魔法少女なんてもういいですから。(まほいい。)のネタバレ解説・考察まとめ
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『魔法少女なんてもういいですから。』とは、双見酔が2015年から2018年まで『コミック アース・スター』で連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。スーパーからの買い物帰り、奇妙な生物に話しかけられた主人公の葉波ゆずか。不思議な生物・ミトンから魔法少女にならないかと誘われたゆずかは魔法少女になることを決意するが、変身したコスチュームは肌も露わな水着だった。従来の戦う魔法少女ものとは違った、日常もののゆるかわ魔法少女コメディになっている。
『魔法少女なんてもういいですから。』の概要
『魔法少女なんてもういいですから。』とは、双見酔がコミック配信サイト『コミック アース・スター』にて2015年3月31日から2018年6月27日にかけて連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。単行本は全3巻。略称は「まほいい。」。
テレビアニメは5分枠の短編アニメとして、第1期が2016年1月から3月まで、第2期となる『魔法少女なんてもういいですから。セカンドシーズン』が2016年10月から12月まで放送された。
スーパーからの買い物帰り、ゴミ捨て場で残飯を漁る奇妙な生物に話しかけられた主人公の葉波ゆずか(はなみ ゆずか)。不思議な生物・ミトンから魔法少女にならないかと誘われたゆずかは魔法少女になることを決意するが、変身したコスチュームは肌も露わな水着だった。従来の戦う魔法少女ものとは違った、日常ものかつコメディものの作品になっている。
『魔法少女なんてもういいですから。』のあらすじ・ストーリー
プロローグ
かつて、異世界から来たパートナーから戦う力とコスチュームを授かった魔法少女たちは、地球侵略のために襲来した侵略者と戦いを繰り広げていた。長い戦いの末、相打ち同然に侵略者を倒した魔法少女たちの勝利で戦いは終わる。
そして傷ついた魔法少女とそのパートナーたちは、世界各地へと散り散りになっていった。
ゆずかの魔法少女デビュー
スーパーからの帰り道、真面目な女子中学生である葉波ゆずか(はなみ ゆずか)は、生ゴミを漁る奇妙な生物に小動物・ミトンと遭遇する。魔法少女と離ればなれになり、元の世界へも帰ることができず、以来ゴミを漁るような惨めな生活をしていたミトンは、自身の姿を見ることができるゆずかに期待して魔法少女にならないかと勧誘する。強引で怪しいミトンの説明に現実味を感じられず、胡散臭いと感じるゆずか。しかしも好奇心に抗えず、魔法少女になることを決意する。ゆずかはミトンから授かった力で魔法少女に変身するが、魔法少女姿の自分を見て、ゆずかは羞恥のあまり魔法少女になったことを後悔した。そのコスチュームは、肌もあらわな水着だったのだ。
集まっていく魔法少女たち
ミトンはゆずかの上で同居することになる。しかしゆずかは、自身の魔法少女コスチュームが水着姿であることから人前で変身することができない。さらにせっかく手に入れた水の魔法も、平和な世界では使い道がなかった。
養っているミトンがデリカシーのない発言ばかりするためゆずかは困っていたが、親友の坂上ちや(さかがみ ちや)にも魔法少女の素質があり、ミトンの姿を視認することができることが明らかになる。そのことがわかり、ちやがゆずかの代わりにミトンにお仕置きをしてくれるようになった。
次第にゆずかの周りには、先輩魔法少女の篠木真冬(しのぎ まふゆ)やそのパートナーのポチ、かつてのミトンのパートナーだった元・魔法少女である杉林鈴子(すぎばやし すずこ)などが集まってくる。これまであまり友達がいなかったゆずかは、魔法少女同士の交友関係を得て、魔法少女の意義を見いだしていくのだった。
ミトンとの別れ
ゆずかは離れ離れになっていたミトンと鈴子の間を取り持ったり、魔法少女として定年を迎える真冬のために走り回ったり、自分なりに魔法少女として奔走する。ミトンは相変わらずデリカシーがなく、ゆずかに対して無遠慮な親友アピールをしてくるが、ゆずかもミトンとの関係を腐れ縁として自分の中で定義できるようになった。
しかしある日、ミトンが元の世界に戻れるチャンスが訪れる。突然の別れにゆずかは混乱するが、ミトンに対して一芝居を打ち、別れを告げた。
納得して異世界へ戻ったはずのミトンだったが、結局ミトンは元の世界の人々を説得する形で、ゆずかの元に戻ってきてしまった。そしてゆずかも、渋々それを受け入れたのだった。
『魔法少女なんてもういいですから。』の登場人物・キャラクター
主要人物
葉波 ゆずか(はなみ ゆずか)
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CV:藤田茜
本作の主人公。内向的で真面目な中学2年生の少女。明るい茶髪をセミロングヘアにしている。内気だが勉強や運動が得意で、料理もこなすしっかり者。その一方でドジな一面もある。
両親が家を留守にしていることが多く、物語スタート時点では親しい友達はちや以外にいなかった。魔法少女に変身すると水着にビーチサンダルを履いた姿になる。
ミトン
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CV:若井友希
ゆずかがゴミ捨て場で遭遇した奇妙な生き物。白いボールのような胴体から翼と尻尾が生えている。魔法少女の素質がない普通の人間は視認することができない。
ゆずかに対して無遠慮でデリカシーのない発言を繰り返しており、ゆずかからはセクハラだと受け取られている。
坂上 ちや(さかがみ ちや)
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CV:大森日雅
ゆずかの同級生で親友。おかっぱ頭の黒髪でクールな性格をしている。ミトンに対しては明らかな敵意を向けており、作中でもたびたび手厳しいお仕置きをする。
その他の登場人物
ゆずかの父
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目次 - Contents
- 『魔法少女なんてもういいですから。』の概要
- 『魔法少女なんてもういいですから。』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- ゆずかの魔法少女デビュー
- 集まっていく魔法少女たち
- ミトンとの別れ
- 『魔法少女なんてもういいですから。』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 葉波 ゆずか(はなみ ゆずか)
- ミトン
- 坂上 ちや(さかがみ ちや)
- その他の登場人物
- ゆずかの父
- みよこ
- 篠木 真冬(しのぎ まふゆ)
- ポチ
- 杉林 鈴子(すぎばやし すずこ)
- だいや
- おじいちゃん
- ポルタ
- ヒサマツ
- 『魔法少女なんてもういいですから。』の用語
- コスチューム
- 魔法の腕輪
- 『魔法少女なんてもういいですから。』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 悲惨な目に遭うミトン
- 作中に散りばめられたブラックジョークや小ネタ
- 『魔法少女なんてもういいですから。』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ミトンの悲惨なシーン一覧
- OP
- 改造されるミトン
- クーラーボックスとミトン
- 強そうな一面もある
- 肉が好物
- ゆずはの変身シーンでのミトン
- ゆずはの下着で遊ぶミトン
- 本作にも登場する魔法少女もの定番のマスコットキャラ
- ボーナスシーンたっぷりのアニメ
- 『魔法少女なんてもういいですから。』の主題歌・挿入歌
- 第1期OP(オープニング):アース・スター ドリーム「夢色トリドリパレード♫」
- 第2期OP(オープニング):アース・スター ドリーム「君色に染まる 〜アース・スター ドリームver.〜」