブ・ザ・グッド・テイスト。
基本的に既存のアニメや漫画作品における肥満体型の三枚目キャラクターを踏襲しているが、子供離れしたドライな視点を持っており、他の登場人物たちの非常識な言動に鋭く丁寧に突っ込みます。ただし自身も同様の言動をとる場合が多い。イメージカラーは黄。
昇竜軒の息子として、チャーハンのためにリュウセイたちと敵対したことがあります。
実際に死んでしまったかのような描写(第31話)もありますが、次の回では何事もなかったかのように登場しています。
友情より金を優先させる場面もあります(第37話)。
警察の世話になったことも(第29話)。
女装癖があります(第11、34話)。
話しかけても周りから無視されることが時々あります。
昇竜軒の経営は芳しくなく何度も危険な経営状態に陥っています(第3、20、35話)。
第37話ではリュウセイがラーメンが美味しくないと苦言を堂々といっています。
飲酒できない年齢のためか、酔い潰れたいときはバスを使います(第47話)。
好物はフランス料理(第4話)と酢豚(第26話)。
政治に興味があり、米田市長と仲が良い(第40話)。
あとは女運が悪く、彼女を作ることに憧れており、第26、47話と二度彼女ができたが、いずれも性格に難があり破局しています。
家族構成は父(声:永野広一)、母、妹の4人家族。また祖父も存在します(第8話)。
安藤ロイド
リュウセイ、勝治、ケンがよくたむろするボーグショップ「LOID'S PARTS SHOP」の店長、28歳。
ニューヨークのブルックリン出身で、片言の日本語を話します。
使用するボーグはシーザー・カエサル・エンペラー。なおシーザー、カエサルはともにユリウス・カエサルのことであり、意味は皇帝・皇帝・皇帝です。
必殺技はセンチメンタル・アウトロー・ブルース。ハーモニカを吹く黒人が突然現れる。
解説役になることが多く、他にもリュウセイたちに様々な助言を与えたり、格言でその回を締めたりします。
7年前までブルックリンで相棒のロバートとともに一流のボーグバトラーを目指していましたが、ロバートの妹であるキャッシー(声:中川里江)を自身の必殺技によって帰らぬ人にしてしまう事故を起こしたため、ボーグバトルを引退していたという過去が(第12話)。
眼鏡を外すと普通の口調に戻り、また無精ひげが生えます。
性格も7年前までの荒々しいものへと変貌。ちなみに第12、14、19、20、24、30、31、43、48、51話で登場します。
リュウセイたちを利用する狡猾な面もうかがえます(第37、45話)。
日本カブトボーグ協会に対して発言力があり、第45話では彼が協会の放漫経営を煽る発言をしたことで協会が倒産寸前の大赤字に陥いりました。
第49話には一切登場しませんでした。
好物はマカロニ(第4話)、パン(第6話)。パン食を禁じられたことで引越しをしようとした時も(第6話)。
中華よりもフランス料理が好き(第20話)。
リュウセイの父親がビッグバンであることを黙っていました(第52話)。
かつてチャーリー(声:松元惠)と名乗り、世界の危機を救っていました(第52話)。
片言の日本語はなまっている、というよりはただただ人を煽っているようにしか聞こえません。
ロイドがしゃべるシーンを見ればあなたも腹が立つことうけあい。
このアニメ、最後には…
なお、監督の石踊宏はこの作品を作るときに作品を『徹底的に構成している』と語っていることから、この作品の演出が意図的だと分かると同時に作品の作り込みや完成度の高さが伺えます。
つまりは本作はネタアニメではなく 高度なギャグアニメ なのです。その辺を一緒にするとファンに石投げられるので注意しましょう。
前述の通り好き勝手やっていた本作ですが、最終回数話でまさかのスポンサーストップがかかり数話を残し最終回を迎えてしまいました。
やはり、やりすぎるとどこかしらから何か言われるようですね。
しかし、その人気は度々戻り、不死鳥のように蘇ってはどこかのチャンネルで再放送が行われていますので思い出した時にチェックしてみましょう。
きっとどこかでやってるはず。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
この記事でいかにカブトボーグがぶっ飛んでいるアニメかわかっていただけかと思います。
筆者などは落ち込んでいるときにあらすじを読んでいるだけで元気が出てきますので是非皆さんも落ち込んだ時や思いっきり笑いたいときは(ただ興味がある時でも)是非視聴してくださいね!
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