.jpg)
avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)は、2002年結成のロックバンド。2004年のEP『avengers in sci-fi』のリリース以来、幅広い音楽性と技巧を武器に、サカナクション、the telephones、キュウソネコカミなどのバンドと並び「踊れるロック」ムーブメントの中心で第一線を走っている。2009年にメジャーデビューを果たした。バンド名は「アヴェンジャーズ・イン・サイファイ」と読み、「アヴェンズ」「アベンズ」などの略称で呼ばれている。
轟音ギターと性急なドラムが駆け抜ける人気曲で、ライブで観客を狂乱させるアッパーチューンとなっている。
Universe Universe
宇宙的な広がりを感じさせる壮大なシンセサウンドと、反復する中毒性のあるリフレインが特徴的なダンスロック。彼らの「SCIENCE ROCK」のコンセプトが最もよく表れている楽曲のひとつといえる。
Delight Slight Lightspeed
疾走感のあるシンセサイザーとギターリフが織りなす、爽快でポジティブなダンス・ロックナンバー。未来に向かって軽快に突き進むような、彼らの音楽の魅力が凝縮された楽曲となっている。
Sonic Fireworks
ポップなロックナンバーでありながら、avengers in sci-fiらしい電子的なサウンドと、爽やかなバンドサウンドが絶妙に融合した楽曲。
Citizen Song
アグレッシブなシンセサイザーとギターサウンドが特徴的な、力強いメッセージ性を持ったロックナンバー。未来的なSFサウンドの中に、社会への問いかけを込めたような、彼らの楽曲の中でも特にシリアスな側面が際立つ一曲となっている。
avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)の名言・発言
木幡太郎「打ち込みじゃ出せない質感があると思ってるんですよ。今回はシンセも結構つかったけど、やっぱりシンセの音ってエッジがない。ギターの方が生々しいっていうか、空気感があるんですよね。それに、打ち込みに合わせて演奏するっていう状況が俺には信じられない(笑)。何で合うのかわからないんですよ。」
重厚かつハイセンスな楽曲を再現するために、彼らは多量の機材を使用することで知られる。ギターとベースのエフェクターが2、30個並んでいる様子、更にはマイクスタンドにはシンセサイザーやミキサーが付けられて並べられ、後ろや横にはシンセサイザーが。エフェクトやシンセを駆使したスペーシーなダンスロックを特徴としたアヴェンジャーズ・イン・サイファイの、音で隙間を埋めつくしてしまうような曲作りには非常なこだわりが感じられる。踊り狂わせることに全てを賭けたかのようなライブパフォーマンスは圧巻である。
こうして機材を多用しつつも、彼らは個々の技量を磨くことに余念がない。これについてボーカル、ギター、シンセサイザーを担当するフロントマンの木幡太郎は、2008年のインタビューで「打ち込みじゃ出せない質感があると思ってるんですよ。今回はシンセも結構つかったけど、やっぱりシンセの音ってエッジがない。ギターの方が生々しいっていうか、空気感があるんですよね。それに、打ち込みに合わせて演奏するっていう状況が俺には信じられない(笑)。何で合うのかわからないんですよ。」と語っている。
ダンスロックやクラブミュージックに寄せたバンドであれば、シンセサイザーや打ち込みに頼った演奏をしてしまいがちだが、この木幡の発言からは、生で演奏することのグルーヴの臨場感を楽しませたいというパフォーマンスへのこだわりが見える。
なお、ライブで披露する際に曲間をスムーズにするため、いかに機材のセッティングを素早く変更するかに相当の練習を繰り返すとのこと。
このインタビューの全文は、CINRAのウェブサイトで全文読むことが可能だ。
木幡:打ち込みじゃ出せない質感があると思ってるんですよ。今回はシンセも結構つかったけど、やっぱりシンセの音ってエッジがない。ギターの方が生々しいっていうか、空気感があるんですよね。それに、打ち込みに合わせて演奏するっていう状況が俺には信じられない(笑)。何で合うのかわからないんですよ。
出典: www.cinra.net
avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
At The Drive-inとR.E.M.のアルバム『New Adventures In Hi-Fi』を由来につけられたバンド名

バンド名の由来のひとつとなったR.E.M.のアルバム『New Adventures In Hi-Fi』
活動当初は、Atom Heart Mother(アトム・ハート・マザー)という旧バンド名で活動していた。
バンド名を変更する際、アメリカのポストハードコアバンド、At The Drive-in(アット・ザ・ドライブ・イン)のようにハイフンを入れたかった木幡が、アメリカのオルタナティブ・ロックバンドR.E.M.(アール・イー・エム)のアルバム「New Adventures In Hi-Fi」をもじって名付けたという。
目次 - Contents
- avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)の概要
- avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)の活動経歴
- バンドの誕生
- メジャーデビューと全国への躍進
- 活動形態の変化
- avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)のメンバー
- 木幡 太郎(こはた たろう)
- 稲見 喜彦(いなみ よしひこ)
- 長谷川 正法(はせがわ まさのり)
- avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)のディスコグラフィー
- オリジナルアルバム
- avenger strikes back
- SCIENCE ROCK
- dynamo
- Disc 4 The Seasons
- Unknown Tokyo Blues
- Dune
- avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)のライブ動画
- Sonic Fireworks
- Yang 2
- avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- Yang 2
- Universe Universe
- Delight Slight Lightspeed
- Sonic Fireworks
- Citizen Song
- avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)の名言・発言
- 木幡太郎「打ち込みじゃ出せない質感があると思ってるんですよ。今回はシンセも結構つかったけど、やっぱりシンセの音ってエッジがない。ギターの方が生々しいっていうか、空気感があるんですよね。それに、打ち込みに合わせて演奏するっていう状況が俺には信じられない(笑)。何で合うのかわからないんですよ。」
- avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- At The Drive-inとR.E.M.のアルバム『New Adventures In Hi-Fi』を由来につけられたバンド名