『純喫茶ねこ』とは、杉崎ゆきるによる日本の漫画作品。大学受験に失敗し、愛猫と函館へ流れ着いた青年・錦織紺が、喫茶店を営む刀川家に拾われ住み込みバイトを始める物語だ。猫の言葉が分かり擬人化して見える紺の特異体質と、個性豊かな三兄弟や猫たちとの日常が描かれる。函館の情緒ある風景を背景に、珈琲の豆知識も織り交ぜた「ほんわかコメディ」として人気を博した。一話、二話ではなく「一杯、二杯」と数えられるエピソードを重ねるごとに、猫と人間の絆が深まる癒やしの作品である。
紺が実家から連れてきた飼い猫。首回りの毛が白く、マフラーをしているように見える。ふわふわとした毛並みが可愛らしい美猫である。
紺にとっては唯一の家族のような存在であり、彼女を立派に育て上げていたことが、紺の運命を大きく変えるきっかけとなった。
猫たち
「純喫茶ねこ」にたむろしている猫たち。貴族なねこ、お色気ねこ、美少女ねこ、中にはネコマタまで存在する。
紺の目にはそれぞれ個性が光る人間の姿として映っており、人間顔負けの豊かな感情や本音を言葉(猫語)にして発している。
『純喫茶ねこ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
「スマホが肉球で反応する」エピソードは事実
話の中で、肉球でスマホを操作するシーンが登場する。こんな所も猫好きが悶える場面である。
余談だが、肉球でスマホの画面は本当に操作できてしまうようで、実際に検証した人がいた。猫が肉球でスマホの画面をスライドしていたら、それは可愛いだろう。
猫又まで登場
動物の猫だけでなく猫又まで登場。猫又と言っても、おどろおどろしいものではなく、可愛らしい少女猫である。
喫茶店のカウンターにちょこんと座る猫又に、紺が大好物のホットミルクをあげるシーンはとても心が温まる。
珈琲豆知識のような内容もあり
話の合間には、「珈琲豆知識」のようなページがあり、珈琲のちょっとした話や淹れ方講座などが紹介されている。そのため、珈琲好きの読者も勉強になるだろう。
章の区切りが「一話」「二話」ではなく「一杯」「二杯」となっており、杯を重ねるごとに味が深まる作品である。
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