竹達彩奈(Ayana Taketatsu)の徹底解説まとめ

竹達彩奈(たけたつ あやな)とは、日本の女性声優、歌手である。埼玉県出身。愛らしい声質を活かし、テレビアニメ『けいおん!』の中野梓役でブレイクを果たした。以降も『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の高坂桐乃役や『五等分の花嫁』の中野二乃役など、多くの話題作でメインキャラクターを演じる。歌手としても精力的に活動し、公式ファンクラブ「あやな公国」を展開。Xのフォロワー数は140万人を超え、平成生まれの女性声優の代表格のひとりとして高い人気を誇る。

竹達彩奈(Ayana Taketatsu)の概要

竹達彩奈(たけたつ あやな)とは、日本の女性声優、歌手。埼玉県出身。公式ファンクラブは「あやな公国」。夫は同じく声優の梶裕貴。

低音から高音まで様々な役柄をこなす演技力と愛らしい声質を持ち、テレビアニメ『けいおん!』の中野梓役でブレイクした。以降も『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の高坂桐乃役、『ソードアート・オンライン』のリーファ(桐ヶ谷直葉)役、『だがしかし』の枝垂ほたる役、『五等分の花嫁』の中野二乃役など、数多くの話題作でメインキャラクターやヒロインを演じている。また、声優業のみならず歌手としても精力的に活動している。

X(旧Twitter)のフォロワー数は女性声優の中でもトップクラスの140万人以上を誇り、圧倒的な知名度と人気を集めている。そのデビュー以降の目覚ましい活躍と多方面への影響力から、平成生まれの女性声優の代表格のひとりとして挙げられることが多い。

竹達彩奈(Ayana Taketatsu)のプロフィール・人物像

本名:竹達 彩奈
愛称:あやち、あや、あやにゃん
出身地:埼玉県
生年月日:1989年6月23日
血液型:O型
身長:151cm

幼少期は比較的おとなしい子供だったが、小学生の頃からは外を駆け回る楽しさを知り、人見知りをすることもなく積極的に周囲に声をかける活発な一面を見せていた。家では初めて観たアニメ映画『天空の城ラピュタ』のビデオテープを毎日のように観て、登場人物になりきる「ひとりラピュタごっこ」などをして過ごすことが多かった。小学校高学年以降から徐々に周囲がこうしたごっこ遊びを卒業していく中でも最後までやりたがっていたという。しかし、中学時代に入ると「周囲からどう見られているか」を過剰に意識するようになり、人と接することへの恐怖から人見知りへと変わっていった。

中学生時代にアニメやゲームに集中してのめり込むようになり、オタク趣味が芽生えたことで初めて職業としての声優を意識した。きっかけとなった作品には『カードキャプターさくら』『美少女戦士セーラームーン』『Kanon』『シスター・プリンセス』などを挙げている。また、幼少期から自身の声にコンプレックスを抱き、友人からも「アニメっぽい声」と言われて自分の声を嫌いになることもあったが、これらの作品を通じて自身の声を生かせる職業として声優への志向を強めていった。特に声優の堀江由衣に強い憧れを抱いたことが大きな原動力となり、中学2年生の頃に本格的に声優養成所への入所を決意した。

当初は芸能界での顔出しの仕事を望んでいた母親や、学費への懸念から反対を受けたものの、熱意を持って説得を続け、最終的には一番のファンとして快く送り出された。中学2年生の時に日本ナレーション演技研究所の特待生オーディションに合格して入所し、14歳で養成所に通い始める。その後、附属劇団を経て15歳(中学3年生の春)の時にアイムエンタープライズへ所属となり、当時の最年少所属記録となった。事務所所属はスムーズだったものの、そこからアニメデビューを果たすまでには約3年を要しており、高校時代は学業、雑貨屋や飲食店でのアルバイト、養成所と事務所のレッスンという「4足のわらじ」を履く多忙な日々を送った。

自身の声優としての基本的なスタンスは「主役はキャラクターであり、自分は完全に裏方に徹する」というものである。一方でソロでの音楽活動においては「声優である自分だからこそできる音楽を届ける」というこだわりを持っている。また、ものづくりや作品が作られる瞬間に携わること自体が、自身の活動における大きな原動力であると語っている。

出演作の中でも、2008年にOAD版で声優デビューを果たした『kiss×sis』(住之江あこ役)と、『けいおん!』(中野梓役)には特に強い思い入れを持つ。『kiss×sis』では初の役でありながら過激なシチュエーションを演じたことで大きな衝撃を受けたが、同時に「これを経験したなら何でもできる」という自信に繋がったという。ブレイクのきっかけとなった『けいおん!』では、自身が演じるキャラクターの登場が第8話からだったにもかかわらず、それ以前の収録現場にも見学に訪れていた。さらに、同作のWebラジオ企画から派生した実際のバンド活動では、サプライズ発表のために初期段階から他のキャスト陣とともにお忍びで楽器の練習を重ねていた。なお、作中のセリフやキャラクターの愛らしさからファンの間で生まれた「あずにゃんペロペロ」というフレーズについては、竹達自身も公認して使用している。

2012年からはソロ歌手としての活動も開始した。当初は自ら希望したわけではなく、自身のキャパシティを超えているのではないかと躊躇していたが、憧れの堀江由衣の存在を引き合いに出した母親の強い後押しによって決断に至った。音楽活動に対しては初期こそ後ろ向きな気持ちがあったものの、次第に楽曲の世界観に応じて声質や歌い方を細部まで歌い分けるアプローチを確立した。アルバムごとに特定のテーマ(1stは「コアでマニアックな音楽」、2ndは「プリンセス」、3rdは「二次元」など)を掲げて制作を行い、アルバムのタイトルには一貫して音楽用語を取り入れている。

