大江戸ファイト(Blood Warrior)のネタバレ解説・考察まとめ

『大江戸ファイト』とは、1994年にカネコより発売された業務用対戦型格闘ゲームである。本作は『富士山バスター』の続編だが、前作の江戸時代風の世界観と怪しいキャラクターを前面に押し出しながらも、実写取り込みや残虐な演出といった『モータルコンバット』に似た要素が導入されている。本作では当時としては珍しい実写取り込みの画像を採用しており、個性溢れるキャラクターが戦いを繰り広げる。クソゲーではないものの、どこか突っ込まずにはいられない「バカゲー」として注目を集めた。

プレイヤーが選択できるキャラクターもほぼ全員個性が強すぎる。頭にガンダムのようなアンテナをつけた忍者、目が死んでおり覇気が感じられない弁慶、頭がお地蔵さんの僧侶、ややぽっちゃり気味のくのいち、強すぎる河童など多種多様なキャラが選べる。肝心のゲームバランスも半分壊れており、全キャラに永久コンボが存在するなど本作のアングラっぷりに拍車をかけている。本作が店頭で稼働していた時期は短かったものの、瞬間的な人気があり、プレイヤーには大きな印象を残した。

キャラクターを演じているのはアクション俳優

『大江戸ファイト』のキャラクターは実写取り込みで作成されているが、本作に登場する実写キャラは全てジャパンアクションクラブ所属のスタントマンや本物のアクション俳優が演じている。

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