四八(仮)のネタバレ解説・考察まとめ

『四八(仮)』とは、2007年に発売された全国47都道府県の怪談を題材とするホラーアドベンチャーである。実写を用いた生々しい演出や、地域色豊かなシナリオが特徴だが、数分で終わる物語や理不尽な選択肢など、内容の差異が激しい。専門誌では歴代最低級の評価を下され、その完成度の低さから「クソゲーオブザイヤー2007」の大賞を受賞している。一方で、複雑にリンクし合う伏線回収などの独自の試みも見られる。

あるシナリオで唐突に出てくる"スンバラリア星人"という単語は後に意外な場所で再登場する。

『四八(仮)』は全体的にシナリオのクオリティに課題を抱えているが、ストーリー同士のリンク(関連性)については緻密に構成されている。
たとえば、序盤に登場した一話完結の物語が、実は後半で判明する大きな事件の前触れ(フラグ)となっているようなケース。プレイヤーは物語を進める中で「あの話はこの展開に繋がっていたのか」という、推理アドベンチャーにおいて謎が解明される際のような快感を味わうことができる。
さらに、インパクトの強いエピソードに伏線を忍ばせる手法が取られているため、後半のフラグ回収までその内容を忘れることがない。話を強烈で印象深いものにすることで、伏線をプレイヤーの記憶に焼き付けるという高度なテクニックが使用されている。

「オンラインゲームの悪夢」に登場する2Dイラストの女の子が可愛い

『四八(仮)』の良いポイントである女の子のキャラクター。オンラインゲーム風のゲーム画面も登場している。
『四八(仮)』は基本的に実写で進む為、二次元美少女が出てくるこのシナリオは新鮮である。

ゲストシナリオのクオリティが高い

『四八(仮)』には何人かのゲストが本人役で登場するが、それだけではなく、ゲスト自身が提供したシナリオも存在する。それらは総じてクオリティが高い。
怪談のベテランである稲川淳二や、妖怪マンガの巨匠である水木しげる、筒井康隆やつのだじろうもシナリオ提供している。 基本的に文章を仕事にしている人たちであるため、シナリオのクオリティの高さは納得できる。
さらにファミ通編集部のバカタール加藤やサンフランシス小山も登場するなど、ファミ通ファンへのサービスも含まれている。 このストーリーは社会の身近な所に渦巻く陰謀を描いたドロドロの結末となるため、ファンからも好評である。

稲川淳二

水木しげる

カオスな展開により神回を量産できる実況プレイへの適性

動画投稿サイト『ニコニコ動画』では、『四八(仮)』の実況プレイ動画がアップロードされている。
これが面白いと、視聴者にも好評だ。 特にリアクションをしっかり取れる実況プレイヤーとの相性はバツグンである。
カオスな展開・話が盛り上がるような所でいきなりシナリオが終了する唐突な展開と、実況プレイヤーのツッコミとが合わさり、笑いを誘われる仕様になっている。

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