代名詞とも言える声質やルックスの「かわいらしさ」については、内面ではなく表面ばかりが強調されているように感じられ、素直に受け入れられずコンプレックスに陥っていた時期が長かった。しかし、キャリアを重ねるにつれて「求めてもらえるならば全力で頑張ろう」と思えるようになり、自身の強みとして前向きに捉えられるようになったという。

声優界の先輩である堀江由衣は、声優になる以前からライブに通い、アニメイトでCDを購入していたほど一貫して「憧れであり目標」の存在である。同じ業界に入った後も、日程が合えば一ファンとしてライブの物販の列に並ぶことがあり、純粋なファンとしての気持ちとともに技術的な勉強のためにステージを鑑賞している。2017年に開催した自身のワンマンライブでは堀江の楽曲「翼」をカバーし、ステージ上で感極まる場面も見られた。

竹達彩奈(Ayana Taketatsu)の活動経歴

声優としての出発と『けいおん!』でのブレイク

14歳(中学2年生)の時に、アイムエンタープライズ系列の日本ナレーション演技研究所の特待生オーディションに合格し入所する。その後、附属劇団である劇団ヴォアレーヴでの在籍を経て、15歳(中学3年生)の春にアイムエンタープライズへ所属した。これは当時の最年少所属記録である。

事務所所属から2か月後の2005年6月19日、アイムエンタープライズ8周年記念イベント「アイム祭」にて初仕事を経験する。その後、OAD『kiss×sis』のヒロイン・住之江あこ役に抜擢され声優としてデビューを果たした。さらに、テレビアニメ『けいおん!』の中野梓役を演じたことで、一躍その知名度を上昇させることとなった。

2010年3月6日には、第4回声優アワード授賞式において、映画やテレビアニメ『けいおん!』の劇中ミニアルバムなどで結成したユニット「放課後ティータイム」のメンバー(豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈)として歌唱賞を受賞した。

ソロ歌手デビュー

声優としての活躍と並行して地域振興イベントなどにも貢献し、2010年10月10日には出演作であるOVA『たまゆら』の舞台となった広島県竹原市の一日市長に就任した。2011年5月10日発売の『声優グランプリ』では初めて声優雑誌の表紙巻頭を飾り、同年9月26日には同じく『たまゆら』の舞台となった神奈川県横須賀市の京浜急行電鉄汐入駅の一日駅長を務めた。

2012年4月11日、ポニーキャニオンからシングル『Sinfonia! Sinfonia!!!』をリリースし、ソロ歌手としてのメジャーデビューを果たす。同月末の4月30日付でアイムエンタープライズを退所し、翌5月よりアセンブルハートへ移籍した。

2013年2月1日には、スマートフォン向け(後にPC向けも対応)にオフィシャルファンクラブ「あやちょこワンだふる」のサービスを開始した。

ユニット結成とワンマンライブの開催

2013年3月21日、声優の悠木碧とともに音楽ユニット「petit milady(プチミレディ)」を結成。同年4月7日より文化放送にてレギュラーラジオ番組『碧と彩奈のラ・プチミレディオ』の放送を開始し、5月15日にZERO-A(ユニバーサルミュージック)からアーティストデビューを果たした。

同年6月23日には、TOKYO DOME CITY HALLにて自身初となるソロ名義でのワンマンライブを開催。さらに同年8月25日には、『Animelo Summer Live 2013 -FLAG NINE-』の3日目公演に出場し、ソロ歌手として初のアニサマ出演を飾った。

2016年12月25日、岸和田市立浪切ホールにて約2年ぶりとなるワンマンライブを開催。同日、オフィシャルファンクラブを2017年4月より「あやな公国」としてリニューアルすることを発表した。その後、2017年1月1日付でアセンブルハートからリンク・プランへの移籍を報告し、同年4月11日に新ファンクラブ「あやな公国」が正式に発足した。

結婚・出産

2019年6月23日、自身の30歳の誕生日に声優の梶裕貴と結婚したことを、事務所の公式サイトおよび双方の公式Twitter(現X)を通じて発表した。2022年6月30日には第1子の妊娠を公表。同年11月3日に、無事に第1子を出産したことを報告した。
2025年4月1日、所属していたリンク・プランの声優マネジメント事業が終了。同事業がアンシェリへと引き継がれたことに伴い、所属事務所がアンシェリへと変更された。

竹達彩奈(Ayana Taketatsu)の出演作品・担当キャラクター

テレビアニメ

中野梓(なかの あずさ)/『けいおん!』

軽音部(放課後ティータイム)に最後に入部してきた、主人公・平沢唯たちの1学年下の後輩。真面目な性格ゆえに部活の緩い雰囲気に当初は戸惑うが、次第に馴染んでいく。先輩たちから「あずにゃん」の愛称で可愛がられている。竹達の知名度を不動のものとした代表作である。

高坂桐乃(こうさか きりの)/『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

容姿端麗、成績優秀でモデルもこなす完璧な女子中学生。しかし、その実態は重度のオタク趣味(特に大人向け美少女ゲーム)を隠し持つ少女。兄の京介に「人生相談」を持ちかけたことから物語が始まる。いわゆる「ツンデレ」の金字塔的なキャラクターである。

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