
『チャップリンからの贈りもの』(チャップリンからのおくりもの)とは、2014年のフランス映画。1978年に実在する伝説のコメディアン、チャールズ・チャップリンの遺体を金銭目的で「誘拐」した男たちの実話にスポットを当てた伝記コメディとなっている。チャップリンの実子であるユージーン・チャップリンと、孫であるドロレス・チャップリンが出演していることでも話題となった。コメディ作品かと思えば意外にシリアスで、しかしその中でも時折クスリとさせてくれるのが魅力的な作品である。

エディが街で出会った美しい女性。サーカスを経営しており、エディを道化師としてスカウトする。
ジョン・クルーカー(演:ピーター・コヨーテ)
喜劇王・チャーリー・チャップリンの秘書。エディとオスマンが要求した身代金を運ぶ係を買って出るが、元軍人で腕が立つため、全く恐れる様子がなかった。
チャップリン夫人(演:ドロレス・チャップリン)

画像右がチャップリンの妻
チャーリー・チャップリンの妻。夫の遺体を誘拐したというエディの電話を、当初はイタズラだと思って切ってしまった。非常に心優しい女性で、犯人である彼らの窮状を知るとその事情を汲み、ヌールの治療費を肩代わりして心身を救ってくれた。
マラタヴェルメ警部(演:グザビエ・マリー)
チャップリンの遺体誘拐事件の捜査にあたっていた、担当の警察官。
警部(演:アーサー・ボーボワ)
チャップリンの遺体誘拐事件の捜査にあたっていた、担当の警察官。
サーカスの支配人(演:ユージーン・チャップリン)

画像右が支配人
ローザのサーカスで支配人を務める男。エディに道化師としての基本を手ほどきしてくれる。
ミスター・ロイヤル(演:グザビエ・ボーボワ)
チャップリンの財団の管理人を務める男。
ソーラ医師(演:オリビエ・ラブルダン)
ヌールの担当医。
病院秘書(演:マリリン・カント)
ヌールが入院していた病院の秘書。
検事(演:フィリップ・ロダンバッシュ)
チャップリン遺体誘拐事件の裁判を担当した検事。
弁護士(演:ルイ=ド・ドゥ・ランクザン)
チャップリン遺体誘拐事件の裁判を担当した弁護士。
目次 - Contents
- 『チャップリンからの贈りもの』の概要
- 『チャップリンからの贈りもの』のあらすじ・ストーリー
- 共同生活の始まりと「喜劇王」の死
- 遺体の誘拐
- エディの転機
- 幸せな結末
- 『チャップリンからの贈りもの』の登場人物・キャラクター
- エディ・リカルト(演:ブノワ・ポールヴールド)
- オスマン・ブリチャ(演:ロシュディ・ゼム)
- サミラ(演:セリ・グマッシュ)
- ヌール(演:ナディーン・ラバキー)
- ローザ(演:キアラ・マストロヤンニ)
- ジョン・クルーカー(演:ピーター・コヨーテ)
- チャップリン夫人(演:ドロレス・チャップリン)
- マラタヴェルメ警部(演:グザビエ・マリー)
- 警部(演:アーサー・ボーボワ)
- サーカスの支配人(演:ユージーン・チャップリン)
- ミスター・ロイヤル(演:グザビエ・ボーボワ)
- ソーラ医師(演:オリビエ・ラブルダン)
- 病院秘書(演:マリリン・カント)
- 検事(演:フィリップ・ロダンバッシュ)
- 弁護士(演:ルイ=ド・ドゥ・ランクザン)
- 銀行家(演:バンサン・オーベール)
- チームメイト(演:アデル・バンシェリフ)
- 『チャップリンからの贈りもの』の用語
- チャールズ・チャップリン
- 『チャップリンからの贈りもの』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- チャップリンの墓を訪れるオスマン一家
- 『チャップリンからの贈りもの』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実際に誘拐されているチャップリンの遺体