
『クリミナル・ミッション』(Criminal Activities)とは、2015年のアメリカ映画。個性派俳優として名を馳せるジャッキー・アール・ヘイリーの初監督作品として話題となったクライム・サスペンスで、90分の上映時間のうち、80分が序章といわんばかりの「ラスト10分間の大どんでん返し」が仕組まれたストーリー展開が好評を博した。マフィアに借金をした結果、その返済の代わりに敵対組織のボスの甥の拉致監禁を持ちかけられた男たちの姿を描く。
本作で監督を務めたジャッキー・アール・ヘイリーは、クウェンティン・タランティーノ監督作の映画『パルプ・フィクション』(1994年)や『レザボア・ドッグス』(1992年)のような仕上がりを目指していたという。
いずれも時系列をずらす形で、最後に一気に伏線を回収するという仕上がりになっているという構成や、ユーモアを込めた会話主体でストーリーが広がっていくという作品ではあるが、ジャッキーはこれらの要素をうまく組み込んで、本作『クリミナル・ミッション』を完成させている。
なお、『パルプ・フィクション』には本作にも出演したジョン・トラボルタがマフィア役で出演し、個性的なツイストダンスを披露しているのを見ることができる。
目次 - Contents
- 『クリミナル・ミッション』(Criminal Activities)の概要
- 『クリミナル・ミッション』(Criminal Activities)のあらすじ・ストーリー
- 仲間の葬儀での再会
- エディの提案と誘拐の実行
- 罪を重ねる4人
- 真の裏切り者
- クリミナル・ミッション(Criminal Activities)の登場人物・キャラクター
- 高校の同級生たち
- ノア(演:ダン・スティーヴンス)
- ザック(演:マイケル・ピット)
- ウォーレン(演:クリストファー・アボット)
- ブライス(演:ロブ・ブラウン)
- マシュー
- マフィアたち
- エディ(演:ジョン・トラボルタ)
- ジェリー(演:ジャッキー・アール・ヘイリー)
- マルケス(演:エディ・ガテギ)
- 『クリミナル・ミッション』(Criminal Activities)の用語
- インサイダー取引
- 『クリミナル・ミッション』(Criminal Activities)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 誘拐されたマルケスが場を掌握していくシーン
- 終盤の「大どんでん返し」
- 『クリミナル・ミッション』(Criminal Activities)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 本作でジャッキー・アール・ヘイリーが目指したのは『パルプ・フィクション』や『レザボア・ドッグス』のような映画