『ハーメルンのバイオリン弾き』キャラを、元ネタの楽器とこじつけてみた
初期の『少年ガンガン』の看板作品の一つであり、今なお著者、渡辺道明先生のサイトにて続編が連載中の、『ハーメルンのバイオリン弾き』。キャラ名が主に楽器からとられていますが、その元ネタとこじつけてみようと思います。生暖かい目で見られようと、行ってみます!
ハーメルの双子の妹で、「赤い魔女」の名を持つ天使です。途中から仲間になりました。最初男性だと思ってました…。話し方のせいか、ファンタジーだから髪長くても女に思えないというか…。名前の由来も長いこと分かりませんでした。シンセ「サイザー」ですね。
電子楽器の世界において、多くの人間による度重なる試行錯誤の結果生まれた楽器。現在の形に至る間、戦争の時代も挟まれている。
出典: ja.wikipedia.org
度重なる戦争(試行錯誤)の果て仲間になった、と考えると感慨深いです。赤ん坊の頃連れ去られて母親に捨てられたと教え込まれて、幼いうちから嫌々人間を殺す戦いに巻き込まれて。シンセサイザーの音色が独特なのもうなずけます。一見優雅なピアノに見えるけど、全く違う音色、というのがまたいろいろ思わせます。そしてカッコイイという。
オカリナ
サイザーの右腕的な存在です。オーボウの娘で、サイザー共々魔族から離反しました。
「小さなガチョウ」という意味。簡単な曲は演奏しやすいが、曲によっては息の調整が難しい。
出典: ja.wikipedia.org
登場時鳥の姿をしていたのはそういう理由ですか…。そして呼吸の調整も難しい。オカリナはサイザーが幼いころからの教育係というか母親代わりといった立ち位置で、怪我をして帰ってくるサイザーの手当てなどをしていました。見た目が特徴的な楽器ですが、そもそも「魔族」が「家庭を持つ」ことも珍しいという設定がありました。独特な外見も合わせてのことなんでしょうかね。