黄金の絆(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『黄金の絆』とは、2009年にジャレコが発売したWii用アクションRPG。英雄が魔王を討ち平和が訪れた10年後の世界を舞台に、英雄の息子リアンが消息を絶った父を捜す旅の中で、世界の真実を知る物語である。
著名クリエイターと4億円の予算を投じ「絆」をテーマに大々的に宣伝されたが、もっさりした動作や劣悪なテンポが不評を買った。社長自ら「クソ」と断じる異例の事態となり、2009年のクソゲーオブザイヤー次点にも選出。ゲーム内容以上にメーカーの自虐的な言動が語り草となっている。

崩壊したゲームバランス

ボスキャラ。最初に戦う時は見た目のインパクトの強さもあってテンションが上がるが、最初のボスから隠しボス(ラスボスも含めた)のほぼ全種がこんな見た目である。さすがに飽きてくるのではないだろうか。

通常の雑魚敵に混じって、同じ容姿をしたバランス崩壊レベルの強敵が突如出現するなど、極端な設定が目立つ。敵の攻撃力の調整が不十分であり、悪い意味で気の抜けない不安定な設計となっている。

低品質な演出と不親切な仕様

劣悪なプレイ環境

随所に約40秒もの長いロード時間が挟まれ、近代ゲームの水準には遠く及ばない。グラフィックや演出も前時代的で、ムービーシーンは「動く紙芝居状態」と評されている。

コスト削減

声優に専門学生のみを起用するなどクオリティを軽視した部分が目立ち、ファミ通のクロスレビューでも「17点」という厳しい評価を下された。

不適切な広報活動

ゲームの発売時に公式サイトが開設されたのだが、サイトのソース内に関係のない他社のゲーム(ドラクエ、モンハン等)を設定し、意図的に検索に引っ掛けようとしていた痕跡があった。SEO上の規約違反を行い、検索妨害を試みていたとしてこれは大きな問題となった。なお、それでこのゲームの知名度が上がったのかは謎である。

『黄金の絆』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

金のシャチホコをバックにゲームに無関係の映像がひたすら流れる謎のCM

ゲーム発売時に放送された『黄金の絆』の販促用CM。内容は意味不明の一言。金のシャチホコをバックにゲームと関係のない映像がひたすら流れるだけ。このCMに意味はあるのか。

本作の発売時に放送されたテレビCMは、「意味不明」という言葉が相応しい内容だった。プロモーションに力が入れられていたはずの本作だが、その宣伝手法は多くの視聴者を困惑させた。
実際にテレビで放映されたのは、名古屋城の「金の鯱(しゃちほこ)」のみを延々とバックに映し出し、ゲームとは全く無関係な映像がひたすら流れ続けるという異様な構成のCM。ゲーム画面や内容の紹介はほとんどなく、視聴者に作品の魅力を伝える役割を果たしていたのかは疑問である。

問題のCM。名古屋城とどう関係があったのだろうか。

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