四八(仮)のネタバレ解説・考察まとめ

『四八(仮)』とは、2007年に発売された全国47都道府県の怪談を題材とするホラーアドベンチャーである。実写を用いた生々しい演出や、地域色豊かなシナリオが特徴だが、数分で終わる物語や理不尽な選択肢など、内容の差異が激しい。専門誌では歴代最低級の評価を下され、その完成度の低さから「クソゲーオブザイヤー2007」の大賞を受賞している。一方で、複雑にリンクし合う伏線回収などの独自の試みも見られる。

群馬県

昔話として知られる「分福茶釜」を題材にしたシナリオ。多田羅善兵衛がその伝承について語る形式となっている。

埼玉県

「棚婆」「黒百合総合病院」「死体洗いのアルバイト」「限界への挑戦」の4編で構成。小日向修や竹林玲奈を中心に、都市伝説色の強いエピソードが展開される。

千葉県

「学校であった怖い噂」として、全国から寄せられた怖い話のメールを読み、壁新聞を作成していく。記事の組み合わせによってエンディングが変化する特異なシステムを持つ。

東京都

大学生・小日向修を主人公とする「アルバイト男の事情」や「ファミ通補完計画」、「オンラインゲームの悪夢」、「人面犬」など、多数のシナリオが存在。各地方のシナリオへ分岐する基点となるが、仕様上完全クリアが不可能となっている。

・オンラインゲームの悪夢
ファミ通でバイトを始めた小日向修は、編集者であるサンフランシス小山から依頼され、エンターブレインが企画したオンラインゲーム 『青柳学園』 の紹介記事を書くこと。
大張り切りで仕事を引き受けた小日向だが、ひとつ気になるのは、このゲームでマスターキャラを務めていたプログラマが1人行方不明になっているという話だった。

神奈川県

奇妙な声の正体を追う「奇声」と、怪しげなアルバイトを巡る「来訪者」の2編。荒田尚也を中心に、小日向修や佐藤康文ら友人が登場する。

新潟県

高校生の庄田明美を主人公に、「心霊写真」や都市伝説を題材にしたシナリオが展開。ここから他県へのシナリオ分岐が発生する重要な基点の一つである。

富山県

小学生の重沢勝平を主人公とした「肝試し」や「頭川トンネル」が描かれる。荒井昭二らおなじみの語り部も登場し、他シナリオへの分岐も備えている。

石川県

小柳美輪を主人公とした「おいで、おいで」のエピソード。八島三四郎と共に、石川の地にまつわる不気味な体験が語られる。

福井県

マンネリ夫婦の夫・加藤雅春を主軸とした「仮面夫婦」と、伝説の面を題材にした「嫁威肉付面」の2編。鏑木大吾郎らが異様な物語を語る。

長野県

藤森春光の語りによる「信州信濃の名物は」。作家・筒井康隆が監修したシナリオであり、独特の世界観が展開される。

山梨県

「大作家」と題された連作シナリオ。編集者の吉池マリアを主人公に、筒井康隆本人やバカタール加藤が登場。本陣の怪異など、現実と虚構が入り混じる。

静岡県

富沢日が登場する「奇石博物館」の物語。実在の施設を背景に、石にまつわる奇妙で恐ろしい伝承が語られる。

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