かつてあった大江戸版!『人生ゲーム』の舞台は現代ばかりじゃないんです!

『人生ゲーム』。ボードゲームが始まりですが、今なお、アプリとして楽しめる作品です。舞台は発表された時代における「現代」ですが、その長い長~い歴史の中にはあったんです。「昔」を舞台としたものが。

『大爆笑!!人生劇場~大江戸日記~』

スーパーファミコンの時代に発売されたものです。通貨は当然、「両」。実際の両とは異なります。

着せ替え要素

プレイヤーの顔、名前、性別を決めてスタートしますが、色々な衣装があります。人生ゲームでは、知力、体力、オシャレ度などをパラメーター化するのですが、このゲームでは「学問」「力」「魅力」として表されます。そして、衣装は単なるおしゃれではなく、パラメーターの上げ下げにも関係してくる重要アイテムなのでした。

「はれぎ」は男女共通でかわいかった気がします。大人になると各職業に合わせた衣装も。

ルーレットではなくサイコロを振って移動します。

職業は選べません

今の人生ゲームはどうなのか知りませんけども、このゲームでは子供時代のステータスで職業が決まる模様。自分は大概盗人か坊さんでした。盗人だと捕まって牢屋の中でバタバタ走ってるだけだったりしてつまらないことこの上ないです。(時々脱獄したり)頭良ければうまくいきますけどね。盗みはゲームの中だけにしましょう。

結婚相手は選べます

恋人キャラは選ぶことができます。何度かお付き合いして、ラブラブ度が上がれば結婚。場合によっては子供が生まれますが、手元に置いておくか奉公に出すか選ぶことができます。そこらへんが現代版と違っていて面白いですね。

結婚相手も着せ替えできます。この場合はラブラブ度が上がったり…。

ちなみに、結婚相手は支度金を持っており、その資産をがっぽりもらえるんです。自分は完全にお金目当てで相手選んでました。しかし、そういう相手だと無駄遣いをすることも。逆に忍者や盗人を結婚相手にすると、役に立つアイテム等を持ってきてくれるんです。目先の金を選ぶか、アイテムを選ぶか…って、結婚相手をそんな基準で選ぶのもどうかとは思いますが。ちなみに、結婚後別の人とも親密になれて、「側室」を持つことも…今思うととんでもないシステムですが、「江戸時代編」だし、仕方ない、か?

ボンビーのごとくなすり合う「呪い」!

「呪われる」こともあります。別のプレイヤーが呪われているプレイヤーと同じマスに止まるか通過すると呪いが移ります。ステージクリアまでずっと呪われたままだと…?

某ボンビーを彷彿とさせます。

火事と喧嘩は江戸の華!「火事」イベントで丸裸!?

ホントに裸になるわけじゃありませんが(男性はふんどし一丁、女性は長襦袢のような格好)、たまに「火事」イベントが起きます。画面中ボーボー燃えてる中から火が飛び出してプレイヤーが真っ黒こげになるんですが…。

燃える町、ハートます、笑顔で突っ立ってる人…シュールです、この絵面。

燃えるのは服だけ。でもお金が減ったりパラメーターが下がったりと、ある程度のダメージは負います。呪われてる人と火消しは燃えませんし、運が良ければ火から逃げられます。

悪代官を成敗!贅沢禁止令発動!

このゲームではカードの代わりに巻物を使うんですが、「他のプレイヤーを悪代官にする」というよく分からない巻物が。悪代官にされたプレイヤーは非道の限り(暴利をむさぼったり)を尽くした挙句成敗されます。されない場合もあります。世の理不尽をついてます。

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