『朝ドラ』実在ヒロインのモデルたち…と、陰の主役たち

『あさが来た』の白岡あさをはじめ、『朝ドラ』の中には、実在の人物をモデルにしたストーリーも多々あります。そんな朝ドラヒロインのモデルをご紹介。敬称略です。

村岡花子プロフィール

本名は村岡はな。旧姓は安中。父がクリスチャンであったため幼くして洗礼を受け、「給費生」として10歳で東洋英和女学校に入学。卒業後は東洋英和女学校で英語を教えたりもした。1916年頃から童話などの執筆開始。翌年には初の本を出版し、教職を辞し東京の出版社に勤務。そこで出会った村岡儆三と結婚。その後は『王子と乞食』の翻訳をきっかけに同人文芸誌『火の鳥』の一員になるなどした。『赤毛のアン』の原書との出会いは1939年。翻訳は、第二次大戦下、こっそりと行われた。

出典: ja.wikipedia.org

一羽目冒頭から空襲のシーン。原稿に着いた火をたたき消すという、ハードな開始でした。そこから、現在の「花子」が「はな」と呼ばれていた少女時代、女学校時代等を改装する、という流れでした。故郷の甲府で驚いた時に「てー!」と叫ぶのはあながち嘘じゃありません。あそこまで大袈裟じゃないだけで。ていうか、地元に戻って先生してたわけじゃないんですね。

個人的影の主役:ブラックバーン校長。「Go to bed!」は名言ですね。蓮子様も思い切ったことしましたが、一番貫禄あったのは校長かと。それにしても、ドラマの伝助さんかわいそすぎる…。史実ではDVしてたとか聞きますが。

『あさが来た』

ヒロイン名:白岡あさ
元となった人物:広岡浅子

日本初の女子大学を作り上げた女性が主人公。

広岡浅子プロフィール

九転十起生(きゅうてんじっきせい)をペンネームとする女性実業家。またの名を「一代の女傑」。幼少期より学問に興味を持つが、「女にはそんなものいらない。琴とかお茶の勉強をしろ」と言われてきた。17歳の時、大阪でも屈指の豪商である加島屋の次男に嫁ぎ、独学で簿記、算術を身に着ける。時代が明治に移って後は夫や義弟共々店の立て直しに奔走。筑豊の炭鉱などの事業で成功を収め、加島屋を大阪でも有力な財閥に。そして、女性実業家として名を馳せ三井家からの土地の寄付、女学校調の援助もあって日本初の女子大学を創設するに至った。

出典: ja.wikipedia.org

「ピストルを炭鉱夫たちに向けて云々」も実話というか伝承に基づいてのようです。史実通りにことが運ぶにしても、どうドラマチックかつ「びっくりぽん」な展開に見せてくれるやら?

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