Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』とは、2015年製作のイギリスとアメリカのミステリ映画である。ミッチ・カリンの小説を原作とし、93歳となったシャーロック・ホームズの晩年を描く。
1947年、隠居生活を送るホームズは、認知症で記憶が薄れる中、自身を引退に追い込んだ30年前の事件の真実を記録しようと試みる。戦後の広島への旅や少年ロジャーとの交流を経て、かつて救えなかった女性への後悔と向き合う。知性の衰えや孤独を受け入れ、他者との絆に救いを見出す名探偵の姿を情感豊かに綴った人間ドラマである。

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バリー医師(演:ロジャー・アラム)

ホームズの主治医。高齢になり身体能力や記憶力が衰えたホームズの健康状態を管理しており、無理な活動を控えるよう忠告を与える。

30年前の事件の当事者

アン・ケルモット(演:ハティ・モラハン)

ホームズが最後に担当した事件の依頼主の妻。相次ぐ流産によって心に深い傷を負い、死んだ子供と対話できるという楽器「アルモニカ」の演奏に没頭するようになる。深い孤独を抱えており、尾行してきたホームズに自らの孤独を共有してほしいと願うが、その願いが叶わなかったことで悲劇的な最期を遂げる。

トーマス・ケルモット(演:パトリック・ケネディ)

ホームズに調査を依頼した夫。妻アンの不審な行動を心配し、彼女が黒魔術を操る教師に騙されているのではないかと疑い、探偵の元を訪れた。

マダム・シルマー(演:フランシス・デ・ラ・トゥーア)

アンが傾倒していた楽器「アルモニカ」の教師。彼女に死者との交信を信じ込ませていると夫トーマスから疑われていた。

日本での交流者

梅崎タミキ(ウメザワ タミキ/演:真田広之)

ホームズのファンであり、彼を日本へ招待した案内役。日本でのホームズの世話役を務めた。
自身の父がかつてイギリスに滞在した際、ホームズの忠告を受けて日本へ帰国しなかったという事実に疑念を抱いている。山椒を求めて訪日したホームズに対し、父が家族を捨てた真意を問い質す。

ホームズに馴染み深い人物

ジョン・H・ワトスン(演:コリン・スターキー)

ホームズの長年の相棒。本作の時点では既に故人。世間に知られる「名探偵ホームズ」の物語の作者であるが、ホームズが引退するきっかけとなった悲劇的な事件については、友の心を救うために事実を書き換えて発表していた。

マイクロフト・ホームズ(演:ジョン・セッションズ)

シャーロックの兄。既に故人。彼の遺品の中からワトスンが書いた「最後の事件」の小説が見つかったことが、ホームズが真実を書き残そうとする発端となった。

ハドスン夫人(演:サラ・クローデン)

ベーカー街の下宿の家主。30年前、最後の事件に打ちひしがれたホームズを深く心配し、ワトスンに助けを求めた。

劇中劇

シャーロック・ホームズ役の俳優 (演:ニコラス・ロウ)

ホームズが映画館で鑑賞した「シャーロック・ホームズの映画」の中でホームズを演じていた俳優。
なお、演じるニコラス・ロウは、1985年に映画『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』でティーンエイジャー時代のホームズを演じた経歴を持つ。

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